2006年4月


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けが - 2006年04月30日(日)

知らないうちに、いつか怪我をしている。
夕飯を食べて、片づけを終わったら、膝頭から血が出ていた。

いつできたのかも知らない。

ぷつりと血が盛り上がってくるから、
消毒して、
液体バンソウコウを塗ってみた。

まだ、また血がぷっくり膨れてきた。

しょうがないから、ティシュで拭ったら、
なんだか口紅の色のように
紅かった。


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ベリンツォーナ - 2006年04月29日(土)

ゆっくりめの朝からイタリア語圏のスイスの街、ベリンツォーナに行った。
ミシュランのルート検索では、2時間半の行程だとことで、十分な時間がある予定だったのに、ゴッタルトトンネルのずいぶん前から渋滞していて、結局五時間かかってしまった。
午後の3時に到着して、世界遺産になっている城砦を見学する。
アルプスを挟んで南に下るだけで、明るく温暖で、同じスイスとは思えない。
イタリア語圏なので看板もイタリア語だし、言葉もイタリア語。
雰囲気はすっかりイタリアなのだった。
5時頃に早い夕食を軽くとって帰途につく。
帰りは少し渋滞したものの、途中で休憩もしながら3時間半ほどで帰ることができた。
ゴッタルトトンネルを北側にでると、なんと雪が降っていてびっくり。
さっきまでの南の太陽が嘘のようだった。


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ゲーム - 2006年04月28日(金)

昨夜、会社の日本人の集まり。
スペイン料理のお店で。

本当のスペイン料理とは、比べてはいけない。

今晩、日本からのゲスト二人。
和風のご飯を食べてから、ゲームをする。


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目の前の試練 - 2006年04月26日(水)

先日学校で、ヨーロッパとアメリカの大学の紹介のイベントがあった。
娘は、これまでヨーロッパの大学(特にイギリス)を考えていたのだけれど、突然アメリカの芸術大学がいいと言いだした。
音楽と絵画を同時に取ることができるからだそうだ。
わたしとしては、ヨーロッパの大学に行ってくれた方がいいのだけれど。

アメリカは、EMINEMみたいのがどこにでもいてラップしてるし、通りではダンサーが踊っているから、やめたらー、と冗談を言っていると、やめようかなぁ、だって。

しかし、それ以前の問題は今の学校の成績である。
昨日、今日と単位取得が危ない科目の先生と電話で話しをした。
期末試験と、今のレポートなど、ちゃんと決められたレベルに達しないといけないのだ。
ハイスクールでの選択科目、大学の選択よりも、目の前の試練が先決なのだった。


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雹 - 2006年04月25日(火)

昨夜はお呼ばれで日本人の友人宅へ。
日本にいたときの上司夫妻(スイス在住)にも、また逢うことができた。
和食を中心にして、とても美味しかった。
予定を延長していたけれど、もうすぐ日本に帰ってしまうのだ。
家具付きのアパートのベランダはとても広くて、5階のそこからは、街を見下ろし、黒い森や、アルザスの山影が見えるのだった。

帰宅は遅くなって、昨夜は日記も書かずに就寝。

今日は夕方、急に暗くなって、叩きつけるような音がした。
窓の外をみると雨が降っているようだ。
後で聞いたら、雹だったらしい。
それと気づかなかったということは、霙のような小さな雹だったのだろうか。


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お化けツクシ - 2006年04月23日(日)

昼頃、奥さんと娘はインターネットで野草を検索して、またなにか採ってこうようとしていた。
午後に二人で出かけて、また行者ねぎを沢山採ってきた。
ついでに、大きなツクシを見つけたと採ってきたのだが...化け物というか、頭の部分の長さが10センチくらいもあって、太さもアスパラ並。
娘は料理をしろというけれど、あまりにも気持ち悪いので料理なんかしない。
そもそも傘が開いていて胞子をたっぷり撒き散らしているし。
本当にツクシなんだろうか??

