2007年6月


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夕食の準備の合間に - 2007年06月30日(土)

よい天気。
朝は買い物に行き、午後は散歩。
買い物でワインを買ったのはいいが、買い物袋に入れるときに、壜がぶつかって、一本割れてしまった。
その辺りはワインびたし...帰ってから濡れたシャツもジーンズも洗濯して、財布も乾かしている。

さっきまで夕食を作りかけたのだが、みんなはいつ帰ってくるのだろう。
昼過ぎに一回電話があって、7時頃かなぁ、と奥さんは言っていたが。
もう暫くしてから、続きを始めよう。

献立は、せっかくスイスへのゲストなのでスイス料理にしようと思う。
ゲシュネッツェルテス(子牛肉とマッシュルームのクリーム煮込み)とレシュティ(ジャガイモのお好み焼きのようなもの)ということにした。
それにアボカドと海老、チコリのサラダ、レタスとラディッシュのサラダ。
パルミジャーノレッジャーノを買ってきたので、レタスのサラダに使おうと思い、これはちょこっとイタリアン風味。


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ひとりの夜に考えていること - 2007年06月29日(金)

昨日、娘の友人が到着し、今朝早くに、奥さんが彼女達を連れてミラノに行った。
今晩は、そんなわけで、いまは一人でいる。
前からの予定であったので、夕食に何をしようかと考えていたのだが、昨夜の残り物が沢山あったので、主菜だけ作ればいい。
久しぶりに牛肉を買ってきて、シンプルなステーキにした。
塩、胡椒だけ、ミディアムで焼いて、柔らかく美味しくできました。

炊飯器に保温されていたご飯は、少し食べて、半分はおにぎりにして、残りはお皿にとっておいた。
明日のお昼に、ずっと前から冷凍されていたカレーを食べようと思う。
おにぎりは、明日の朝食かな。
残飯整理っていう感じになってきた。

明日の夕食は、帰ってくる彼女達を迎えて、さて何を料理しようか。
お魚のフリッツなどいいかなぁ。
それに、二種類くらいのサラダに。

ミラノから帰ってくるのだから、パスタはやめたほうが賢明かも。

明日は、朝に買い物に行って。
午後は、散歩にしよう。


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吊り広告 - 2007年06月28日(木)

最近のトラム内の吊り広告に「スニーカーを車内に置いておかないで」というのがあった。
その文字の下に小さく、空きペットボトルは分別収集箱へ、ということが書いてあったので、車内にごみ捨てをしないようにという啓発なのだな、と理解して、それにしても、スニーカーなんかを置いてゆく人が多いのかしらん、などと思っていた。

そうしたら、今日は「ビキニを窓から捨てないで」に替わっているではないか。
まさかビキニを窓から捨てる人は、いないだろうにと、注意深く下の文字を読んでみると、「空きペットボトルも資源です。それから新しいボトルや布地が作られます。だから分別収集箱へ捨てましょう」ということが書いてあった。
なるほど、最初の文句は、まさしくキャッチフレーズで、注目を集めるためのものだったのだと、やっと納得した。

スニーカーを置いてゆく人がいるんだなぁ、と信じていた自分がおかしい。


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麻薬 - 2007年06月27日(水)

スイスで麻薬が合法ということではないのだが。
中毒患者の社会復帰サポートということで、麻薬相談所というのがあって、そこで処方を受けることができるようだ。
その施設が、うちのすぐ近所、いつも通勤する道沿いにある。
朝早くからオープンを待っている人たちを見ることもあれば、夕方同じトラムで降りて、そこに向かう人たちもよく見かける。
概して健康そうで、元気に見える。

さて、今日は帰りのトラムを降りるときに、顔色は悪く、やせ細って、いまにも倒れそうな(実際のところ、トラムがブレーキを掛けてたときに、座席にへなへなと座り込んでいた)女性が降りていった。
薬物相談所に向かう道を、前かがみになってへろへろと歩いてゆく。
近くまでくると、小走りになって門をくぐっていった。
なんだか、相当状態が悪そうだ。

家に帰ってから、新聞を見てみると、この町の非合法コカインの使用量が憂慮されているという記事が載っていて、世界で13番め、ヨーロッパで9番目だそうだ。



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死んだ夢 - 2007年06月26日(火)

朝から雨が降っていて寒い。
最高気温は17度だそうなので、またジャケットのお世話になる。
面倒だったのでシャツは半袖のまま、オフィスではカーディガンを着ていた。
今週はずっとこんな様子との予報がでている。

