2007年2月


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まだ、疲れている - 2007年02月28日(水)

昨夜は早くベッドに入ったのだが。
疲労感と、それに加えてお腹が苦しくて、何度も起きる。
当然のことながら、夢も迷宮をさまようようなもの。
ようやく朝を迎えた。

一人でスープだけの朝食を済ませ。
いずれにしても、家族には昨夜の残り物がある。

午前中に、スイス国鉄の半額パスの有効期限を更新に、駅まで出かけた。
ウェブでもできるのだが、REKAという金券を使いたかった。
割引価格で会社から買えるので、お得なのだ。
ついでに入った駅の家電ショップで、安売りのメモリスティックと、ジョルディ・サヴァールのCDを見つけて買ってきた。

一旦、家に帰ってから、昨日のドイツの旅行社にチケットを買いに行く。
ところが、同じ日の同じ時間のフライトが、既に値段は100ユーロ近く上がっている。
航空会社直接のオンライン予約の価格も上がっているので、仕方がない。まだ、それよりも安いのだ。
予約をして帰った。

今日も、昨日よりはましだけれど、夜になると疲れ果てている。
今晩も、和食にした。いわしの生姜煮など。
早い夕食を終わって、まっだ7時前だけれど、日記を書いたら寝よう。


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重い - 2007年02月27日(火)

午前中に町に出かけて、明日日本に帰国する同僚に会う。
貸していた本を返してもらい、昼食を一緒にした。
メニューにしたのが失敗だったのか、美味しくはあったのだが、胃にもたれている。

その後、奥さんと合流してドイツへ。
イースターの前に一週間の休みを取っていて、ギリシアに行こうという予定で、航空券の値段を訊きに旅行会社を回ってみた。
一軒、直接航空会社のWEB予約よりも安いところを見つけた。
明日もう一度行って予約しようか思案中。

夕食は和食。
アジの開きを焼き、豆腐とわかめの味噌汁、根菜の煮物、ほうれん草のお浸し、漬物。

それでも身体が重い。
夕食後に体重を量ったら49キロ。
お腹も張っていて、お昼をサラダにするべきだったと思う。


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長い旅 - 2007年02月26日(月)

とても長い旅だったように、身体が重い。
旅の間に、ひとつ年もとり、すっかり老いたようなもの。

金曜日、日がもう変わろうとする時間に家を出て駅に向かう最終のトラムに乗った。
寝台車は、予約の車両は、もう既に他の人が眠っているからと、別の車両の6人一室を、うちの家族で使っていいと、いうことになった。
午前一時過ぎに出発、到着は7時前。
あまり眠れるわけではない。
ホテルに荷物を預け、朝食をカフェで食べて、まだ学校のオープンハウスには時間がある。
ルーブル美術館に寄って、美術館パスの二日用を買い、まずは一時間ほど見て回る。ほんの一部だけ。
午前中に、学校の説明を聞く。
小さいけれど、専門的な課程。応募者も、いかにも美術系の専門を目指してるみたい。
長髪を黒いサテンのリボンで結んでいた男性。服飾デザイン課程志望らしく、しきりに質問をしていた。

その日は、オランジュリを見る。モネの睡蓮が周囲の壁を取り巻いている二部屋は、ここの目玉といっていいのだろうが、展示もすごい。

翌日は、オルセー、ギュスターヴ・モロー、ロダン、ルーブル、ポンピドーセンターと、美術館巡り。
足が棒のようになるとは、このこと。
やっと夕食になったのが、7時半ごろ。
なにも、特別なことはないけれど、誕生日のお祝いと、ワインで乾杯。
覚えてはいてくれた、ということ。

11時前の夜行列車で帰ってきた。
iPodを車内に忘れてきてしまったのに気づき、駅に電話。
なんてこと...

小一時間ほど眠ってから、朝ご飯作ったり、ごみの整理、買い物など。
家族は昼の一時まで起きてこなかった。
雨勝ちなので、ファスナハトのパレードには行かなかった。
夕食は、スペアリブ(回鍋肉に使う肉の骨のつきの所)、回鍋肉、スープビーフン、ほうれん草お浸し。
なんだか、まだまだ長い旅の途中みたい。


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パリへ - 2007年02月23日(金)

明日の朝から、パリの美術学校のオープンハウス。
娘が行きたいというので、ついでにみんなでパリ見物に行くことになった。
今晩の夜行列車で、朝にパリ着。
オープンハウスは個人面談もあって、10時半から午後の2時半頃までなので、学校に送り届けてからは、しばらく奥さんと、どこか見て回っているだろう。
明日はパリで一泊して、日曜日の夜行で帰ってくる。
パリでの予定は、美術館と教会巡り。
オランジュリーが去年オープンしたので、これだけは外せない。
奥さんの予定を聞いていると、気が遠くなりそうに、あっちもこっちもだ。
その中では、ギュスターヴ・モロー美術館は、二十年ぶりに、もう一度訪れたいところ。