昨日採ってきた行者ねぎは、今日は卵とじにした。ニラの卵とじと同じ味がして美味しい。

今日も日中は20度を越える暖かい一日。
もう、そんな季節になったみたい。


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山菜 - 2006年04月22日(土)

昨日の昼間、奥さんが貰った山菜。
台湾人の奥さんが裏山から採ってきたもので、この近辺の人も食用にするらしい。
ニラみたいな味がする。
ネットで調べたら、行者ねぎに似ている。
大量にあったのを、昼のうちに、雑草とか枯葉とか、虫や小さなカタツムリなどを取り除いて準備をしておいた。
げじげじが出てきて、思わず、きゃー、と叫んでしまった(娘が、なにごとかと飛んできた 笑)。

山菜は、下茹でしてから、胡麻油、ニンニク、醤油、ごまで炒めて、ナムルにする。
主菜は、まぐろと蛸の刺身。
でも、昨日買った挽肉を使わないといけないというので、ニンニクと生姜、なすびと炒めて、コチュジャンで味付けして、韓国風にしたのをもう一品。
それから、昨日のあまりものの冷ご飯を、ガーリックライスにする。
それだけで、そうとうに量もあるし、他にアスパラを茹でたり、いつものように果物や取り揃えたら、ちょっとしたパーティの献立のようになってしまった。

蛸は少し食べただけで、スペインやポルトガル風のオリーブ油炒めのほうがいい、ということになって、それはそのまま、料理しなおしたけど、もうお腹一杯だったので、明日にまわす。

じつは、夕方、奥さんと娘は、また同じ山菜を採って来たのだ。
まだ、今日の調理済のも残ってるのに、さて明日はどうやって料理しようか。
卵とじにしたら美味しそうだな。


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ふっとぶ - 2006年04月21日(金)

会社から帰りの夕方、トラムの乗り換え待ちの間、本を読んでいたら、突然男の人が、倒れ掛かってきた。
ぶつかられて、飛ばされた感じで、よろけながらも、なんとか倒れずにすんだ。
後ろの人も腕を支えてくれたし。
その男の人は、両手に重そうな荷物の袋を下げていて、歩道の段差の所で足を滑らしたようだ。
「足を滑らしてしまって、申し訳ない、大丈夫でした?」と、しきりに謝って。
ちょうどぶつかられた腕は痛かったけれど、「大丈夫だから、気にしないで」と。返答をする。

相手の人は、体重はわたしの倍以上はありそうだった(ウェストは、きっと三倍)。
わたしが、ふっとんでしまったのも当然。
思い出すと、ひやりとする。
後ろに頭から倒れなくて幸いだった。


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うさぎ - 2006年04月20日(木)

預かっているうさぎは、もともと部屋の中で放し飼いになっていた子なので、ずっとケージに閉じこめていると出たがる。
預かる時にケージから出さなくてもいいと聞いているのだけれど、可哀相なので一日に一回は出すことになる。
出すと家具の裏に入ろうとするので、そういうところにはバリケードをしている。
コードを齧るのも危ないし、変なものを食べてしまっても困る。
最初の頃は、ダイニングテーブルの下に敷いている絨毯の房を、ずいぶん食べてしまった。それは木綿だったので、多分大丈夫みたいだけれど。

おとなしく寝そべっている間はいいのだけれど、目を離せないのだ。
まるでハイハイを始めた幼児みたいだ。


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この季節 - 2006年04月19日(水)

朝は結構冷える。
昨日コートは、もう暑いと思って、今日は薄いジャケットにした。
カーディガンも下に着ていたのだけれど、ちょっと寒かった。
それでも、午後には暖かくて、夕方にはカーディガン(またはジャケット)は邪魔という感じになる。
なんともやっかいな季節ではある。

午後の街は、軽装の人とコートを着ている人が入り混じっている。
もう8時ごろまで明るい。


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新オフィス - 2006年04月18日(火)

