2005年11月


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居残り - 2005年11月30日(水)

今日は会社に居残っている。
今月もまた月次処理もモニターなのだけれど、先月よりも長くいないといけない。どうも、夜中の2時頃になってしまう。
問題はトラムも止まってしまっている深夜に、どうやって家に帰るかなのだ。
タクシーを呼ぶのか、タクシー乗り場まで歩くのか。
奥さんに遅くなると電話をしたら、迎えにきてもいいと言ってくれたけれど。
それもまた、電話をして30分も待たないといけない。
さて、どうしようか。

とりあえず、家に帰ってからは日記の更新はできないので、いまのうちにしておこう。


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雪じゃなくて - 2005年11月29日(火)

明け方、音で雨だとわかった。
天気予報は雪だったので、昨夜の雨がそのまま雪になるのかと思っていた。
ちょっと残念かも。
真っ白な雪の朝を考えていた。

町はクリスマスの飾りつけがされていて、クリスマスマーケットも始まっているようだ。
このところ通勤のトラムの中では、ずっと本を読んでいるので、ちゃんと見ていないのだ。

今度、ゆっくり歩いてみようか。


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早口言葉 - 2005年11月28日(月)

娘が英語の学校で早口言葉を教えてもらってきた。
それで、中学生の時に先生に教えた貰った早口言葉がおぼろげに浮かんで調べてみた。
それは、The cannner can a can みたいなのだったんだけれど、調べてみるとこんなのがあった。

How many cans can a canner can, if a canner can can cans?
A canner can can as many cans as a canner can, if a canner can can cans.

Can you can a canned can into an uncanned can like a canner can can a canned can into an uncanned can?

缶のcan、缶詰にするという動詞のcan、助動詞のcanでこんなことになる。おまけに缶作り人cannnerもあるし。

1.Red blood, blue blood, red blood, blue blood
2.Red leather, yellow leather, red leather, yellow leather
3.Red lorry, yellow lorry, red lorry, yellow lorry

このあたりは、簡単そうに見えて実は日本人には大変難しい。
R と L の発音が繰り返されるのだ。
ダブルLとかダブルRも混じって舌を噛みそうになること間違いなし。

ついでにドイツ語の早口言葉。
1.Fischers Fritz fischt frische Fische, frische Fische fischt Fischers Fritz
2.Bismarck bis Marc bis Marc Bismarck bis

WEBを検索して、娘と一緒にひとしきり笑った。
Tongue twister でも検索できるでしょう。

でも、canのって。
あれ、チャウチャウちゃう?
うううん、チャウチャウちゃうんちゃう?
うそ、チャウチャウちゃう?
という、大阪弁のチャウチャウを巡る会話のようです(笑)


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冬日 - 2005年11月27日(日)

今晩はフランスの友人宅で焼肉パーティに出かける。
午後、奥さんは、新じゃがの煮っころがしを、娘はかぼちゃケーキを焼いて、持ってゆく料理とした。
わたしは、今日はのんびりとしている。

朝方から、時折雪がちらついているけれど、午後に散歩に出かけた。
手袋をして行って正解。
頬も耳も冷たくかじかんでしまう。
先日の雪は、陰ではまだ残っているし、反対側の丘の牧草地のあたりなどは、真っ白だ。
池には厚い氷が張っていて、子供達が壊して遊んでいる。
家々では、もうクリスマスの飾りをしていた。


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ヌーヴェル・キュイジーヌ - 2005年11月26日(土)

昨夜はアルザスの小さな町のレストランで夕食。
この秋に奥さんがぶどう摘みを手伝いに行ったドメーヌとタイアップしての企画らしい。
前菜からデザートまで6品が、それぞれぴったり合う6種類のワインとともに供された。
料理毎に、ドメーヌの女主人がワインの説明をしてくれる。
フランス語で説明してから、うちのテーブルでは簡単に英語で説明しなおしてくれるのだ。

料理はそれぞれ盛りつけも美しくて、味はなかなかのもの。ワインもいずれも味わい深く、ちょっと普段飲むことのないであろうというものも味わうことができた。
いずれも、このドメーヌのワイン、内二種類はグラン・クリュだった。

