2006年11月


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細々した故障 - 2006年11月30日(木)

しばらく前から、右上の犬歯んお奥のあたりの歯が、不快な感覚がしていた。
昨夜から物を噛むときに、少し痛んだりする。
鏡で見ると歯と歯の間の歯茎に、黒っぽい小さなものがある。
徹底的に歯を磨いたら、ゴマのような種が挟まっていたようだ。
そんなものが挟まるということは、歯茎が弱くなって、歯の間に隙間ができてきたということだろうか。

昨夜の指のけがが、少し腫れている。
この前からの湿疹も、相変わらず痒い。

大きな怪我や病気はないけれど、細々した故障も、気になるものだ。

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踏んだり蹴ったり - 2006年11月29日(水)

夜は会社のチームイベントに行ってきた。
最近の組織の変更で、新しいチームに所属して、チームビルディングも兼ねてという趣旨なので、参加したのだが。
ボーリング...最後にやったのはいつだったか、20年以上前だったのは間違いない。しかも、それ以前だって、そんなにやったことはないのだった。
結果、最初のスコアが41、次が60いくつかだったか。

夕食は、ゲームの間に、ハムの盛り合わせっだったので、食べられず。
トマトとピクルスとパンだけを食べる。

二ゲームを終わって、他のグループが、まだ続いているので、一人先にお暇した。
近くに家方面へのバス停があるのに、クリスマスマーケットがあって、運行路線が変更になっているみたい。
近くの交通整理の人に訊いたら、バスは通らないからトラムで一旦街にでないといけないという。
トラムまで時間があるので、少し離れたクリスマスマーケット圏外のバス停を目指して歩いてみたら、そこにたどり着くまでに通り過ぎて行ってしまった。
結局トラムで帰り、30分くらいのロスになってしまった。

乗り換えの時に、折りたたみ傘をたたもうとして、指を切ってしまった。

ある意味、踏んだり蹴ったり、だったのか。


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湿疹 - 2006年11月28日(火)

湿疹なのか、2,3週間前から、左胸の下あたりに、2センチくらい赤くなって痒い。
こういうのが以前から、胸の脇とか、肩のあたりとか、できることがある。
しばらくすると、いつの間にか消えているのだが。
体の中の状態と関係があるのだろうか、と考えたりすると、少し気になったりもする。
そういえば、結局尿の再検査には、行っていない。

平日アルコールを飲まないものの、土日には記憶が飛んでいたりする。
体重が減って、アルコール耐性が弱くなったかもしれない。
食生活も、以前より変わっているので、体質も変化してきているのかもしれない。

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暖かい - 2006年11月27日(月)

クリスマスマーケットが始まったというのに、まだ気温は10度を超えている

それはそれで過ごしやすいのだが、なんとなく雰囲気があっていないような気がする。
牧場は、まだ緑だったし、近所の山桜が咲いていた。
さすがに林は葉の落ちた木々の間から向こうが透けていたのだが。
今週後半からは、それでも寒くなるようだ。

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散歩 - 2006年11月26日(日)

秋の道は、いつまでも歩いていたいような気がする。
午後の散歩は、ちょっと思い立って、まずはトラムに乗って、娘の学校のある駅から始めることにした。

丘のほうに向かって行き、しばらくしたら森に出会う。
道の分岐で辿ってみると、なんのことはない。
昨日辿った道だったのだ。

だから今日は、途中から、まだ行ったことのない道を選んだ。
ぐるりと大回りで、知った道にでるはず。

歩いている間。
考えていることも、大雑把で。
考えているのか、考えられているのか。

自分の歩調だけを、数えて。
はたはた、と歩いていた。


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わたしは - 2006年11月25日(土)

わたしは。
と、書き始めて。
なんだろう。

どう、わたしを。
綴ろうか。

なんでも
よかった

わたしの

切れ端
だった

ひたひた

帰れなくなった


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再び 灼熱の屋上 - 2006年11月24日(金)

全部見終わって。
やっぱり、いい映画だった。
というか、好きな映画だった。

なぜこの映画が気になっていたかというのは、DVとかセクシャルハラスメントとか、女性差別とか、それらに対する女性たちの鬱憤の発現が、爽快に描かれているからだった。

女性たちと気持ちを同じくして屋上に立て篭っていたユミさんという、トランスジェンダーの登場人物がいたのが、実は一番の理由かも。

ユミさんが女性として認められて、その場面から。
しばらく、涙がとまらないのだった。


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平穏な毎日 - 2006年11月23日(木)