休み明け、新しいオフィスに引越ししている。
とりあえず鍵を貰いに行ったら、まずは開けてくれてから、後でということで、オフィスに行った。
鍵は開いていたけれど、入ってみたら、確かにわたしのPCやキャビネットはあったけれど、机がないじゃない。
大体部屋のネームプレート五人分のスペースにすでに6人分無理やり突っ込んであるし、そもそもわたしの名前がない。
もう一度確認してもらって、しばらく別のオフィスに行っていて不在の人のデスクを使うことになった。
また、すぐに引越ししそうだけれど、PCを組み立てるしかない。
わたしの分の鍵を持ってきてもらって、ネームプレートにはさらにわたしのプレートを無理やりに突っ込んでくれた。
なんとも騒がしい休日明けである。

今のところ新しく参加したプロジェクトの仕事の何をするというわけでもなく、システムのe-Learningで自習とドキュメントを読んで一日を過ごした。


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休暇の最終日 - 2006年04月17日(月)

昼前、いつまでも起きてこない娘をおいて、奥さんと一緒に植物園のある公園に出かけた。
朝食の用意はそのままと、おにぎりを作って置いておく。
植物園には、もう少し後になると石楠花やつつじ、薔薇、あやめと、それは見事に咲くのだけれど、今日はまだ季節が早くて。
それでも、桜の木があってきれいに咲いていた。
ピンクの山つつじ、Nikko Azalee Japan という表示があって、それだけで懐かしいように思う。
馬酔木、これにも Japan の表示があった。
草原にはリスが姿を見せ、池には鴨やあひるやがいて、ゆったりした気分で、公園の中のレストランでビールを一杯飲んで帰る。

うさぎ、午後に籠から出すと一目散に台所の隅のトイレ(と決めているらしい)で、大量のおしっこと糞をする。
娘が嫌々掃除をするのだ。
今日は、その後バルコニーに追い出した。
以前娘が作った猫用のダンボールの小屋があって、タオルも敷いてあるし狭くて暗くて、いかにもうさぎの好きそうな穴倉なのだが、あんまり入っていなかった。

明日からは、会社に行かなければ。
休暇の後は、とかく億劫だ。
旅行の後の日々は、ずっとおさんどんだったんだけど、それは苦にならないんだけどな。


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なんにもない - 2006年04月16日(日)

どこにもでかけない。
日曜日はいつもお店はお休みだし。

朝にうさぎを籠から出したら、あっちこっちで、おしっこと、うんち。
帰れっー、って籠に戻した。

ふんわり眠ってたらかわいいのにねぇ。

雨が降ったり、やんだり。

雨の合間に、ちょこっとお散歩。
川は水かさが増していて、すごい流れ。

桜を発見する、
日本のように、何本もなく、一本だけで咲いているから、さびしい。

連翹、いつもように咲いている。
木蓮、もう少ししたら花が咲きそう。
辛夷、いっぱい白い花。

なんにもないけど、まぁ、こんなのでいい。


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うさぎ - 2006年04月15日(土)

うさぎは一日へ屋の中をあちこち歩きまわっていた。
ところかまわず糞とおしっこをするのには困る。
ダイニングのテーブルの下に敷いている絨毯の房をずいぶん食べてしまった。
家具の裏やベッドの下の暗くて狭いところが好きらしい。

朝から何回かの買い物に出かけた以外は家にいた。
午後に散歩に出かけようとしたら雨が降ってきて中止。

夕食には焼きビーフンと白身魚のチリソースかけ。
レシピなしに適当に作ってみたけれど娘に好評であった。


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イースター - 2006年04月13日(木)

昨夜10時頃に無事にポルトガルから帰ってきた。
旅行中天気に恵まれて、朝夕は肌寒いものの、日中は20度以上にあがって暖かく過ごしやすい日々が続いた。
バスで移動中の車窓から見える景色は、緑色の草原に咲き乱れる花々と、草を食む羊や牛の群れ、白い壁にレンガ色の屋根の家並み。
見事な藤をあちこちで見かけて、もうすっかり春の真っ只中という印象だった。

スイスに帰ってきたら雨。今週は、雪や霙がちの寒い日々だったとか。
ヨーロッパでも南の地方とは大きな違い。

今晩から、近所に住んでいる娘と同じ学校の生徒家族が旅行に行くので、うさぎを預かることになっている。
耳の垂れた黒うさぎだそうだ。
イースターにうさぎがやってるって、出来過ぎみたい。


