2006年5月


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いったりきたり - 2006年05月31日(水)

先日、日本のニュースで取り上げられていた、性同一性障害で女の子として小学校に通っている子のこと。
やっぱり、気になってしまう。
まだ低学年だからいいけれど、今から大変だろうな。
これから身体の成長とともに、もっと違和感がでてくるだろう。
対象が男女どちらにしても、恋心や性欲やに直面したときに。

違和感といえば、わたしも小さい頃、女の子っぽかったかも。
母の口紅をこっそりつけてみたりしたこともあったし。
実は自分が女かもしれない、なんて思ったことあったし(笑)

男であったり、女であったり。
外見とは別に、心はこれまでの長い時間のなかで、いったりきたりしていたと思う。

娘が成人したら、もうわたしの男の役割はなくなってもいいかもしれない。
そう思うと、少しづつ女性のほうに傾いていってしまう。

外見を女性っぽく装ってみたり。
女性のものを身につけたり。

でも、まだ、いったりきたり、している。


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寒さの戻りと - 2006年05月30日(火)

昨日は雨、今日もときおり雨が降って、寒い。
最低5度、最高13度などと、季節が逆戻りしたようだ。
また長袖のシャツにジャケットにする。
先週のイタリア旅行で日焼けしたのが嘘のように、今週はずっとこんな調子らしい。

日曜日は、いつ帰ったのか、気づいたら月曜の朝になっていた。
ビールをスターターに、シャンパンの後、ワインが3、4本空いたところで記憶が途絶えた。
月曜日は午後まで酔いが残っていた。久しぶりのことだ。
月曜日の夜は、またお呼ばれだったけれど、この時は記憶と一緒に帰宅した(笑)

体重も、少し増えてしまった。
50キロ。


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自家製 - 2006年05月28日(日)

休暇最後の一日は自宅で。
朝食も自分で作る。
久しぶりのいつものメニューと味にほっとする。
旅先の料理は、いつもと違って新鮮だし、楽しみがあるけれど、自家製の味はやっぱりいいな、と思う。

昼食の前に、散歩。
曇り空で危ないなと思っていたら、案の定、帰り道で雨になった。

今晩は、知り合いの日本人宅に招かれているので、夕食の準備はしなくていい。
その代り早めにシャワーを浴びて、日記を書いている。

明日の夜も、元上司宅に夕食に呼ばれているので、明日の日記はお休みするかも。


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イタリアから帰宅 - 2006年05月27日(土)

今日、午後8時過ぎに無事帰宅。

初日は、ゴッタルトトンネルの渋滞を避けるため朝の5時前に出発。
それでも3キロほど渋滞した。
コモの町を午前中に見て周る。
市がたっていて、衣料品が安いと、奥さんと娘は、ずっと見て回っていた。
わたしは、興味はあるけれど、自分のために買えるわけではないので、ちょっと冷めている。
午後に、ヴィラ・デステを訪れる。
ここはホテルであるので、中の施設を利用しないと入れないので、湖に面したカフェで休憩をする。
その後、ヴィラ・カルロッタを見学して、夕方にホテルに到着する。
暖かい一日の最後は、近くのレストランで夕食。
お奨めのコモ湖産だという魚のグリルは、シンプルだけれど美味しかった。

翌日の朝は、湖に面したテラスで朝食。
少し風があったけれど、湖とその向こうの半島、さらに奥に位置する山々の美しい景色を前に、ゆっくりとする。
この日は、船を利用して3ヶ所のヴィラを巡った。
特にレンノ(Lenno)のヴィラと、ヴァレンナ(Varenna)の町が美しかった。
湖で鴨の雛を見かけた。小さくて触りたくなるような羽毛の感じ。
午後には暑くて、日焼けしてしまった。
夕方、ホテルのレストランのテラスで夕食。
暮れゆく風景を見、波音を聞きながらの、ゆったりした時間だった。

今日は、曇り。
湖沿の道を北上して、途中の町で教会などを見学する。
そのまま北上してスイスへの峠道をたどることにする。
急坂の曲がりくねった道には、ちょっと緊張した。
峠付近には、まだ雪が残り、雪解け水が音を立てて流れていた。
途中で休憩した山の上には、高山植物が咲いている。
帰宅する前に、近くのドイツの町で夕食をとった。


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間違い - 2006年05月24日(水)