先のことを思い悩む。
かといえば、過ぎたことにこだわって考え込む。
とはいえ毎日を過ごすには、考えてばかりもいられない。

心持がすっきりとはいかないけれど。
それでも、なにやかやと平穏な毎日だろううか。

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灼熱の屋上 - 2006年11月22日(水)

日本のAMAZONに注文していた国書刊行会のセリーヌの作品二巻、それと韓国ドラマスターLIVEというDVDの付録付きの雑誌が、昨日届いた。
エコノミー便で頼んでいたので、ひと月はかかる予定だったのが、一週間で届いた。この速さはエクスプレス便のものなのだが、注文明細も請求もエコノミー運賃なので、嬉しい手違いだったのか。
さて雑誌は、DVDがお目当てで、本体は(やっぱり)見るところがなかった。
DVDの内容は「灼熱の屋上」という邦題で、かつて日本のテレビで放映されたことのある韓国映画。
一度見たきりで、もう一度見たいとビデオを探して、韓国の同僚にも頼んでみたりしたのだが、ずっと見つからなかったのだ。
それが、たまたま雑誌の付録についていると、ネットの映画紹介で見つけ、取り寄せた次第。
昨夜、早速途中まで見た。で、今日も後から続きを見る。
久しぶりに聞く韓国語の響きもいいし、映画も楽しませてくれる。
気になっていたトランスジェンダーの歌手のユミさんも、とってもきれい。

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電波時計 - 2006年11月21日(火)

日本から持ってきたものに、電波時計がある。
毎時鳥のさえずりで時を知らせるのだ。
日本で買ったものであり、ヨーロッパでは電波時計としては用をなさない。
手動で時間を合わせて使っている。
ただ、どう設定が狂ったのか、夜中にも時を告げるようになり、音をずっと止めていたのだが、最近音量を小さくして、また時報を鳴らすようにした。
うちの文鳥たちが、どんな反応を示すか興味津々だったのが動機だった。
その文鳥たちは、どうもあまり関心を示さないのだったが。
その代わり、娘がピアノを弾きだすと、声高に囀るのだ。
時計のほうは、いまも夜中にも、ひっそりと囀っている。

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暖秋 - 2006年11月20日(月)

昨日の風、夕方の雨で、秋化粧の木々の葉は、あらかた落ちてしまった。
それにしても、暖かい日が続いている。
今日は5度から10度なのだが、今週後半は10度から13度などという予報。
今夜も雨が降って、天気はあまりよくないけれど。
からりと晴れると、かえって朝が冷え込むのだろうが。

今日は、それでも車のタイヤを冬用に交換した。

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秋の色 - 2006年11月19日(日)

姪は朝から帰るのだと。
7時から起きて朝食を作った。
朝食の後、奥さんが駅まで送っていった。

朝焼けがきれいだったのに、いつのまにか曇り空。
午後の散歩には、少し雨がちらついた。
森はすっかり秋の色をしている。
ふっくらと積もった落ち葉を踏んで歩いた。

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酔う - 2006年11月18日(土)

昨夜は、お客さんあり。
お刺身、鉄板焼きと豪華に。
ワインは、一人で飲むにはもったいないのをあけた。
酔ってしまって。
気づいたらベッドの上で、朝を迎えていた。

朝は7時に起きた。
朝ご飯を作って。

お昼はそうめん。
散歩。
木々はすっかり秋化粧していて。
色に酔っていた。

夜は、タイのレッドカレー、トムヤムクン、サラダ。
飲みつつ作って。
また、ワインに酔っている。

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夢の話 - 2006年11月16日(木)

それは、とても広いプールだった。
水路があり、ダムにせき止められたような池があった。
沢山の人が泳いでいた。
端っこから水にはいって、泳いでみた。
温水は暖かかったけれど、深くて足は届かない。
帰ったら、大きな広間が、人であふれていた。
着替えたかったけれど、人がいっぱいで裸になれない。
人が見ていないところで、なんとか濡れた服を脱ぎたいと思った。