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リスボンへ - 2006年04月09日(日)

朝食の片付けを終わって、今晩からの旅行の用意。
リスボンの天気を調べたら、最高気温は20度にもなるらしい。
最低も13度程度と、こっちの最近の最高気温と同じなのだ。
半袖のシャツを中心にして、薄手のジャケットを着て行くことにした。
こっちの今日の天気は雨が降っていて、気温も10度もないみたい。

夕方に、文鳥の世話をしてくれる奥さんの友人が来て、駅まで送ってくれるとのこと。
チューリッヒ空港まで電車に乗って行く。
リスボン到着は9時。

では、またしばらく日記をお休みです。


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ベルギーから帰って - 2006年04月08日(土)

昨夜は10時半頃に帰宅。
ブリュッセルは、初日の昼間に嵐のような雨と、少し寒い夜もあったものの、ずっと穏やかな天気だった。
ちょうどイースターで学校のお休み期間で、少し街中の人口が減っていたようだ。
アジア人、黒人をよく見かけたし、英語もよく聞いたのは、観光客も多いけれど、異人種の集まっている都市なんだな、という印象だった。

夜は、ベルギービールとシーフードで楽しむ。
名物のムール貝が美味しかった。
ビールは色んな種類があって、デザート代りにフランボアーズビールとかクリークというチェリービールも、甘酸っぱくて美味しい。
昼間はずっとトレーニングセンターで缶詰なので、美術館にも行けなかったけれど、一応、小便小僧の像も見てきた。
今度は観光で行ってもいいな。

今日は、ゆっくりと、といいたいところだけれど、いつもの週末のように、料理と買い物と、散歩。
あんまりゆっくりできない気分なのは、明日の夜からはポルトガルへ旅行だからか。
明日の予定を考えながら、今日のことをしている。
ポルトガルでは、のんびりしたいところだけれど、いつものように忙しい旅行かも。

明日は書けたら日記を書きます。
その後は、来週金曜日まで、またお休みです。


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韓国風 - 2006年04月02日(日)

この間日本に帰ったフランスの友人家族から、冷凍庫を貰って、その中身も貰っていた。
いつのものか分からない肉がいろいろあって、さっさと使うことにした。

今日の晩御飯。
牛肉の薄切りでプルコギ。
カレイの一夜干し。
ほうれん草は茹でて、胡麻油と醤油で和える。ちょっと韓国風。
じゃがいもを小さく切って茹でて、グリーンアスパラとアルファルファでサラダ。
昨日の残り物のかぼちゃの煮物。
白菜、しいたけ、葱の味噌汁。

コチュジャンの味は、好きみたい。
娘がプルコギをたくさん食べた。

明日は朝4時に起きてブリュッセルへ。

来週は日記はお休みします。


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暖かだった - 2006年04月01日(土)

このところ、夜中に、のどが痛くて目が覚めてしまう。
風邪がまだ残っているのか。

朝食後買い物に行ってから、植木鉢の花を植え替えた不要な土を捨てに行く。
不法投棄になるのかなぁ、と、いつも後ろめたいのだが。
いつもの散歩コースの森の中、木の根元に捨てて、均しておく。

娘は、再三起したものの、お昼前にやっと起きてきた。
午後に、友人と動物園に行くと、出かけた。

昼食は、パンにチーズ、残り物の茹で野菜で済ます。

午後には、川の方に散歩。
雪解け水なのか、水かさが多く、流れが速い。
いつも歩く岸辺が見当たらないと思ったら、川の流れの中だった。

夕食の仕度をしていたら、呼び出しブザーがなった。
娘が帰ってきたかと思ってドアを開けたら、知らない女の子。
上階の子で、鍵を持っていなくて、表のドアを開けられなかったのだ。
あとで思えば、ちょっとまずい姿だったか。
ワンピースの上に花柄のエプロンドレス、髪はクリップでちょこっと両サイドを留めたふわふわヘア(笑)

暖かな一日だった。