娘の学校は、今日は半日だと考え違えをしてしまった。
インターネットで配信されてくる学校の通信で、水曜日は12時で終わりという記事を、日付を確かめずに、今週の水曜日と思ってしまったのだ。
実は来月の学期末のことだった。
娘はお弁当を持たずに出かけて、わたしはお昼を用意して、いつ帰って来るのかと待っていた。
あまり遅いので、もう一度通信を確かめて、間違いが分かった。

4時前に、娘が帰ったきた。
ドアをバーン、と開けて。
作っていた、スパゲティ、フリカデラ(ハンバーグみたいなの)、サラダを、温めようというのに、必要ないと言って、猛然と食べた。
ごめん、と謝った。

しかし、お金を持っていたから、学校の食堂でも食べれたのに。
それは、行列が嫌いなのと、家で昼食を作っているからと、食べなかったのだと。

明日から土曜日の夜まで、イタリアに旅行。
ゴッタルトトンネルで渋滞を懸念しているので、明朝は5時前に出かける。
車の中で食べる朝食のサンドウィッチを作っておいた。

明日から、しばらく日記はお休みです。


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雛 - 2006年05月23日(火)

朝、買い物に町に出かけた。
その後、サンドウィチを買って、動物園へ行き、お昼。

先日の文鳥の卵が、日曜日に最初の二羽が孵って以来、い0つのまにか5羽の雛がいる。
雛の鳴き声も大きくなってきた。
さて、これで明後日からの三日の旅行中、大丈夫だろうか。
多分、金曜日には水替えと餌の補充に、知り合いに来てもらえそだけど。

今日は少し寒かったから、長袖シャツを着ていた。
明日も、まだ寒いそうな。
最高気温が、17、8度。


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お休みの月曜日 - 2006年05月22日(月)

お休みではあるけれど、朝ちょっと会社に行く。
目が覚めたのは少し早かったけれど、そのままでかけて7時過ぎに会社に着いた。
社内銀行の給与口座から、社外の自分の銀行口座に送金の手続きをする。
銀行口座は月末に一定の預金が残っていないと、その月の振込などの手数料がかかってしまう。
今週後半に旅行するのにユーロも必要だし、月末残高に不安があるので、移すことにした。
会社のメールも、不在通知モードの設定をするのを忘れていたので、それも設定する。
それだけ済まして帰宅したら8時過ぎ。

昼前に、ドイツに近い美術館へ行って年間パスの更新をする。
現在の催し、アンリ・マチス展を見てから、ドイツに買い物。
少し雨が降ってくる。

夕方帰宅。
休日ということは、わたしが料理をするということ。
昨日作った切干大根の煮物が残っている。
ほうれん草のお浸し、味噌汁、冷奴、鯵の干物を焼いたの。


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昇天祭まで - 2006年05月21日(日)

昨日は、インターナショナルスクールのフェスティバル。
各国のブースで、物品販売や、各国料理を売ったり。
日本も、お寿司とヨーヨー釣りを出店する。
今年は、わたしの担当がないので、ヨーヨーを少し手伝った。
午後に日本人同僚が来て、飲み歩きをする。
ついでに、夕食に誘って家に帰ったら、別の日本人家族がすでにお客さんになっていた。
お客さんの相手は奥さんが、麻雀をしてもてなす間、わたしが夕食を作る。
突然の8人分の料理は、さて、どうしようか。

チャプチェ風の野菜の和え物、ズッキーニのジョン、挽肉と茄子のコチュジャン炒め。
なんだか、韓国風になってしまった。

今日は、ゆっくり。
料理をしたり、散歩したり。

明日から1週間、お休みをとっている。
週の後半は昇天祭のお休みだし。


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リニア - 2006年05月19日(金)

わたしは、ずっと繋がっているから。
自分自身が変わってきたのは認識しているけれど、すっかり変わってしまったとは思わない。
始めから続いてきた延長なのだから。
若くはないと、認識しているけれど、高校生の頃と、どんなに違うのだろうか。
同じように、わたしはいるのだ。

と、いいながら。
肉体的にはもちろん、精神的にも、はたして若さは同じなのだろうか。

ずっと繋がってきた、わたしの歴史。

いつか、終わる。


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再び文鳥の卵 - 2006年05月18日(木)

先日来、また文鳥は卵を温めている。
7個ほどあるようだ。
前回雛を取り上げられてしまったので余分に産んだのだろうか。
相変わらず交代で抱いている。
雛が孵ったら、娘は今度もまた手乗りにしようと考えているようだ。
前回のように死なせてしまったらいやだ、と奥さんは乗り気ではない。
夏で暖かいから、気候としてはよいだろうけれど。
無事に雛が孵って、育ってくれればいいけれど。