自分が死ぬ夢を見た。
ところが、死んだのに、ちゃんと普通に動いている。
高いところからヘリコプターのようなもので落ちたので、身体も無事ではないはずなのだが、まるで損傷もない。
不思議なことに、ちゃんと心臓の鼓動も感じられる。
ただ、いつか死んだことがはっきりすれば、どうなってしまうのだろうと思う。

死に至る経緯、死んだ後の出来事など、切れ切れに覚えているのだが、なぜか淡々とした雰囲気だった。つまり、恐怖とか悲しみとか、強い感情がぜんぜんなかったのだ。
なんとなく懐かしさすら感じられた夢だった。


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娘のための休日 - 2007年06月25日(月)

今日は会社をお休みして雑事にあてることにした。
たまった時間外の時間を、少しでも消化するのも目的ではある。
朝食後に奥さんはドイツ語のクラスに出かけた。
その間に昨夜切れてしまった洗面所の蛍光灯を買いにでかけ、交換する。
そのころから少し雨が降り始めた。

奥さんが帰宅して、昼食を一緒に食べてから、今日の目的を果たしに出かけた。
娘の銀行口座を開くのだ。
銀行の約束の時間まで、本屋、楽器店、文房具店と、すべて娘が必要あるいは欲しいものを買いに回る。
それから、最近娘のパソコンの調子が悪く、時々起動しなくなるので、ノートパソコンを見て歩いた。
生憎、英語のOSのプレインストールがない。
雨が降ったり止んだり。

銀行で手続きを終えた。
普通口座が利率1パーセント、貯蓄口座が1.5パーセントと高率なのは、この口座が22歳までの若者のための特別な商品だから。
口座維持費無料、eバンキングも無料、カードのポイント制度、加盟店での優遇など、いろんな特典がついている。
普段には、そうそう使わないだろうけれど、例えば来月イギリスのコースに参加した時などに突然の出費が必要になったときのため。
MAESTROカードがあれば、結構世界中どこででも現金化できるし。

最後に、もう一軒ディスカウント電器店に行って、パソコンを買った。
銀行に行く前に寄った店よりも安いし、英語版のOSが選べる。
特価のを買ったが、スペックはなかなかいい(去年買ったわたしのよりも)。
内蔵スピーカーは、無茶苦茶お粗末だけれど、どうせスピーカーを繋げたいと言ってるし。
ノートだから持ち運んでいる間に、高品質スピーカーは要らないだろう。
Windows Vista なので、ちょっと古いXPの機器が繋がるかは、心配ではあるが。
帰ってから、無事に英語OSをセットアップ、アンチウィルスをインストールして、無線LANにも繋げた。
娘が、あとはデータ移行などをしている。


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美術館 - 2007年06月24日(日)

昨日、夜更かしをしたけれど、8時過ぎには起きる。
朝食を済ませてから散歩。
一旦バスで、いつもの森の反対側の町にでてから戻ってこようと思った。
バスを降りて、明るい坂道を登ってゆく。
途中の草原で、羊たちが草を食んでいる、ベルの音がかわいらしい。
この高台、車回しがあるような家が点在していて、すごい。
いつもの散歩の道にでて、最後に牧場で卵を買って帰った。

お昼は簡単にざるうどんを作って、遅くに起き出してきて、食事の時間がずれてしまった娘にも、残しておく。
それから夫婦で美術館へ。
一年間有効のミュージアムパスを更新して、ついでに展示も見て回る。
特別展はジャスパー・ジョーンズ。あんまりこういうアートは好きじゃないが。
常設展は、いつものお気に入りの作品は何度みても好きだし、それ以外のも、意外な発見があったりして楽しい。
売店でロバート・メイプルソープの写真集が安くなっていたので買う。
車にもどるついでに、通り道のカーツーン・カリカチュア美術館をざっと見て回った。


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変りやすいけれど - 2007年06月23日(土)

朝はいい天気だったのに、朝食を作っているうちに、どんどん雲ってきた。
洗い物をしてから買い物に行くときには、いつ降ってきてもよさそうな感じ。
それでも、ちゃんと往復二回の買い物を済ませた。

買い物帰りに、ポストに娘の今学期の成績表を受け取った。
TOKを落としているのは分かっているが、意外に数学が悪いではないか。
来月のイギリスでの、IB補講コースは、たまたま数学でしか取れなかったが、それでよかったというところか。(良いわけではないが)

