2005年7月


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かわいい動物たち - 2005年07月31日(日)

午後から娘を迎えに行く。
途中通るベルナーオーバーランドの谷間の村は、いかにもスイスという雰囲気で美しい。
谷間の山すそにに緑が広がって、木の小屋が点在していて、道沿いの家々には花々が飾られている。

少し早めに到着して、精算をするのに担当の人を外で待っていると、リスがやってきた。どうするのかと見ていると、時々立ち止まっては辺りをうかがいながら、ゴミ袋のコンテナに行く。
ゴミ漁りをするのだ。ビニール袋をかじって、穴をあけている。
ゴミ漁りでもリスがすると、なんだかかわいい。

娘と荷物を乗せて帰途についた。
みんなお腹が空いているので、途中トゥーンという湖沿いの町に立ち寄った。
川沿いにいくつものレストランが並んでいる、そこでタイ料理を食べて夕食にする。みんな外のテーブルでビールや食事を楽しんでいる。
ちょうど、わたしたちの席の後ろに竹の植木があり、その背後にはトラックのコンテナのようなものがあった。その底の部分の枠組みに、小雀がいた。
もうすぐ巣立ちそうな大きさだったけれど、親雀がくるのをピーピー鳴いて待っている。親雀は餌をもってくると、嘴を小雀の開けた口の中にいれて、餌をやっている。
間近で見ていると、ほんとうにかわいいのだ。

帰宅したら夜の9時。
明日は建国記念日でお休み。
今日の夜には、町では花火が上げられて、お祝いをする人達で混み合うだろう。
近所でも、花火を上げる音が聞こえている。


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休日出勤 - 2005年07月30日(土)

トラムの乗り継ぎの具合が土曜日のは分からないので、平日より少し早めに家を出た。
ところが車内で社員証(磁気カード)を忘れたのに気づいた。
幸い二駅目直前だったので下車して、折よくやってきた反対車線のトラムに乗ることができた。
急いで取りに帰って、次のトラムに乗ることができた。この間10分ほど。
予定の8時には会社に着くことができた。
一時間ちょっとで仕事は完了した。
もう少し遅かったら、町のお店を見てもいいかな、と思ったけれど、そのまま帰宅することにした。

娘を迎えに行くのは明日になったので、今日は、近所でちょっと買い物をしたり、いつものように散歩などをしてすごした。
昨日の夕立以来、また涼しくなったので、昼食はラーメンにした。
こっちで買える日清の「出前一丁」。でも、日本で売っているものとは味が違うのである。製造は香港。
今日のはチキンスープで、まずまずの味だった。
添付のごまラー油の袋だけは日本語で文字が印刷されていたので、日本製の転用かしら。

夏らしく暑かったのは先週後半の3日間だけで、また涼しい日々が続くようだ。


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居残り - 2005年07月29日(金)

今日は月末処理のモニターで遅くまで会社に居残りをした。
日本では毎月やっていたけれど、こっちでもやることになるとは思わなかった。
それに、日本では家から回線で繋げてやっていたのに、こっちでは会社にいないといけない。
明日の朝も、少し会社で残りの仕事をする。
こんな長い残業も休日出勤も、スイスに来てから今回が初めてだった。
10月、11月にも月末処理の担当がまわってくる。
チームメンバーが交代でやっているから仕方がない。

さて、居残りの始まった夕方、外が暗いなと思ったら、バタバタと大きな音がする。
大雨に混じって雹が降っているのだった。
この間運転中に遭遇したのと同じような感じ。
いつも通りに帰っていたら、途中で遭遇しただろう。
数十分でおさまったけれど、その後数時間して夕食を摂りに出かけたら、通りは折れた枝、葉っぱ、花などが散乱していた。
雹の威力はすごい。外にいなくてよかった。


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死と乙女 - 2005年07月28日(木)

まだ日本時間では27日だけど、明日は夜に外食をするので帰りが遅くなるので、今日のうちに明日の日記を書いておく。
日本時間では、もう今日だからね。

今読んでいる石田衣良の本のなかで、シューベルトの「死と乙女」がでてきた。
随分前に(まだ日本にいたころ)、眠りに着く前にいつも聴いていた曲だった。
懐かしくなって聴いてみた。
やっぱり、いい曲だった。

