2006年2月


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また雪に - 2006年02月28日(火)

考えていたよりも仕事が早く終わった。
帰りには、また雪になった。
明日の朝、積もっていなければいいけれど。
7時には会社に着く予定なのだ。
今週の後半にも、断続的に雪の予報がでている。
なかなか春は遠いような気がするけれど、昼間、地面に黄色い花がのぞいているのを見つけた。

文鳥のひなは順調に餌を食べているらしい。
ともかく安心。


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手乗り - 2006年02月27日(月)

文鳥のひなを、娘は手乗りにするから、と親から引き離した。
そのかわり、娘が世話をするのだ。
日中は、お昼休みに学校から帰ってきて餌をやると、学校に許可を求めた。
親としての許可は与えたので、OKということにはなった。

奥さんは、親鳥の世話も満足にできないのに、と否定的なのだが。
ひな鳥三羽の命がかかっている責任を持てるなら、ということで許した。

さっき、鳥籠を掃除する間に、親鳥を部屋に放し、ひなを別のところに移した。
さて、ちゃんと世話をできればいいが。
それは、娘の真価が問われる場面なのだ。


明日は、月次処理の担当なので夜遅くなる。
多分、日記は書かないかも。


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昨日のお誕生日 - 2006年02月26日(日)

昨夜の夕食会は中止になってしまった。
夕方に、奥さんは寒いと言って寝てしまい、どうも風邪を引いたらしい。
わたしは、そのまま予定通り夕食の支度にかかり、野菜の天麩羅を終えて、魚の天麩羅にかかるところで、来る予定の友人から電話があって、奥さんは今日の夕食会を断ってしまった。
どちらにしても魚は料理してしまわなくてはいけなかったけれど、大量の料理ができてしまった。

奥さんは食欲がないので、夕食は娘と、食べる。
仕方がないけれど、なんだか寂しいお誕生日になってしまった。
娘に「今日はなんの日か知ってる?」と、訊いたら手作りの貝の鈴をくれた。
ちょこっと起きてきた奥さんに「娘にこれを貰った」と言ったら、「好きなものを買えば?」だって。
誕生日ということはわかってたのね。
でも、プレゼントがほしいわけではなくて、一言、お誕生日のことに触れてほしかっただけだったんだけど...

沢山の料理は、今朝台湾人の友人に電話をしてもらって、おすそ分けした。
そのときに、家事お疲れ様と、わたしにと、ワインをいただいた。

昨夜から雪になって、今朝はまっしろに。
午後にはやんだので、雪景色を見たさにお散歩にでかけた。


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夕食会 - 2006年02月25日(土)

昨夜は、日本にいた頃の会社の最初の上司夫妻、短期で仕事に来ている友人夫妻を呼んでの夕食。
元上司夫妻は既に退職して、ここに住んでいる。
友人夫妻は、もうすぐ任期が終わって日本に帰国するので、その前にということで、夕食会をすることにしたのだ。
手巻き寿司とお刺身とおでんで、食べながら話しをしてるうちに、すっかり遅くなってしまった。

今日も夕方に、いつもよく一緒に遊ぶフランス在住の友人夫妻が来る。
彼らもこの3月に日本に帰国するのだ。

日記を書き終えたらシャワーをして夕食の準備にかかろう。


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ルイボスティー - 2006年02月23日(木)

このところ禁酒の日も、そうでない日のお酒の後にも、ルイボスティーを飲んでいる。
南アフリカ産の健康茶らしい。
カフェインが入っていないので眠る前にも心配ない。
いつも飲んでいるのはバニラ味のもので、甘い香りがしておいしい。
なんとなく安らぐ気がする。

今日は休肝日なので、それを飲んでいる。


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船便 - 2006年02月22日(水)

去年末に日本から送った船便の小包が届いた。
何回かに分けて送ったから、別々に届くと思っていたのに、一度に五つ全部が届いてしまった。
去年は別々に届いたから、きっとタイミングで同じ船になってしまったのだろうか。
ともかく、夕方郵便局に受け取りにいった。

食品、書籍、衣料など。
自分で買ったものではあるけれど、二ヶ月ぶりに届くと、なんだかプレゼントを貰ったように嬉しかったりする。

藤野千夜、野溝七生子の本もやっと届いた。
読むのが楽しみ。


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カリキュラム - 2006年02月21日(火)

娘の来年度からのカリキュラム選択を月曜日に出した。
ただ、それが現実的なのかどうか、わからない。
昨日は、奥さんが学校のカウンセラーに会ってきて、色々アドバイスを貰ってきた。
もう一年同じグレードを取りなおすというのも選択肢のひとつ、とも。
こっちでは、飛び級もあれば、もう一年同じ級をやり直すというのも、珍しくないようだ。
とりあえず、目処が立ちそうであれば、インターナショナルバカロレアをとるコースにする。
来週の月曜日に、ハイスクールの校長先生と、どうするか話しをしにゆく。

イギリスの大学に行くには、インターナショナルバカロレアは必須で、アメリカの大学には、SATが重要なポイントになる。
そもそも、どっちも母国語が英語の学生の試験なので、娘には重荷には違いない。

あ、わたしも来月、英語の試験があるのだ。
まぁ、パスすることはできないと思う...