午後に散歩するに、いつ雨が降ってくるかと思いながらなので、遠いコースは選べない。
吹きだした風に混じって冷たいしぶきが当たりだしたので、早々に切り上げて、それでもチェリーを牧場に求めてから帰った。

夕方、青空になっている。

今夜は、ここでローカルなジャズナイト。毎年恒例の行事なのだ。
ビッグバンド系とか、ブルース、ロック系とか、ある意味レトロなのだが。
いろんな(ローカルな)バンドが出演して、みんなで盛り上がる。

青空になってよかった。

今始まったところ、少しずつ音が聞こえてくるほどに、町の真ん中近くに住んでいる。
夕食の準備は済ませた。シーフードリゾットとサラダ。
食べてから出かけるか、それとも、ちょっと見て回ってから、夕食にするか。
どうしようかな。



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頭痛 - 2007年06月22日(金)

昨夜から、少しばかりの頭痛がする。
風邪の引きかけなのか。
そういえば、夕方のシャワーは冷たかった。
何を勘違いしていたのか、レバーを冷水側にしながら、ボイラーが壊れているのかしらん、と冷たい水を浴びていたのだ。
後で気づいて、温水にしたのだが、それでも、何故かいつもより熱くならなかった。

今日は、そんなこともあって、早く帰ってきた。
まぁ、どうせ超過勤務時間のカットの警告がきているから、少しでも減らしておきたいし、急ぎの仕事もなかったし。

今日は、ちゃんと暖かいシャワーを浴びて、髪も洗って。
自然乾燥で乾いてみると、なんだか鏡獅子みたい。
やっぱり、ちゃんとカットしてもらわないとだめかな。

んー、まだ、ちょっと頭痛がする。


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大雨 - 2007年06月21日(木)

朝、雨は降っていなくて、晴れとはいえないけれど、すぐ雨が降りだす様子でもない。
とりあえず傘を持ってゆくことにした。
ところが、トラムが街中に入ってから、急に空が暗くなったかと思うと、音をたてて大粒の雨が降ってきた。
油断して傘を持っていなかった人が多いようで、あちらこちらの軒下で雨宿りをしていたり、大急ぎで駆けている。
オフィスについてからも、雷は鳴るし、しばらく降り続いていた。
肌寒くて、オフィスに置いたままにしていたカーディガンがあって助かった。

夕方、もう晴れた空の下、カフェの外のテーブルで、みんな寛いでいる。


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天気 - 2007年06月20日(水)

夜中に雨が降ったみたい。
今日の昼間は晴れていたけれど、一日一回は降る。
朝から地面が濡れていて、昼間は太陽があたっていたせいか、午後にはちょっと蒸し暑いような感じになった。
明日は一日雨の予報である。

去年はもっと晴れ間が続いていたように思い、日記を読み返してみた。
あまり雨のことを書いていないから、やはり雨は少なかったのだろう。
それから、抜け毛が多いと嘆いている。
気候のせいなのか、今年はそれほどでもない。よろしい。


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異国 - 2007年06月19日(火)

日本から、同僚が来た。
夕食を一緒にして、しばらくぶりの話をした。

たまには、こんなことが、嬉しい。

そうすると、街路に面したカフェで。
目の前をトラムが走ってゆく、それが。
いつもとは違うように見える。
まるで、異国の景色のように。

そうすると、普段のわたしは、異国にいないのだろうか。

異国のわたしは、わずかに身震いでもしただろうか。

異国とは、まぁ、まるでエキゾティックな言葉で。

なんだか、さっきまで飲んでいたから、わかんないよ。

なに言ってんだろぉ。


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雨 - 2007年06月18日(月)

お昼を食べて、コーヒーを飲んでいたら、雨が降り出した。
激しく降っていて、いつ止むのかもわからない。
傘を持っていない人たちは、玄関のホールで外を見ながら、小降りになるのを待っている。
同僚と二人、さてどうしようかと相談し、売店で傘を一本買って、さして行こうということになった。
9フランちょっとの傘を同僚が買い、外に出る。
しかし、半端な降りではなくて、たちまち半身がぐっしょり濡れてしまった。
オフィスに戻ってほどなくして、雨は上がった。
後10分待っていればよかった。

先週来、毎日一回は、こんなにして雨が降る。


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料理 - 2007年06月17日(日)