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茶色 - 2006年05月17日(水)

先日アルザスに一緒に行った日本人の同僚が、太陽光で着色するヘアカラーを使ってみた、と言っていた。
徐々に茶色に変化するのだそうだ。
自然に変わるのはいいのだけれど、光の当りにくい根元に近いところが、着色しにくいのだそうなのだ。
カラーが茶色しかなくて、日本だと染めるの抵抗があるけれど、ここなら誰も気にしないから、やってみたそうだ。

わたしの髪も染めている。
日本にいた時も染めたけれどダークブラウンで目立たなかったけれど、最近はかなり明るい茶色になっている。
去年末に日本のオフィスに顔を出した時に、染めてるの?とか、外人かと思った(笑)とか、言われたから、結構目立つようになったらしい。

明るい日差しの中だと、確かにかなり明るい色になってる。
ここでは、髪の色は問題ないけれど。
やっぱり、東洋人で茶色の長髪は、目立つかな?


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萎縮 - 2006年05月16日(火)

そもそも海外勤務をするなんて考えたこともなかった。
ここは、ここで悪くはないんだけれど。

自分の能力とか成果は、劣っているとは思わないけれど、なんだか、あまり居心地がよくないのは、やはりコミュニケーションの仕方の違いかもしれない。

もう3年にもなるのに、いまいち、日本のように自然に溶け込んでいないような気がする。

日本には、戻れないな、と思う一方で、ここにいることができるのだろうか、と思う。

新しい仕事になって、変わってゆければいいけど。


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暴徒化 - 2006年05月15日(月)

昨日行った公園の周辺道路に石ころが沢山散らばっていた。
その時は、ダンプカーが落して行ったのか、と思っていたけれど、今日のローカルニュースを見ていたら訳が分かった。
そこには、サッカースタジアムがあって、土曜日の夜に地元チームの対戦試合があったのだ。
で、地元チームが負けて、観客が騒ぎ出して暴徒化して、石や壜を投げたりしたという。
100人が負傷、25人逮捕、警察はビデオを分析中で、近々さらに逮捕者がでるらしい。

ファンの気持とは、そういうものなのか。
そもそも、オリンピックですらまともに見てない、わたしにはスポーツを熱狂的に観戦するということが理解できない。
困るのは、世間が熱中している時に、そういう話題についていけないだけの事だけれど。


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道 - 2006年05月14日(日)

前から、みんなで歩いた。
石楠花、つつじ、芍薬も咲いていた。
まだ、アヤメには早いようだ。

小鳥は、寄ってこない。
水鳥に餌をやる。

白鳥の雛が、足を掻いてやってくる。
親鳥が守っている、

雨の後の、湿ったみちを。
歩いている。


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ワイン街道 - 2006年05月13日(土)

短期駐在中の日本人同僚を誘ってアルザスにドライブに行く。
これまで行ったことのないワイン街道の南の端の町から北上していった。
途中のところどころの町で、ワインの試飲をしたり、昼食をとったり、散策したりして、リクヴィルで旅を終えて帰った。
ワイン街道は、まだまだ先に伸びているのだけれど、一日では巡れない。
ぶどう畑の中にあちこちあるどの町も、こじんまりとかわいいところが沢山ある。

昼間はいいお天気だったけれど、夕方から風がでて、雨が降ってきた。
スイスに帰ってきたら、やっぱり雨。


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休肝日 - 2006年05月11日(木)

このところ仕事で、これまでよりも少し帰宅が遅い。
とはいっても8時前には帰っているので、日本での生活とはずいぶん違う。
そのかわりに朝は8時前には仕事を始めているが。

今日は休肝日。
一旦飲み始めると、止め時が難しくて、つい飲みつづけてしまうけれど、最初から飲まなければ問題ない。
でも、また明日は飲んでしまうだろうけれど。


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さらに帰国のこと - 2006年05月10日(水)

考えていても始まらないので、もうスケジュールをほぼ決めた。
健康診断も予約したし、8月2日に大阪着で、9日に成田発の飛行機も手配した。
土曜の夜か日曜日から東京にいる予定。
ホテルはまだ予約していない。
日本でよく利用していた「旅の窓口」を見ていたら、6000円以下でビジネスホテルがあるので、そんなところにしよう。
慌しい旅になるけれど、しかたがない。

昨日の寒さはましになった。
明日は、また22度まであがるとのこと。
でも、まだ半袖には早い朝の涼しさ。


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一時帰国予定 - 2006年05月09日(火)