しかし、さすがに6品は多い。4番目のフォワグラのテリーヌのときには、もうお腹がいっぱいだった。そもそもフォアグラの濃厚な味は苦手なので一口でパス。
でも、最後の肉料理の鴨胸肉のブレーズは、あっさりして美味しくて食べてしまった。

8時からはじまって、コーヒー(わたしはキルシュも)で終わった時には、すでに0時を過ぎていて、延々4時間の夕食が終わった。

今朝は、まだお腹がいっぱいで、果物とヨーグルトとコーヒーの朝食。


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一滴の嵐 - 2005年11月24日(木)

娘が注文していた本を、届いたなりに奪って読んだ。
アルザスが舞台というので。
ドイツとフランスの、はざまの。

人間の成長の物語として。
誰もが、引き裂かれている、という事も。

太宰治賞の作品。
作家は、小島小陸。


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冬支度 - 2005年11月23日(水)

車のタイヤを冬用に交換した。
天気予報では、この金曜日は雪なので、ちょうどいいタイミングだ。
今日の昼間、昼食に外に出ると、雪なのか霙なのか、白い冷たいものが少しちらついていた。
朝には草地に霜が下りて、外に停まっている車の窓が白く凍っている。

もうセーターもコートも必需品になっている。
スーツにネクタイというのは、もう着なくなってしまったので、シャツにセーターにスボンが仕事に行く格好になってしまった。
そもそも、スーツのジャケットを着ていたのは通勤の間だけで、それもコートで隠れていた。
このほうが楽でいい。
冬支度も簡単。


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オフィスを移動 - 2005年11月22日(火)

今日の午後、いままでの二人部屋から、また一人部屋に移動。
同室の同僚は、日が当らない今の部屋を、ずっとぼやいていた。
で、ふたりとも日の当る個室に移動することになった。

今度の個室は、冬の今はいいけれど、夏は暑いんだよね。
それは、聞いているから知っている。
しかもトラム沿線に窓があるので、窓を開けたらうるさいのだ。
もちろんエアコンはないのがスイス仕様なので、夏が思い遣られる。

それとともに、これで同室相手の気兼ねはいらなくなるけれど、会話はなくなる。

広くなったスペースで、ひとりなんだよね。


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雪 - 2005年11月21日(月)

夕方トラムを待っていると、冷たいしずくがあたる。
少し雨がちらついていた。
昨夜の天気予報では、今日の午後は雪。
雪ではなかったけれど、もしこれが明日の未明だったら、雪になっているかもしれない。

この冬は初雪が遅いかも。
一昨年は、すでに10月に降ったと記憶がある。
去年はいつだっただろうか。

雪国のように冬中雪に覆われることはない。
ときどき、雪がどっさりと降ると大変なのは、日本の都会と一緒なのだ。

ともかく、もう最低気温はマイナスになっている。


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寒い日に - 2005年11月20日(日)

午前中にアムネスティ主催のフリーマーケットに行く。
寄付と同じだからといって、奥さんはいろいろ買っている。
すごく安いのだ。
横浜にいたときに救世軍のフリーマーケットを毎年、手伝っていた。
それと一緒かな。

ちょっと気になった、民族服のようなワンピース。
ハンガリー風かな。
娘に言ったら、気にいっていたみたい。
買わなかったけど。
わたしが着たかっただけ。

午後、娘の友達が来て、ご飯も一緒に食べるかもと思って、とりあえず時間のかかる、豚肉のトマト煮込みを作った。
結局、彼女は夕方に帰ってしまったけど、夕食は予定通りにする。
他にはスパゲティ・アーリオ・オーリオ。
サラダは予定を変更して、もう食べないといけないアルファルファと小葱とアボカドの和風サラダになった。

煮込んだ豚肉は柔らかくて美味しかった。
残ってしまった煮込み。それから、煮込んだあとのトマトソースは、後で使い回しだな。

今日の昼間でも気温は4度とか、夕方は0度。


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冬に向かう - 2005年11月19日(土)