昨日は昼間から酔っ払っていたけれど。
そんなに沢山は飲んでいないのだが、やはり弱くなっているのかもしれない。

朝食の後片付けをし、娘が、そのころやっと起きてきて。
わたしは、いつもの週末の散歩に出かける。
コースは、そのときの気分で適当に選びながら、たいてい一時間から一時間半の行程になるのだった。
朝から晴れて、暑いので、汗をかいてしまう。
最後に、いつもの牧場で卵を買い、今回は残念ながらチェリーはなかった。

夕食前に、そろそろ賞味期限がくるモツァレラを、オリーブオイルを垂らしたバゲットのスライスに乗せ、オリーブオイルでソテーしたニンニクの薄着薄切りをそも上に乗っけて、オーブントースターで焼いてみる。
なかなか美味しい。

夕食は。
残ったモツァレラを角切りにして、まだ堅いプラムも角切りにして、蜂蜜和えにしてみた。味見の結果は、悪くないかな。
ラディッシュの漬物、葉っぱは竹輪と薄揚げと一緒に煮びたし。
野菜のお味噌汁。
鶏肉と野菜のチリソース炒め。
お昼の残りのうどんが、まだある。

料理をしているときが、一番楽しい。


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午後 - 2007年06月16日(土)

朝からフランスへ、生で食べられるお魚を買いに行き。
ラムも買って。
午後から、友人宅へ。

握りすしを作り。
バーベキューもして。
台湾人の友人の作って持ってきてくれたビーフンも、美味しく。

日本人は、うちと、招いてくれた家族で。
英語で話しながら、だけれど
午後は、楽しかった。


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現実 - 2007年06月15日(金)

現実というのは、先送りにしている限りには、ただの仮定であっていいのだが。
さて、目の当たりにしてみると、確かに現実だと分かるのだった。

来年からのことを考えると。
今年中にしておいたほうがいいこととか。
いま、日本でできて、そのほうが便利なこととか。
考えると、なんだか、嫌になるけれど、
それが現実というか、現実的といったほうがいいのか。
考えるほどに、どこか知らない世界のことのように思ってしまったり、
思いたかったり、

いろいろ考え始めると。
もう、考えるのも止めようと思い。

まだ、考えは止まってくれないのだった。


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いちご - 2007年06月14日(木)

夕方帰宅後、いつもよりも早く空が暗くなる。
やがて激しい雨になった。
雷の音も時折混じり、ただ雹にはならなかったが。

奥さんが朝にいちご狩りをしてきたと、夕食の膳にあがった。
つやつやと赤く、とても甘い、熟した果実を取ったばかりの味わいは、さすがである。
この時期、マーケットでは、いろんな種類のベリーが売られている。
いちごは、よく特価で売られているが、味は比べようもない。

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去年の夏以来 - 2007年06月13日(水)

去年は夏の帰国時に、揃えるくらいにしか髪を切っていなかったから、
もうずいぶんと長くなった。
寝返りをうつときなど、背中の下に挟んでしまって、引っかかったりする。
外では、括っているので、暑さも平気ではあるけれど、
髪を洗う時間が長くなり、シャワーの後に暑かったりする。
このまま、冬まで切らずに過ごすすもりだけれど。

夜中に目が覚めて、右の背の肋骨の裏側辺りが、少し痛いのに気づいた。
そのまま一日たって、気がつくと、やはり違和感のようなものを感じる。
去年夏に、尿潜血の再検査を三ヵ月後に、と言われていながら、放っておいた。
痛みの位置からして腎臓だとすれば、関わりがありそうにも思える。
これも、日本で検査をするとすれば、冬になる。


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夏期講習 - 2007年06月12日(火)

イギリスでの、娘のIB夏期講習の申し込みをやっと済ました。
7月第二週の地理で取りたかったのだが、午後のオプションコースのToK(Theory of knowledge) に空きがなく断念。
第三週にも空いていないとのことで、結局第四週の数学と、午後にToK と Extend Essey のレビューコースを取ることになった。
早速、航空券の手配をした。
一ヶ月以上も前の予約なのだが、夏季の休み時のせいか、どうも割高なようだ。
空港からはバス、これもオンライン予約ができるので、明日にでもしよう。

さて、娘はちゃんと一人で行けるだろうか。
飛行機一本、バス一本なので、行けないはずはないと思うが、ちょっと心配ではある。


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驟雨 - 2007年06月11日(月)