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七色の谷を越えて - 2006年02月20日(月)

思い出す、「花の街」という歌。
江間章子さんの詩。
「夏の思い出」も、この人の詩なのだ。

春よ春よと
あぁ、この歌を口ずさむたびに
春は間近に思える

輪になって 
輪になって

春よ と
呼んでいる

今朝から雨。
午後になるまでにあがった。


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春へと - 2006年02月19日(日)

昨日も今日も、散歩にでかけると、雨の名残と、湿りを帯びて、風は暖かい。
今朝は春の嵐だったのだろうか、風の音が激しかった。

足元がちょっとぬかるんでいるのが、いやだけど。
散歩にはいい気温。

明日からは、まだ穏やかで、週半ばから、またしばらくマイナスの気温に戻るようだ。
三寒四温は、ここスイスでも同じらしい。

今晩は和食。
さばの塩焼き、ひじきの煮物、ほうれん草のお浸し、きゅうりの即席漬け、お味噌汁。


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味付け - 2006年02月18日(土)

今晩の夕食を作るにあたって、いくつかのこと。

1.残り物の茹でたアスパラを使うこと
2.お昼の残りのスライス玉葱を使うこと
3.ほうれん草を使うこと
4.肉は鳥肉
5.残っているルッコラを使いきる

それから、この間奥さんがガレージセール(日本に帰国する友人の)で買ってきたフードプロセッサを使いたい、というわたしの気持。

できた料理が。
1.アスパラ、玉葱、マッシュルームのグラタン
2.鶏肉のソテー、バルサミコ風味、ほうれん草ソース添え

ほうれん草ソースに、フードプロセッサを使っている。
レシピはインターネットで拾い、組み合せて勝手なレシピにしてしまった(笑)

いつもは、和風の調味料をどこかしら使うのに、今日は醤油すら使わない完全洋風味付けに挑戦したはず...
なのに、なぜか、いつもの、うちの味になっている。

あぁ、当たり前か。
わたしが作ったんだから(笑)


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突然のご招待 - 2006年02月17日(金)

夕方、とつぜん夕食のあとに、ちょっと飲みにこないかととのお誘いがあった。
珍しいことというよりも、かつてなかったこと。
それよりも誘ってくれたのが、知り合いの台湾人家庭なのだ。
何回かは、呼ばれたり、呼んだり。
子供同士の関係もあって、一緒にスキーに連れていったりもしたけれど。
なんだか唐突な感じもないではない。

まだ濡れていた髪もドライヤーをしたし。
まぁ、もうすぐ出かけてみよう。


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大学進学 - 2006年02月16日(木)

夜に学校で大学進学の説明会があった。
おもにイギリスとアメリカの大学に進む生徒が多い(そもそもイギリス人とアメリカ人が多いのだ)ので、話の中心は両方の国の大学制度のことだった。
ただ、娘の学校の高校部のカリキュラムがその制度に合わせているので、学科の選択の仕方に関係してくるのだ。
なかなかややこしいのだが、とりあえず娘も進学を念頭にカリキュラムを選ぶことにしている。

昨日、今日とぐずついた天気で雨が降ったり止んだり。
気温は高いので、寒いことはない。
朝夕、ずいぶん明るくなってきたのが嬉しい。


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ドライヤー - 2006年02月15日(水)

カットしてもらってから、もう二ヶ月。
さすがに最近、髪のまとまりが悪くなってきた。

いつものトリートメントをする。
今日は、しばらくしてからドライヤーで乾かした。
ん、なんだかいいかんじでまとまる。
やはり、自然乾燥よりもドライヤーをするほうがいいのだろうか。


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4分 - 2006年02月14日(火)

だんだん朝が明るくなってきた。
そんなことを同僚に話したら、毎日4分づつ明けるのが早くなるのだと言う。
そうすると、10日もたてば40分で、ずいぶん明るくなるはずだ。

天気予報でも、もう最低気温にマイナスはなくて、最高が10度にもなる。
今日の昼間も、なんだか気持いい風だった。

春に近づいている。


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調律 - 2006年02月13日(月)