12月には帰れないので、この夏の帰国予定を考えている。
7月の初めを考えていたけれど、仕事の都合で取れそうにない。
8月の初めになりそうだ。
夏は娘の予定が既にあるので、わたし一人で帰国して、家族は冬に帰国することになる。
一人なので一週間くらいの旅程で、東京ではホテルに泊まろうかと思っている。
どうスケジュールしようかと考えていると、週末をどこに過ごすのかとか、一日の違いが難しい。
逢いたい人に逢えたらいいんだけど。


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着るもの - 2006年05月08日(月)

明け方、雨の音を聞いていた。
少し気温が下がって、今日は日中も20度にならない。
明日の天気も雨。今日よりも寒くなって13度の予報。
週末を半袖シャツで過ごしたので、そのまま会社へも半袖で、と思ったけれど、やっぱり長袖シャツにジャケット。

でも、もう部屋着は、春っぽいピンク色の薄手の半袖のものにした。
冬でも7分袖のか長袖のと、半袖ののをローテーションしているけれど、しばらくは、冬にも着ていた半袖のと、今着ているもので交代となる。
タンクドレスには、さすがにまだ早い。

この時期、とくに外出に着るものは難しい。


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花や草や木や - 2006年05月07日(日)

散歩にゆくと、緑がいっぱい。
花もいっぱい。
鳥がさえずっている。

りんごの花が咲いていた。
野原は、たんぽぽや知らない花でうもれている。
香りのある木の花、ライラックとか。
懐かしい花もある。
山吹、枝垂桜。

草や木や花の匂いや色の中にいると。
からだは、軽くなる。


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バーデン - 2006年05月06日(土)

バーデンに行く。
印象派の絵画を集めたプライベート美術館がある。
10年ほど前に開館したという。
家具調度、図書室の本などが、そもそも美術品なのだ。

すばらしい。


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変 - 2006年05月05日(金)

娘が漫画を持ってきた。
たまたま話していたのが、竹宮恵子だったんだけれど「風と木の詩」と一緒に萩尾望都の「11人いる!」を持ってきた。
懐かしいなぁ...

もちろん、親が影響をしているんだけど。

しかし、どうして娘は「やおい」なども知っているのか。

わたしが、変だからかな。


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クロスオーバー - 2006年05月04日(木)

夕方、アペロ。
その後、日本人三人、韓国人一人、シンガポール人一人というグループで夕食を食べに行った。
ポルトガル料理。
この間行ったばかりだったけど、やっぱりここで食べると、値段も違う。
バカリャウ(干し鱈)の煮込みは、美味しかった。
値段も、そこそこ。

クロスオーバーは、いつものことだけど。
今日は、日本人が多いのが、嬉しかった。


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乗り過ごし - 2006年05月03日(水)

夕方7時頃になって、外出していた娘から電話。
電車の中で眠りこんで反対方向の駅まで行ってしまったから迎えに来て、と。
そこまでは高速を走って一時間以上かかる。
電車で帰ってくるように言った。
しばらくして、また電話で、乗り換えをして帰ってくると9時過ぎてしまうから途中の乗換駅まで来て欲しい、と。
あまり情けない声なので行くことになった。
初めての場所なので、奥さん共々出かけ、迷ったのも含めて、結局往復1時間半のドライブとなってしまった。
結局帰ってきたのは9時過ぎ。

これでは二年後に大学で一人暮らしなんて、とてもおぼつかない。
娘は叱られて、今日はおとなしい。


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春の盛りから - 2006年05月02日(火)

朝昼の気温の差が大きいこの頃。
今日は昼間には24度程になった。
明日、明後日は最高が26度の予想で、最低は9度とか10度。
朝に薄手のジャケットが必要なのだけれど。
オフィスで午前中は少し寒いので、薄手のカーディガンを羽織っている。
すでに夜は9時頃まで明るい。
春を盛りから、少しづつ夏に向かって行く。


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植物園 - 2006年05月01日(月)

午後、植物園に行く。
まだ、あやめは咲いていなかったけれど、石楠花がきれい。
水仙がまだ咲いている。
桜は、もう散ってしまったのか。
山桜は、まだ咲いている。

小鳥が、間近に寄ってくる。
さえずりを、聞きながら、見ている。

忘れな草が、いっぱい。
まだ、薔薇には早い。

大きく膨らんだ芍薬の蕾。

ここの植物園には、日本の花がたくさんある。

つつじ。
ちょっと、日本の山を思い出した。