毎日のようにに驟雨が降る。
今日は、午前中と午後に二回、そして今も雷が鳴っている。
草木にとっては、毎日の恵みの雨だろう。
土曜日の昼間に降ったときは、後が蒸し暑かった。
昨日の午後は、涼しくて。
今朝は、ちょっと寒いくらい。
今日の午後も、涼しかった。
半袖だけで出かけたけれど、やっぱり朝はジャケットくらい要りそうだ。
明日も明後日も、一時雨の予報。


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キルシュ - 2007年06月10日(日)

晴れた朝から、散歩。
少し足取りが重いのは、なぜだろう。疲れ気味なのかも。
それでも、ドイツ語会話をipodで聴きながら歩く。
牧場で、卵とキルシュ(チェリー)を買って帰った。
旬のキルシュは、ぽいぽいと口に入れて、美味しい。
一キロで7フランは、お店で買うより安いのだ。
今日は、小さい実のがキロ5フラン、軸の取れてしまったのが、キロ3.5フランなどという箱もあったけれど、上級品の7フランのを買ってしまった。
大きい粒で、甘酸っぱいのがいい。

午後にも散歩に行こうか、と思っていたのに。
雨が降ってきた。
毎度の夕立かと思うに、なかなか止まないのだった。

夕食は、高野豆腐とカタロニアの煮物、鶏肉とピーマン、玉葱の中華風炒め物、大根と葱、マッシュルームの味噌汁。
ラディシュの漬物、切干大根の煮物は、残り物。
トマト、りんご、梨、メロン。


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フェスティバル - 2007年06月09日(土)

娘の学校のフェスティバルの日。
日本ブースでは、午前は、お寿司販売、午後は漢字で名前書き。
奥さんは、朝から行ってしまい。
わたしは、買い物など済ませ、あとから参加。

お客さんからいただく名前は、なかなか難しく。
美しく、意味もいい漢字を使いと思うと、悩むことも幾たびも。

フィリップを、漢字で書くと?
不以利夫 などと、なるのだった...

アンナ 杏奈 とか、日本人でもある名前だったら簡単なんだけどね。


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初夏 - 2007年06月08日(金)

帰り、会社の建物から外に出ると、花の匂いがした。
青臭いような、鮮やかな初夏の香り。
草花の匂いではなくて、大きな木の花の匂いだった。

家にいて寛いでいると、そばまんじゅうを作っていた娘が、雨が降ってきた、と言う。
明るい空なのに、ざぁざぁと雨が降っている。
まるで細い水の柱が何本も、光りながら落ちてくるように。
沈んでゆく太陽のひかりを背景にして、滝のような流れる皮膜になって。
濡れた葉っぱも、雨に打たれてゆらゆら光る。

さっき、上のところまで書き終わっていたのだが。
なんだか、すごい雨になった。
夕日の名残だけが、まだ薄紅いのに。
と言っているうちに、雹になった。
小さい氷の塊だけれど、ばらばら音のすごいこと。

娘は喜んでいる。


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雷の鳴るなかを - 2007年06月07日(木)

雷の鳴るなかを帰ってきた。
少しづつ雨が降り出して。
今日の天気予報では、雷雨は明日にずれるはずだったのに。
ただ、雷も雨も、ほんのつかの間のことだった。
今では、もう鳥のさえずりが聞こえている。


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オークション - 2007年06月06日(水)

娘がオークションで、欲しい本に入札していた。
絶版、再版予定なしで、アマゾンで見ると古書で1万4千以上の値がついている。
ネットで探してみるものの、どこも品切れなのだ。
そこで、オークションで探すということにしたようだ。
同じものが昨日は、7750円で落札されていて、娘はそちらにも最初は入札していたのだが、後の一本に絞り、やはり同じ人がどちらにも参加している。

娘の学校の時間に、入札が終了するので、と、頼まれて最後の瞬間を見ることになった。
まぁ、仕事中なのだけれど、少しぐらいは...
知らなかったのだが、自動入札なる便利な機能があって、自分のつけた最高値を入れておけば、他の人の入札に対して、限度額まで自動的に対抗入札してくれるらしい。
結果、途中で値を引き上げられたものの、無事に落札。
昨日のものと同じ、7550円だった。
これが安いのかといえば、興味のない者にとっては、無駄使いなのだが。
とりあえず、昨日と同じ値段となれば、これが今の相場と思えば、よしとするべしということだろう。


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サマースクール - 2007年06月05日(火)