先日譲ってもらったピアノの調律をしてもらう。
どうも、前の持ち主が長く弾いていなかったので、かなり狂っているようだ。
他にもいろいろあったようで、すぐに音が低くなると、また暫くしたら、来てくれるとのこと。
娘のピアノの先生の紹介の日本人の人だった。
チューリッヒから来てもらったのだ。

しっかりと張っていても、あるいは、しっかり張りすぎても。
崩れてくる。
ふつうにしていても、きっと緩んでくるし、ひずんでくる。

なにも、特別なことではない。
わたしたちも、また、いつも歪んでゆく、存在なのだと思う。


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爪を削ぐ - 2006年02月12日(日)

文鳥の雛は二羽を娘の友だちにあげるという。
それじゃ、みんなじゃない、というと、もう一羽孵ったらしい。
あとはもう一個卵が孵っていない。
3羽も孵るなんてすごい。
そうして、黒白夫婦はきょうも子育てに忙しい。
片方が抱いている間に、片方が餌を食べて、それを交互に繰り返している。

昨日夕食の仕度中に、包丁がすべって、左手人差し指の爪を削いでしまった。
爪の下の皮膚は薄く削いだほどなので、出血もたいしたことはなかったからよかったけれど。
液体バンソウコウが活躍しているので、水仕事は比較的楽にできるのはうれしい。
ただ、やっぱりかばってしまうのよね。普通のように人差し指を使えないので、なかなか不便だ。

昨夜の酢豚が半分も残ってしまったので、今日はそれに、お魚をムニエルにしようと思う。


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文鳥のひな - 2006年02月11日(土)

文鳥のひなが孵っていた。
去年に卵を産んで、それは孵らなくて、今年にも卵をいくつか産んで、もう孵らないかな、と言っていたところだった。
ひとつ卵は、下に落ちていた。

昼頃に確認した一羽に後、夜に、もう一羽。
ふたつ雛が孵っている。

白ちゃん黒ちゃん夫婦は、お互いに交代で雛と、まだ孵らない、または、孵ることもないかもしれない卵といっしょに、雛も抱いている。
そうして、餌も交代でやっているのだ。

彼らは大家族で育ってきたせいなのか(スイスのブリーダーの大きな鳥舎で飛びまわっていたのを、譲り受けたのだ)、誰にも教わることもなく、ちゃんと子育てをしている。

手乗りにするには、数週間後に親から離して人間が育てるらしい。
娘はそうしたいようだが、なかなかむずかしい。


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話題 - 2006年02月10日(金)

どうにも雑談の話題についてゆけない。
相手が外人でも日本人でも同じのようだ。
車の新しいモデル、時計、カバンとかのファッションもだめだけど、映画とかもだめ。
文学も音楽も共通の話題にはなりにくい。

まぁ、社交的かといわれれば、そうではないし。
わたしのできる話題って偏っているからね。
しかたがないか。


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英語のクラスを休む - 2006年02月09日(木)

今日の英語のクラスを休んでしまった。
夕方一旦帰ってからシャワーを浴びて家をでたのだけれど、その時までに娘も奥さんも帰っていなかった。
木曜日は娘はピアノの練習に通っているけれど、いつもは6時には帰ってきている。
今日は6時半になっても帰ってこないので気になって、一度トラム駅までいったのを引き返した。
結局、今日はピアノの後に、合唱のためのヴォイストレーニングに行っていただけだったらしい。

とりあえず、代りにヒヤリングの練習問題を自習した。
全然できなかった...


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沈没 - 2006年02月08日(水)

昨夜は出張で来ている日本人の同僚を招いて夕食。
飲み過ぎて沈没してしまった次第。
彼をトラム駅まで見送った後、PCを立ち上げたものの、日記を書ける状態ではなく断念。
そういうわけで、昨日の日記はお休みとなりました。

どれほど酔っていたかというと...
夕方帰ってみると電気シェーバーが出してあって、パーツがばらばらになっていて、覚えはないが、きっとそれは掃除をしたのだと思ったら、一部の内歯がないのだ。
そういえば、シェービングの後、掃除をしていて洗面台の排水溝に落してしまったような気が、なんとなくする。
パイプを開けてみると、やはりそこにあった。
奥さんとの会話も、覚えていないことがあって、なんだかちぐはぐだった。

よくあることではあるけれど、やはり気をつけないと...