朝起きて、向かいの丘を見ると、すっかり霧におおわれている。
しばらくして、うちの周りも、しっとりと濡れている。
雨ではない、これは霧の中なんだ。

向かいの家の屋根が白い。
それは霜なのだろう。
朝に買い物に出かけた、霜の下りた草地を歩いて。

午後に散歩にゆくと、手がかじかむ。
少しくらくらする、冷たい空気。

家に帰ると、眼鏡が曇ってしまうのだ。

どんどん冬になってきた。


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パスポート - 2005年11月18日(金)

来年6月に有効期限が切れるので、先月更新手続きをしていたパスポートを昨日受け取った。
10年使っていて、海外出張も多かったので、スタンプがいっぱい押されていた古いパスポートは、お役御免となった。
韓国の緑とピンクの入出国のスタンプが一番多かったのだ。

新しいパスポートも、また10年。
ヨーロッパを旅行しても、スタンプは押されることが少ないので、寂しいかも。
写真は今の髪の長い姿になったので、それは嬉しい。

日本に帰ったら運転免許の更新もする。
来年の2月が更新期日なのだけれど、海外在住ということで事前の更新をするのだ。
これも、写真が変わるのが嬉しい。


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本 - 2005年11月17日(木)

日本に注文していた本が届いた。
すべて奥さんと娘の注文である。
わたしは、といえばなにも特に注文をしていなかった。

読みたい本がないというわけでもないけれど。

図書館や書店で、背表紙で選んで読んでいたことがあった。
たいてい外れはなかったのだ。

散歩するように、出会えた本は、よかった。

今日、届いたなかに娘の注文の本があって、これを読んでみたくなった。
小島小陸「一滴の嵐」。

そんなことで娘と話をしていたら、「悪童物語」というのを読みたいというので、それなら家にあると渡した。アガタ・クリストフ作。


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晩秋 - 2005年11月16日(水)

今日の昼間は、少し雨になった。
週初めの天気予報では、この週の後半は雪の予報だった。
予報は曇りに変わっているけれど、条件が揃えばいつでも雪になるのだろう。
今週末は、やはり最低気温が零下になって、最高も3,4度程度。
かなり寒くなる。

街路には、プラタナスやイチョウや、いろんな葉っぱが積もっている。
そういえば、週末に散歩していても、いつのまにか木々の間から、向こうが透けて見えるようになっているのだ。

もう冬だ、と同僚に言ったら、まだ晩秋だ、と言われた。


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甘いもの - 2005年11月15日(火)

なんだか最近甘いものを食べてしまう。
チョコレート、クッキー。
今日なんて、かりんとうを食べてしまった。
夕食後に、ちょっと手を出してしまうのだ。

かりんとうは、じつは怖い。
子供の時に読んだガリバー旅行記だったか、流れついた島で食人族に食べられる前に与えられる食べ物(太らせるために)の挿絵が、まさにかりんとうの形だった。
だから、これを食べると、いつもそれを思い出してしまう。

普段、甘いものを食べていなかったのに、どうしてかな。
寒くてエネルギーが必要なのだろうか。

まだ、体重は50キロ未満を保っている(食事前)。


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冬仕度 - 2005年11月14日(月)

今日はとても寒くて、夕方帰る途中のビルの電光掲示板の温度は7度だった。
今朝ネットでみた今週後半の天気予報は0度から4度で、雪だとのこと。
さっき見てみたら雪の予報はなくなっていたけれど、週末の最低気温はマイナスになっている。
明日ガレージに電話をして、車のタイヤを冬用に交換してもらわなければ。

秋のメッセは先週で終わって、広場では今日も遊具を解体している。
すっかり冬支度。

先日来、この春先にオランダで買ってきた彼岸花だと思っていた花が咲いている。
五つの球根のうち二つが花をつけた。
ピンク色のゆりのような形の花が、一本の茎の先に五つ開いている。
彼岸花ではなかったけれど、なかなか可憐。


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散歩 - 2005年11月13日(日)

昼前に川のほうに散歩に行く。
落ち葉の小道を歩いた。
湿った葉っぱがふかふかしている。
ゆっくり流れる川面に鴨が漂っていた。

午後、丘のほうに散歩に行く。
まだ2時なのに陽は傾いて、歩いていると手がかじかむのだ。
木々の葉は落ちてしまって、森の奥まで透けて見える。
冷たい風を受けてたたずんでいた。


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ドイツのバンド - 2005年11月12日(土)