夜の町の中を走っていた。
それは建物の上階の狭い足場。
屋根と屋根の間の狭い通路を過ぎて、いくつもの窓を見下ろしてゆく。
暖かい色の明かりが見える。
やがて通路が途切れた。
すぐ真下に塩ビのパイプの枠があって、鉄のパイプにつながって、塔のようになっている。
そこに飛び移ったら、向こうにゆける。
けれども、手は届かないし、飛び移ったら、塩ビのパイプがたわんで、振り落とされてしまいそうだ。

飛び移った瞬間に、思ったとおり塔が大きくたわんで、振り落とされてしまった、と夢想し。

目を覚ました。

そうでなかったら、夢の中で死んでいたかもしれない。

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来客あり - 2006年11月15日(水)

ドイツ短期留学中の姪の訪問。
明日からだと思っていたのだけれど。
今朝メールを受け取って、どうも奥さんへのメールが、うまく届いていなかったみたい。

夕方到着して夕ご飯。
平日だけれども、お客さん有りと理由をつけてワインを飲む。

少し普段のリズムを失うが。

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鼻をすする音 - 2006年11月14日(火)

今日会社で同室の同僚から、鼻をすするのやめてね、と言われてしまった。
寒くなって以来、少し鼻風邪気味で、無意識のうちにすすっていたみたいだ。
そいうえば先日も、とつぜんティッシュの箱を差し出されて、どうぞといわれたことがあったっけ。
そんなに鼻水がでてくる状態でもなかったので、なぜかなと思ったけれど、それは無言の注意だったわけだ。
ひょっとしたらと思い、調べてみたら欧米では鼻をすするのはマナーに反するのだそうだ。
なるほど、と思ったものの、意識するとなんだか息苦しくなった。

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お祭りの後 - 2006年11月13日(月)

Herbstmesse 秋のお祭りは昨日で終わり。
今日の広場は、後片付けの真っ最中。
大きな遊具は解体され、お店もただのコンテナになったり、枠だけになったりして、運び出されるのを待っている。
お祭りの後は、いつも侘しげな風情になる。
でも、今度はほどなくして街中は電飾で飾られ、クリスマスマーケットが立つのだ。
すでにお店はクリスマス商戦にはいり、クリスマス飾りやお菓子などが並んでいる。


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柿 - 2006年11月12日(日)

スイスでも、ちゃんと柿がある。
柿は、やっぱり秋の味覚なので、それは嬉しい。
ドイツ語辞書で調べると、Kakifeige。
柿の木は、Kakipflaume。
やっぱり、かき なのね。
日本語が語源のようです。

午後、雨が止んだので、散歩。
森は道がぬかるんでいるだろうと、行ったことのない所に行ってみた。
そこは会社の建物ばかり。
でも、小さな林の小道があった。
湿った落ち葉、ちょこっとぬかるんでいたりした。
脇道にそってみると、広い草地が広がっていた。

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来客 - 2006年11月11日(土)

夕方、日本人同僚を夕食に呼んでいる。
12月までの任期が来年の初めに伸びたけれど、もうすぐスイスを離れる。
日本では、部署も勤務地も違うことがあって、実はスイスでこの夏に初めて話をしたのだ。

午前中は買い物。
午後早いうちに髪を洗って。
いまは夕食の残りの準備中の、小休止。

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夕方 - 2006年11月10日(金)

夕方、トラムを待つ間、本を読んでいたのだが。
空気が思ったよりも冷たくて、本を持った手がかじかんでくる。
トラムに乗ってからも、暖房がはいっていないみたいで、やっぱり手が冷たいままだ。
ときどき手を、お尻と座席の間に挟んで暖めてみたりする。
線路沿いの家々の、明かりのついた窓の中は暖かそうだ。

トラムを降りて歩きだす。
正面の丘のに夕日がもう終わりかけて、暗い赤い色が残っていた。


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秋の中で - 2006年11月09日(木)

冷え込みが少し緩んだ。
これからどんどん寒くなってゆくに違いないのだが。

今週末までの秋のお祭りは、今が最高潮のようだ。
ほとんど日の落ちた夕方、広場の遊具の電飾は、いよいよ明るく輝いて。
通りも、トラム停の辺りも、大勢の人が行き交っている。

その中に入りきれない気分でいる自分がいる。

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チョコレート - 2006年11月08日(水)