行き帰りは、6人部屋のクシェット。
寝るだけなんだけど、窮屈かも。


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混みあう - 2007年02月22日(木)

朝のトラムが、珍しく混んでいた。
座れないなんてめったにないことだ。
しかも、スイス国鉄駅まで席が空かなかった。
一本前の列車が遅れていたのかもしれない。

朝が朝なら、夕方もいつもになく混んでいた。
街中では立っている人で通路が埋まり、家の近くになるまで続いた。
これもめったにないことだ。

いくら来週の月曜日がファスナハトだといっても、今日混みあう理由がない。
たまたまだったんだろう。
それにしても珍しい。


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学費 - 2007年02月21日(水)

娘が行きたいイギリスの大学を調べてきて、EUもしいくはスイスに三年以上住んでいたら学費が安くなるという。
しかし、先日の学校で行われた大学の説明会では、それはEUもしくはスイス国籍であるという条件がついていたはず。
それを指摘すると、それは不公平だと娘は憤っている。
一番学費の安いのはイギリス国民で、外国人はもっとも高くて、三倍以上になる。
学費の心配をしてくれるのはいいが、勉強をがんばって奨学金をとるなりして欲しいと、娘には言う。
さて、そもそもその時にヨーロッパで働いていられたらいいのだが。


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春のような - 2007年02月20日(火)

穏かな一日は、まるで春のよう。
今年は四年前のように、早くから暖かくなるのだろうか。
そうすると、夏の暑さが気にかかる。
記録的な暑さの更新だけは勘弁してほしい。

一月の初めから更新んい出している滞在許可証が、まだ戻ってこない。
コピーは持っているのだが、有効期限は今月末。
普段提示を求められることはないのだが、たまに国境で求められることがある。
更新しないと、そのときに面倒かもしれない。
コピーを見せて、更新手続き中だと言うしかないだろう。
今週に戻ってこなかったら、来週の休暇中には、国境を越えないほうがいいだろうか。

日曜日の日記。
お皿を数えるのは、お菊さんだった。


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霧の朝 - 2007年02月19日(月)

気分すぐれないまま会社にでかける。
霧の中。
日本から出張中の友人と、町中のトラム停で待ち合わせ。
今回は予定がつまっていて、一緒に食事の時間も取れないと、お土産だけでも渡してくれると。
お土産を受け取って、トラムが来るまで数分話して、別れた。
秋にでも休暇をとって来るという。

朝の霧と打って変わって、昼間は青空になった。
遅いシフトで、今日はちゃんと定刻にトラムがやってきて、最短時間で、無事にバスで帰れた。


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お皿 - 2007年02月18日(日)

疲れている。
お皿を割ってしまった。
まるで、お岩さんではないか。


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春へ、また一歩 - 2007年02月17日(土)

午後に、わが町のファスナハトのパレードを見に、外に出た。
昼食のあとに、早めに散歩に出かけて、帰り道には、すでに三々五々と集まりつつある人々を見たのだ。
子供達は、お姫様の衣装だったり、ライオンだったり、ねずみだったり、ぴかちゅうだったり。
さて、大人だってパレードの参加者は、ゴリラであったり、中世の王様だったりするわけで。
伝統的なピッコロと太鼓の音。
チャカポコした高い音と、お腹に響く低音のGUGGEミュージックのバンド。
コンフェッティを撒き散らし。
ミモザ、オレンジ、キャンディ、ねぎ??まで。
このリズムで、からだも嬉しくなる。
そうして、春になるのね。


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春を迎える - 2007年02月16日(金)

明日は、この町のローカルなファスナハトのパレード。
木曜日には学童のファスナハトがあって、すでに通りをコンフェッティが彩っている。
明日の午後には、トラムも走る通りが封鎖されて、家からの車も出せない。
毎年恒例のこと、また見物に行くだろう。
キャンディ、オレンジなどを貰うのも一興であるが。
本当は、ミモザが欲しい。
去年だったか、パイナップルを投げてもらったけど、受け取るのが怖いよ。
ピッコロと太鼓の伝統的な音、金管とドラムスのボリュームのある音も。
色とりどりのコンフェッティの紙吹雪も。
これが春を迎える儀式だと感じる。

花よりも、前にね。


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ミーティング - 2007年02月15日(木)