昨日CDを二枚買った。
例のドイツのバンド、Tokio Hotel と Wir sind Helden。

Tokio Hotel は、やっぱり若くてまっすぐな感じ。
声もまだ幼さが残っているみたい。
昨夜飲んでいる時に、同僚たちにCDを見せて、この子達かわいい、と言ったら、その気持はわからん、と言われた(笑)

Wir sind Helden の方は、大人っていう感じ。
一曲づつの演奏スタイルが、それぞれ違っていて、独特の雰囲気がある。
ますます気に入った。

今日は夕食はおよばれ。
前にもお呼ばれになった台湾人の家族で、肉のスライサーを買ったのでしゃぶしゃぶをするのだという。
こっちでは、日本のしゃぶしゃぶのような極薄のスライス肉は売っていないし、スライスをしてくれるお店でも、そんな薄さには切って切ってくれないのだ。
あと2時間ほどしたら出かける。


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来年 - 2005年11月11日(金)

今朝、トラムで久しぶりに検札にあった。
小学生らしい女の子が切符を持っていなかったようで、罰金の紙を貰っていたようだ。
子供とはいえ、容赦はないのだ。
そういえば、わたしも中学生の時にキセル乗車を見つかって、3倍のペナルティを払ったことがあった(汗)

夜は日本からの同僚らと食事。
彼は来年からこっちに赴任してくるので、その準備で来ていたのだ。
その奥さんも同じ社員だったので、わたしが日本にいた時には、何度も一緒に飲みに行ったりしたことがあった。
実は彼本人とは、今夜始めて個人的に飲みに行ったことになる。
知り合いが加わったことは嬉しいことだ。
来年がおもしろくなりそう。


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題名 - 2005年11月10日(木)

さっき、「恋文」を書いた。
題名って、いらないんだ。
いつも書かなくちゃと思ったけど。
今日は、書いていないのだった。
題名なし。
そうだねぇ、題名なんていらないんだけど。
書いた後、無理矢理つけていた。

なしでもいいかなぁ。

でも、やっぱり題名がないのが気持ち悪かったから、書いておきました。


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ドイツのポップス - 2005年11月09日(水)

いつものドイツの音楽チャンネル VIVA で、Wir sind Helden というドイツのグループの曲もよく耳にする。
最近の曲 Von Hier an Blind がなかなかいい。
日本でも紹介されているかな、と調べてみたら、なんとNHKドイツ語会話のテーマにもこのグループの曲が使われているのですね。

このブログに、Von Hier an Blind の訳詞があります。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/11522/

ここが本家のHPで、曲を聴くことができます。歌詞やコード譜もあります。
http://www.wirsindhelden.com/

アメリカのメジャーなヒット曲はなんだかどぎつい感じがして、こいう曲にほっとします。


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みみずを踏む - 2005年11月08日(火)

今朝家をでてアパート構内を横切って道路に出た瞬間、足元がぬるりと滑った。
う..みみずを踏んでいた。
蘇えった記憶は、小学生の頃。
その時、学校に行くために玄関で靴を履いた瞬間だった。
なぜか靴の中に入りこんでいた、なめくじを踏んでいたのだ。

あれを思い出すと今でも背筋が寒くなる。
で、今朝のもそれにつながる感触だったのだ。

足元には気をつけよう。


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晩秋 - 2005年11月07日(月)

今週は寒くなった。
先週が例年に比べて暖か過ぎたのだろう。
夕方、まだ5時頃に空は濃い青色になって、もう夜の闇の色に混じっている。
かすかに残った光を見ている。

町はまだメッセが続いていて、遊具の設置された広場には電飾が灯って、賑わっている。
トラムでライン川を渡るときに、ミュンスターの教会の前に大観覧車が見える。
かなり早く回っているので、ちょっと怖そうだけれど、一度乗ってみたいな。

こうなってくると店や街路の灯りが暖かく感じられて、これはこれで嬉しい。
外が暗くても、お互いに招き、招かれて、ちょっと同じ時間を共有することも楽しい。

昼間は、晴れたらきれいな空だし。

どんな季節でも、それなりの楽しみはあるのだ。


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リメイク - 2005年11月06日(日)