今日のお昼は、ちょっといつもより少なかったので、チョコレートをおやつに買ってみた。
いちごのクリームのはいった小さなチョコバーだったけれど、カロリーを見てびっくり。
一本34グラムで、170kcalもあった。
ついでに自分の一日のカロリー所要量をいくつかのサイトで調べてみると、ばらつきはあったものの、真ん中あたりのが、1750kcal。
チョコレート一本で一日の10分の1を摂取してしまうのだ。
全部食べようか、どうしようか迷って、半分を食べた。
しばらく置いていたけれど、やっぱり全部食べてしまった。
美味しかった。

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再検査 - 2006年11月07日(火)

8月に日本で健康診断を受けてから3カ月になる。
そのときに尿沈渣の検査で赤血球の反応があって、三ヵ月後の再検査を指示されていたのだ。
会社の診療所で検査ができるか問い合わせてみたのだが、それは個人の医者に頼めとのこと。
かかりつけの医者といえば、娘の小児科の医者しかいない。
この三年間、一度も医者にかかっていないのだ。
日本でのように、医者の看板のかかっているところに入ればいいわけではない。
事前に英語で受診できる医者を探して、連絡をして予約をいれないければならない。
面倒だから来年の里帰りあで放っておこうか。

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夕焼け - 2006年11月06日(月)

帰宅途中のトラムの窓から見た夕焼け。
建物も森も黒く沈んで、空の低いところが赤いグラデュエーションになってきれい。
この季節、冷たい空気に、ときどきこんな夕焼けが見られる。
朝には朝焼けも。
今朝はただ暗いだけの空だったけれど。
ライン川を渡るとき、川面から水蒸気が立ち上がり、ゆらゆらと揺れて、これも絵のような風景。

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観覧車 - 2006年11月05日(日)

午前中に散歩。
冷たい空気と一緒。

午後に奥さんと街に出かけた。
観覧車に乗りに行った。
大聖堂の前の広場は、沢山の人出。
チケットを買い、暫く待ってから、観覧車に乗り込んだ。
何周かまわる間に、展望を味わう。
この三年以上住んでいるのに、知らなかった景色だった。
ただただ、面白く眺めていたのだ。

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お呼ばれ - 2006年11月04日(土)

今晩は、お呼ばれ。
食べ物は持ち寄りで、うちからはアンコウ鍋とサラダ持ってゆくと、っこれは
奥さんが準備するので、今日は夕飯を作らなくていい。
午前中に買い物に行って。
午後には、いつものように散歩。
今日もかなり冷え込んでいる。
もう少ししたら出かける前にシャワーを浴びよう。

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今日だけ - 2006年11月03日(金)

今日一日、なんだか疲れた。
仕事がちょっと動き始めて、ばたばたしていた。
大したこともできなかった、と自己嫌悪、しながらも、
少しは自分を褒めてあげよう、と。
今晩は、平日だけれど、ワインを開けた。

休日以外の禁酒は、まだ続いているのだ。
厳格に平日の禁酒を守りたい気持ちがあって、
でも、今日だけはいいかも、
いや、今日だけを許したら、だめだ、
など、と葛藤があったのだけれど。

飲み始めたら、やっぱり、美味しいのだ。
いささかの後ろめたさはあるけれど。

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冷え込み - 2006年11月02日(木)

今朝は一段と冷えて。
試しに大きく息を吐いてみると、確かに真っ白になる。
トラムのレールの間の草地には、真っ白に霜が下りていた。
昼間も、夕方の空気も、肌にちりちりと、冷たいのだ。
明日からも冷え込みは強くなって、週末の最低気温が0度になろうという。
先日まで、穏かな天気が続いていたけれど、むしろ、それのほうが尋常ではなかった。
これから、、まっしぐらに冬になってゆくのだろう。

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おしゃべり - 2006年11月01日(水)

最近またオフィスの部屋を変わり、チームの同僚と一緒になった。
それで週の半分以上は一緒にお昼を食べる。
食事と、その後のコーヒーと、ところがおしゃべりの話題があまりないのだ

今日は、たまたま他のチームの中国人の女性と、その同僚のイギリス人(?)の男性と一緒の食事になった。
その女性のしゃべること、しゃべること。
そうすると、わたしの同僚もよくしゃべる。
サッカーとかスポーツの話題で、わたしはついていけなくて、相槌程度


しゃべらなくちゃと思うと緊張してしまう。
一人で食べるほうが気楽でいい。
最近はとくに、日本人も含めて、誰と話すのにも億劫になってきた。