今日は昼食におにぎりを持参。
お昼の間に、各自サンドウィッチなどを用意しての、ミーティングなのだった。

午後には2時間のプレゼンテーション。
前年度の会社業績などの話なのだが、うちの部署のリストラ(とは言わないが)の話が、主な内容。
わたしの所属するグループも、今年中には、なくなるかもしれないと、重い気分になる。

夜には、学校で大学進学の説明会。
主にはイギリスとアメリカの大学の入学システムの説明、少しスイスの大学のことも。
毎年やっている説明会で、去年にも参加していたので、ほぼ同じ内容だった。
それにしても、その頃、ここにいることができるのだろうか。

ミーティングばっかりで、疲れた。


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春一番 - 2007年02月14日(水)

朝夕と風邪薬を飲んでいる。
夜は寝つきはいいのだが、やはり二回ほどは目覚める。
その時には夢と現実の区別がよくつかないのだが、妙にリアルなのだ。
考えてみれば、仕事の夢を見るようになったからか。
あまりい楽しくない。

今日も雨が降ったり、止んだり。
日本では、すでに春一番が吹いたそうだ。
ヨーロッパを襲った先日の大風は、さしずめ春一番だったのだろうか。
とはいえ、山の上では雪になっているようだ。


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待っても - 2007年02月13日(火)

帰りの遅い日。
いつもの乗り換えの駅にトラムは定刻に来そうにない。
定刻になり見切りをつけた。
電光表示板の到着までの時間は、後二分を示している。
一駅を歩いて戻り、通常のルートのトラムを待ち、帰った。
7分遅いことになる。

娘が夕方電話をかけてきた。
家の鍵を持たずに学校に行き、奥さんがまだ帰っていず、家に入れないとのこと。
わたしも今日は遅くなるから、どうしようもない。
30分ほどで入れたようだ。

今日は、暖かかったから、多少待っても平気。。


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すぐれない - 2007年02月12日(月)

朝にも、まだ身体が重い。
眠れることは眠れたのだが。
どうも風邪が、ちゃんと直っていないのだろう。
昨夜以来、今度は鼻水が止まらない。

お昼ごろ、また風混じりの雨、かなり強かった。
気温は、10度を超えていたようだ。

天気と一緒で、なんとも気分はすぐれない。
今日も風邪薬を飲んで寝よう。


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風と雨 - 2007年02月11日(日)

昨夜は、お呼ばれ。
その日本人家族も、もう日本に帰国するので、お別れパーティだった。
うちの娘と、そこの娘さんとは、学年は違うものの、漫画という共通の趣味で仲がいいのだ。
海外赴任家庭ということで、仕方がないのだが、毎年のように別れがある。

三家族が揃い、6時から始まった食事は、なんと一時過ぎまで。
ワインが豪華だったこと。
モエ・エ・シャンドン、ヴーヴ・クリコと二種類のシャンパンにい始まり、白がモンラッシェ、赤がシャトー・マルゴーが二種類、サンテミリオンを持って行って、それも開けたのだが、とてもかなわない。
その後は、日本酒で久保田と八海山の大吟醸。
多分最後はソーテルヌ(記憶がない。奥さんがSで始まる名前の甘いワインだったというので)。
ただの酒飲みか。

今日は、やっぱり身体が重かった。
夜中から、風交じりの雨。午前中も、降ったり止んだり。
午後に晴れ間がでたので、散歩に行く。
夕方から、また風、雨。
料理は、ちゃんと三食。


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tot mude - 2007年02月09日(金)

やっと一週間が終わったという感じ。
仕事は結構忙しかったし、後半の体調不良も含めて、疲れた。
それよりも、これは違うぞ、という要求に対して格闘して、疲れ果てたというのが、本音か。
最後の最後のメールまでも。

タイトル、 tot mude(uはウムラウトつき)は、先日ドイツ語会話教材で聞こえた言葉。死ぬほど疲れたと理解した。
テキストがないので、本当はどう言っていたのか、わからない。


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風邪だろう - 2007年02月08日(木)

昨夜、少し熱っぽくもあり、風邪薬を飲んで早めに寝たのだが。
咳と鼻づまりで息苦しく、寒気がしたかと思えば汗ばみ。
悶々としている間にも時がすぎて行くのだった。
浅い眠りが、何度もあったのだろう。
夢ともいえず、ただ考えがぐるぐる回っているような中、朝を迎えた。

咳は続き、身体は重く。
早く帰宅した。

今日は、ちゃんと眠りたい。


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過保護 - 2007年02月07日(水)

昼ごろから雨模様。
今日の夜も遅い日のコース。
トラムが早く着いて、少しバスを待った。
いつもよりバスに乗る人が多い。雨のせいか。
道端に、まだ雪が残っているところがあった。