昨夜は先週のお招きのお礼で、スリランカ人の同僚家族を夕食に呼んだ。
鮭の押し寿司、アボカドとまぐろの手巻き寿司、手羽元のロースト、挽肉のパイ包み、かぼちゃの煮物。
たままた昼間に電話を掛けてきた、フランスの日本人家族もついでに呼んだ。
インターナショナルスクールに子供が行っているので、こういうときにも簡単に繋がりができる。
子供の学年の同級生の親の誰かとの交流があるので、たどると共通の誰かに繋がってゆくのだ。

今日の昼は昨日の残りの押し寿司、夕食は残りの寿司飯で野菜の散らし寿司にする。寿司飯以外の材料の一部も、昨日からの持ち越しなのだ。
パーティの翌日はなにかと残り物がでるので、残り物処理になってしまう。
実は朝食も、昨夜のパイ包み焼きのリメイクだった。
まぁ、なんとでもなるものです。


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文鳥の爪切り - 2005年11月05日(土)

文鳥たちがやってきて1週間がたった。
並文鳥のオスは尾黒、白文鳥のメスは尾白と名付けられた。
知る人ぞ知る漫画、百鬼夜行抄の文鳥の姿をした妖怪(?)の名前そのままなのだ。
普段はクロ、シロと呼んでいる。

今日は籠の掃除をして、ついでに長く伸びた爪を切ることに。
で、籠から出してみると、さっそく部屋の中を飛びまわる。
ただ窓に向かって何度もぶつかって危ないのでカーテンを閉めて回る。
手乗りではないので人間のほうにはやってこないし、なかなか捕まらなくて困った。
クロのほうは割りと簡単に捕まって、爪を切る事ができた。
シロのほうは、なかなか時間がかかってしまった。
この先、訓練で手乗りになるだろうか。
先が思い遣られる。


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夜 - 2005年11月04日(金)

鐘の音が聞こえる

夜なので
眠ろう

いろいろ
考えたいた
けど

わかんない


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トラム事故 - 2005年11月03日(木)

夕方、帰宅のとき最寄駅に着く直前だった。
もう、わたしは立ってトラムの扉の前に立っていた。
突然トラムがベルを鳴らして急停車した。
その直前を車がすり抜けて走り去って行った。

トラムの路線を横切るのに、踏み切りがあることは、めったにない。
それは、やはり最近問題になっているようだ。
今年に、近所でトラムに轢かれて亡くなった子供がいて、対策を始めたようだ。
他にも、よく事故が起こる場所があるらしい。

ゆっくり走っている乗り物だけれど、郊外の直線では、やはりかなりのスピードがでるのだ。
町中でゆっくり走っていると、すぐに前を横切れたりするのだけれど、それを過信してはいけない。

同じ路上を、トラム、バス、車、人が混じっている。


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冬が近づく - 2005年11月02日(水)

朝方に雨が降ったりするけれど、昼間は穏やかな日が続いている。
気温も18度くらいとまずまず。
それも週末からは11度ほどと寒くなるようだ。

Herbstmesse 秋のお祭りが始まって、あちこちの広場では遊具や出店が設えられて賑わっている。
娘も友達と早速でかけていた。
それが終わるとクリスマスマーケットがでる。
冬が近づいてきたなと思う。


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トイレ - 2005年11月01日(火)

今朝はいつもより一時間早く出勤した。
途中で困ったことにトイレに行きたくなった。
トラムの駅はバス停のようなものなので、まず近くにトイレはない。
それでスイス国鉄駅まで我慢することにした。

ここのトイレは有料だけれど背に腹は変えられない。
2フランを払って落ちつくことができた。
さすがに明るくて清潔なので気持がいい。
男性用の小の方は一フランなのだ。

以前に入った公衆トイレは、以前日記に書いたように、注射器と血がその辺りに散っていて怖かった。
他の場所で自動洗浄のトイレがあるけれど、全体が水浸しで、あんまり奇麗じゃないような気がした。

ヨーロッパでは、無料できれいな公衆トイレを求めるのは難しいかもしれない。
スイスは他の国に比べてちょっと高い気もするけれど、それだけに清潔。
無料の場合は、なんだか便座に座りたくないことも多々ある。

ちょっと日本では考えられないかも。