シューベルトといえば、もうひとつ、懐かしい曲集が「冬の旅」。
その中の「菩提樹」は、そもそも有名だから知っていたけれど、全体を聴いたことはなかった。
奥さんの友人の音楽家が招いてくれた、ミニコンサートで他の歌を聴いたら、すごく良かった。
その後、確かNHK教育で、フィッシャー・ディースカウの歌う「冬の旅」を聴いて、すごいなと思った。
今も、その後に買ったフィッシャー・ディースカウの「冬の旅」のレコードがあります。
「おやすみなさい(Gute Nacht)」は、いっとう好きな曲。
スイス時間で、今は7月27日夜の10時50分前。
じゃ、おやすみなさい。


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束の間の夏 - 2005年07月27日(水)

今日は30度以上になった。
久しぶりの夏らしい日だけれど、これは数日間だけ。
天気予報では、週末からはまた25度前後になるとのこと。
あまり暑いのも好きじゃないから、25度程度でいいんだけどね。
たまには、外のプールも恋しくなったり。

昼間に会社に奥さんから電話があった。
サマースクールに行っている娘から、風邪を引いたらしく熱をだしていると連絡があって、午前中のドイツ語の授業を早退して、薬をもらって部屋で寝ているとのこと。
他の生徒も先生も、同じようにダウンしているらしい。
町中よりも朝夕の気温の落差は大きいだろう。
そんなので体調を崩してしまったのだろうか。

さて、夜の連絡を待っている。
回復しただろうか。


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おしゃれ - 2005年07月26日(火)

おしゃれというほどのことはないのだけれど。
最近よくしているのが、髪を括るゴムを同系色の濃淡を二つ一緒に使うこと。
そうすると、少し緩くなってきたゴムでもちゃんと止まるし、ボリュームがでてシュシュ風になる。
レースやビロードのシュシュをして会社に行くのは、やっぱり無理があるので、こんなところで遊んでいる。

でも、家では普段はクリップが多くなった。バレッタもするけれど、簡単に止めてしまえるクリップは楽だ。
ダックカールのクリップは、ほとんどしなくなってしまった。
お店で見ても、シンプルで手軽なクリップを探している。

髪を切ろうかと思ったり、ちょっと目先を変えてみたいような気もする。
ある意味、おしゃれに目覚めたのかな(笑)


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冷夏 - 2005年07月25日(月)

夜中から明け方は大雨だった様子。
雨音が聞こえていたし、雷の音かな、と奥さんが言っていた。
朝も雨が降っている。
今年も冷夏なのだろうか。
それでも今週後半は、また30度ほどに上がりそう。
とはいえ最低気温は20度ないので、朝はやっぱり肌寒いだろう。

二年前は記録的な猛暑で閉口した。
去年は、どちらかというと涼しい夏だった。
猛暑も困るけれで、こんなに涼しいと夏らしい日が懐かしい。


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温水プール - 2005年07月24日(日)

引きとってきた娘も洗濯物を終えた昼前から、温水プールに行ってきた。
国境をドイツに越えてすぐのところに施設がある。
うちの町の公営の屋内プールは秋から春が営業期間で、夏は屋外のプールだけになってしまうので、夏に屋内温水プールで泳げない。
スポーツクラブの屋内プールを見せてもらったけれど、どこも小さくて、ちゃんと泳ぐには物足りないのだ。

さて、今日行ったプールは滑り台などのある遊び場と、競泳用の規格のプールがある。
さっそく競泳用のほうで泳いだ。
コースロープはないものの、込み合っていないので、十分に泳ぐことができた。
水温が少し冷たくて30分も泳いでいたら、鳥肌がたってしまったけれど。
一時間ほど泳いでから、少し暖かめの遊び場プールを巡ってみる。
こちらは親子連れの子供たちやカップルで賑わっていた。
施設内のセルフサービスレストランで軽い昼食を食べて、屋外の温水プール、ジャグジーなど、まだ行っていない施設をまわった。
ジャグジーは温かくて、水流でマッサージもされて気持がよかった。
スイス内の一番近い温泉の温水プール施設よりも近い。
それにずっと安い。
気持ちよく疲れて帰って来た。