朝からのどがいがらっぽくて、空咳になる。
風邪のひき初めだろうか。

夕食時、娘がパリの美術学校のオープンハウスに、一人で行くという。
朝の説明会にい間に合うには、夜行列車になるだろう。
ややこしいパリの地下鉄乗り換え、治安など、なんだか心配で、奥さんが一緒に行こうか、という。
とりあえず、自分で列車の時間、乗り換え経路などを調べてみたら、と示唆する。そうすれば、自分一人でも行けるだろう。
過保護かしらん、と思いつつ、心配ではある。


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温暖化 - 2007年02月06日(火)

昨夜の雨は、そのまま朝まで続いていた。
小雨ながら、日中も雨。
気温は、また少しあがって3度から7度。
この前までの氷点下の日々が嘘のように思える。
それにしても、奇妙な暖かい冬になった。
先日のスキーで見上げた山肌に、氷河が半ば引っかかっているように見えた。あれは、春になったら、きっと落ちてくるに違いない、と話し合った。
温暖化というのは、ゆっくりと進行していると思っていたのに、既にかくも身近な事象になっているのだろうか、と考えると恐ろしい。


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娘の誕生日 - 2007年02月05日(月)

娘の誕生日。
夕食は、鮭のソテー、トルテローニと茸のクリームソース、玉葱のスープ、サラダ。
アルザスのChristine Ferber のタルト。日本でも有名なお店らしい。とてもこじんまりとした店だけど。

わたしからは、Crabtree & Evelyn のオードパルファムをプレゼント。
わたしの持っているEvelyn Rose とかぶらないようにして、Lily of the Valley を選ぶ。
ここの香りは、どれもとても上品なので気に入っている。
娘にも、気にいってもらえたのでよかった。
ついでに、奥さんにも評判がいい。

お祝いだからと理由をつけて、ワインをいただく。


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春へと - 2007年02月04日(日)

昨夜スキーの後は、一緒に行った家族と、家で夕飯を一緒に。
一家族は、この春に日本に帰国するので、急遽お別れ会の開催となったのだ。
しかし、当然準備もなにもない。
帰路の車中から、娘に電話をして、室内を片付けて、何でもいいから作って、と頼んだ。
途中のサービスエリアの店で、チーズなどを買う。
缶詰やパックのお惣菜、焼くだけのピザなどお、それぞれの持ち寄りで、手の掛かった料理はないけれど、それでも結構豪華な夕食になった。
娘は、チーズとナッツ、クラッカーのオードブルとサラダ、シフォンケーキを作ってくれていた。
沢山飲んで、昨夜の日記は、もうあれ以上書く気力がなかった。

今日は、朝8時前に起きて、いつもののんびりした一日。
午後に散歩に出かけると、青い空に、とげとげしさのない空気。
すでに春に差し掛かったようだ。
途中の農場の無人販売所で卵を買って帰る。


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雪 - 2007年02月03日(土)

朝、暗いうちに、グルント駅前に到着。
日本からの知り合に逢い。

明るい北壁を、見上げ。

雪は、少なかった。

滑るのは、なんとか。


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ばたばた - 2007年02月02日(金)

夕方、緊急だという仕事が舞い込み、ばたばたする。
今日は遅番をしないといけないのだが、それよりも遅くまでかかってしまうかと思った。
なんとか、時間内に終えることができて、いつもの経路で無事に帰宅した。

明日は、早朝5時に待ち合わせでスキーに。
帰宅してからも、準備をして、髪も洗って。
ようやく夕食を食べて。
まぁ、ビールを飲んでもいいか、平日だけれど。

食器も洗い終えて、日記を書きながら、髪を乾かしながら。
やっと、心持ちをゆったりとできた。


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ケーキ - 2007年02月01日(木)

ドイツ語のレッスンは、コーヒーとクロワッサン(こちらではギプフェリという)などを食べながらの雑談なのだが、明日はわたしが何か食べるものを持ってゆく順番になっている。
明日の朝、途中で買って行ってもいいのだが、今日のうちに用意してしまうかと思った。
それで、どうせならケーキを焼こう、と思い立つ。
とはいえ、実は出来合いのケーキミックスを使うのだが。
以前にも一度、お客さんのあったときに焼いたのだが、なかなか美味しかったのだ。
生のミックス生地がパックされていて、型に流し込んで、焼いておしまい。
帰宅して夕食前にオーブンに放り込んで、夕食のできる頃には焼きあがっていた。
明朝は、レモンケーキを食べながら、ドイツ語会話。