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それだけのこと - 2006年02月06日(月)

曇り。
やや穏やかで、少し寒さがゆるんだ感じ。
少なくとも昼間は氷点下ではなさそうだった。
少し夕方も明るくなってきた。

明日は来客があるので、昨日に続いて今日も髪を洗った。
昨日とは別のトリートメントをして、ふんわりする。

少しは、自分自身の中に女でありたい、と。
ただ、それだけのことを。
くり返しているだけ。
不毛であるとしても。


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娘の誕生日 - 2006年02月05日(日)

今日は娘の誕生日。
とりたててお誕生会をするわけでもないけれど、お菓子を作ることにした。
アップルタルト。
以前奥さんが、パイ生地と間違って買ってきた、タルト生地があるのだ。
タルトを作れ、と前から言われていたので(奥さん本人は、作ったことがあるくせに、自分でやろうとしない)、この機会に挑戦することにした。
フィリングの生クリームは、これも奥さんがクウォークにしたら、と言う。
知り合いのオーストリア人(だったかな?)の奥さんは、それを使って簡単に作るんだそうだ。
まぁ、お菓子作りの本で似たようなレシピを見ながらやってみた。

...とりあえず出来た。
まずくはなかった...
んーー、でも、これってタルトなんだろうか...お店で買うのとは、まぁかけ離れてるかな(汗)
今度作るときは、もう少しよくなるだろう(笑)

残ったフィリングは、小麦粉と混ぜてパンケーキ。
残った生地はクッキー。
それも、まぁ、なんとかの味。

夕食は、豚肉のステーキ。
ただ焼くだけでは芸がないので、レシピを探してマリネステーキにする。
オリーブオイル、ニンニクと玉葱のすりおろし、ローズマリー、塩、胡椒に漬け込んでいる。
副菜のサラダ(じゃがいもとレタス)、お浸し、味噌汁(日本人だし、これくらいのクロスオーバーはありです)は作り終えて、後は肉を焼くばかり。


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IKEA - 2006年02月04日(土)

朝、IKEAに行く。

去年の11月始め頃だったか、IKEAで買ったフロアスタンドの支柱が壊れた。
さっそくパーツを注文に行った。すでに保証期限は切れていたのだ。
それから待つこと3ヶ月にもなろうとしている。
もう我慢ができないので、本体を持っていって引き取ってもらい、新しいのを買うことにした。
ついでに、誕生日プレゼントを貰いにゆく。
IKEAのカードを持っていると、毎年誕生日プレゼントの案内がくるのだ。
ちなみに、いつも手提げ買い物バッグなんだけど...

そういえば、もうすぐ日本でIKEAのショップがオープンするんだっただろうか。たしか、破綻した屋内スキー場、ザウスの跡地に。
今日、IKEAの商品に、以前はなかった日本語表示の併記がされているのを見かけた。


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冷気 - 2006年02月03日(金)

昨夜の霧雨が、今朝は雪になっていた。
こまかな、とても軽い雪が、ふんわり漂っている。

足元は、少し積もった雪でぬかるんでいる。
そんなに気温が高いわけではないのだ。

木々の枝は、まっしろで。
ときおり、風に吹かれて、雪はただよい、落ちてくる。

風が湿っていると、こんなに寒いのか。
夕方、トラムを待って佇んでいると、足元から立ち上がってくる。


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チョコレート - 2006年02月02日(木)

スイスってやっぱりチョコレートの消費は多いのだろう。
チョコレートのお店も多いし、スーパーでもいろいろ種類がある。
クリスマスにもチョコレート、イースターにはうさぎ形のチョコレート。
老舗のトリュフなんかは高価なので、お呼ばれのときの手土産で買うくらいだけれど、安いものでも美味しい。
昨日、色んな種類の一口サイズのチョコレートがはいったパックを買ってきた。
夜にそんなに食べたらいけないんだけど、ついつい口にしてしまう。
カロリーに気をつけなければ。

とはいえ、夕方奥さんに体重減った?と訊かれた。
変わらないよ、と答えたけれど、そんなに細くなって大丈夫?と、心配された。
ちょうど娘のお下がりのジーンズを履いていたからかな。


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あぁ、めんどくさい - 2006年02月01日(水)

午前中に、上司から夕方のアペロ(ワインとかで過ごす、ちょっとした集まり)の招待がメールできた。プロジェクトなどで新しい人達も増えたから、紹介の場とのこと。
夕方5時半から。まぁ、普通の時間だけど。
わたしは、いつも8時前にでて、5時前に帰る習慣だし。
断りをいれて帰ってきてしまった。

明日は夜に英語にクラスがあるから、今日も髪を洗いたかったし。

毎日、お昼ご飯をいっしょにしていると、フランス語ばっかり喋ってる彼らのなかで一人ぼんやりしているだけで退屈。
アペロに参加しても、イギリス人が増えるだけで、しょせんわたしだけが異邦人。
もう、面倒くさいの。