毎年行っている娘のサマースクールは、今年は申し込んでいない。
この夏休みは、来年のIBと美術学校の準備の勉強ということで、その関係のサマースクールに行くということなのだが。
未だに、それも申し込んでいない。
アートコースはイタリア、スコットランドなどの学校の説明書を集めたり、IBについてはロンドンのコースが学校から推薦されているのだが、どちらも、既に定員一杯になっている科目もある。
今に至って、娘は日本の美術コースなどと言い出した。
早くしないと、飛行機代も高くなるし、あまり日本には行って欲しくないにが本音ではある。
どうせなら、イギリスにでも、と思う。

今週のうちには、なんとか決めさせなければ、と思っているのだが。
それにしても、どことも決められずに、煮え切らないままにぐずぐずしている。


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また暖かい日々 - 2007年06月04日(月)

また暖かい日々が帰ってきた。
暑すぎずに、このくらいが丁度いい。
夕方、少し雨がちらつきかけたけれど、今はいい天気。
この天気も木曜日まで。
金曜日と土曜日は雷雨の予報がでている。
梅雨ではないけれど、時には雨も降る。

外に吊るしてある、小鳥用の餌籠から、こぼれ落ちた種が芽を出している。
ひまわりも双葉が大きくなっていた。
芝生が伸びてきているので、もうすぐ刈られてしまい、せっかくの芽も一緒に刈られてしまいそうだと思っていた。
案の定、今日刈られてしまっていた。
芝生ではなく、壁際の石の間から伸びているのは、助かった。
花が咲くのが楽しみ。


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週末は - 2007年06月03日(日)

週末だけは、楽しい。
朝は、散歩しながら卵を買い、牧場のチェリーを買って帰った。
午後は、川の方でフェストがあるというので行ってみた。
女の子が、花が当たるという籤を売ってきたので、一個買い。
外れた(笑)

夕食、豚肉のピカタ、ほうれん草とマッシュルームのソテー、ほうれん草と人参、炒り卵を酢醤油で。ラディッシュとキャベツを即席漬け。
果物は、トマト、りんご、オレンジ、いちご、チェリー。


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旬 - 2007年06月02日(土)

日本の料理の本を読んでいたら、蕗などがあって。
そういえば、蕗を炊いたりしていないなぁ、と思った。
独活とか、芹とか、懐かしい。

ここでの旬の野菜といえば、ホワイトアスパラだろうか。
リュバーブも売っているが、まだ買ったことがない。
ホワイトアスパラは、旬でも結構高い。
今日買ってきたのは、キロ14フランで、6本買って日本円で600円くらい。
オランディーズという卵を使ったソースで食べるのがポピュラーらしいのだが、市販されているのはしつこいので、うちでは、バターレモンソースを作ったりしたけれど、塩茹での、そのままで美味しい。
剥いた皮と一緒に、しばらく茹でるだけ。
素材の旨みだけで十分です。

ラディッシュも、今のお気に入り。
今日は、葉っぱが元気で、大きな実のついている(10個あった)のが一束一フランと50セント。
葉っぱは炒め物にして、実はきゅうりと茹でて裂いた鶏ささみと、酢醤油胡麻油。まだ、残っている実は、即席漬けにしよう。


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週末 - 2007年06月01日(金)

いくつかの夢を反芻するうちに、朝になる。
小雨の中を会社に行った。

金曜日は、朝のドイツ語会話クラス、いつもながらに聞き役一辺倒なのが、自分でも情けない。
今日の話題は、イギリスのテレビ放送の話から、兵役の話へと。
ドイツ語の先生は旧東ドイツの出身、兵役では通信手だったようで、モールス信号の話などをする。
話の発端は、つまりイギリスのテレビドラマ、Inspector Morse。
Morse とは、つまりモールス信号のモールスと同じ綴りなのである。

このところ、仕事は忙しいけれど、今日は早めに帰った。
残業などというのは、ないのだが、シフトで遅くなったり、いつも早い時間にオフィスに出たりと、少しづつ溜まってゆくオーバータイムを、少し減らさないと、いずれにしても、年に一回、リセットされてしまう。
残業費などとお金ではもどってこないので、休暇とかの時間に戻すしかないのだが、ここスイスにいてすら、そもそもの有給休暇を消化していない。
連続休暇の度に、一日二日を、オーバータイムから消化をしても追いつかない。おまけに、有給休暇が残ってしまう。
年に、1週間の休暇何回かと、3週間くらいの帰国休暇を取っても、そんなもの。

で、早く帰れそうだと見切りをつけると、さっさと帰ったほうがいい。
ぐずぐずしていると、メールが入ってしまったりして、対応をしているうちに時間がたってしまうから。