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陸続き - 2005年07月23日(土)

朝は8時過ぎに家を出て、娘のサマースクールに。
高速道路の途中で事故の後に出くわした。
車の後ろに繋げるキャンピングカーが粉々になっていて、水のペットボトルや内装品などが散乱していた。
牽引している車は無事そうだったので、人は大丈夫だったのだろう。
せっかくのバカンスが、こんなことになってしまって、気の毒に。
キャンピングカーを牽いた車は、年中見かける。
フランス、ドイツは多いし、オランダのナンバーもよく見るのだ。

11時前に到着して、娘に着替えなどを渡した。
ドイツ語のクラス中で、同級生が車が見えたと教えてくれたといって、授業途中で抜けてきたとのこと。
洗濯物を引きとって早々に帰る。
今日はスクールを終えて帰る子供たちのお迎えの人達がいた。
「オラ」と挨拶をしてくれた人がいたのでスペインから来たのだ。
奥さんが、スペインからですか?と訊ね、バルセロナからだとのこと。
なんと30時間かかって来たらしい。

さすがに陸続きの国々。
どんなに遠くても車で行き来できてしまうのがすごい。

帰りは、引き返さずに少し大回りをして、シャトーデーとグリュイエールに立ち寄って帰った。
グリュイエールは、勿論あのグリュイエールチーズの産地。
レストランではフォンデュやラクレットのメニュー。
昼間からそれは重いので、サンドウィッチを買って食べた。
バゲットも、挟んだチーズ、ハムも美味しかった。


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ピカソ展 - 2005年07月22日(金)

夕方、奥さんと待ち合わせて美術館へ。
ピカソ展をやっているのだった。
この人がすごいのは、その制作数も、その制作時期での変化だと思う。
常に変えてゆくスタイルは、つねに成長してゆくヴァイタリティなんだろう。
巨匠にふさわしいね。

この展示は、抽象絵画の作品ばかり。
ちょっと、わたしは頭がいたくなった。
感情移入ができない。

後半の部屋で、別の人の作品があった。
半分半分で、上が黒っぽくて、下が白っぽい作品が、壁を飾っている。
雪の夜を思い出して、見入ってしまった。
ぼんやり、して見ていてもいいな。

鑑賞の後、ドイツに渡って買い物。
それからギリシア料理店で夕食。
すごいボリュームで、残してしまった。
スイスでレストランで食べたら、倍の値段だったと思う。
日本で食べたら...やっぱり倍以上の値段をとられるだろう。

明日は、娘に会いに行く。


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ロゼワイン - 2005年07月21日(木)

日本ではあまり飲まなかったけれど、こっちでは結構飲むようになった。
いつだったか昼下りのカフェの外のテーブルで飲んでいる人がいて、グラスのピンク色がとてもきれいだった。
夏はすっきりした辛口のロゼを冷やして飲むと美味しい。
飲み口が軽いのがいい。
夏ではないけれど、この冬に行ったブダペストでの夕食はいつもロゼだった。
いずれもハンガリー産のもので、美味しかったので一本買って帰った。
もう飲んでしまったけれど、やはり辛口の飲みやすいワインだった。
去年のスペイン旅行でもロゼをよく飲んだ。
スペイン産のロゼも美味しかった。

で、昨日始めての銘柄のイタリアのロゼの6本のカートンを買ってきたのだけれど、これはちょっと失敗。
アルコール度数7.5度というのはいいとして、甘いのだった。
発泡していて葡萄ジュースみたい。
色はきれいなんだけどな。
まぁ買ってしまったものは仕方がないので、冷たく冷やして飲んでいます。
飲んでいたら、まぁこれもいいかな、と思うようになった。


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本 - 2005年07月20日(水)

先日義姉が持って来てくれた日本の文庫本を読んでいる。
石田衣良の「娼年」、「スローグッドバイ」は、初めて読んだ作家だけどよかった。
主人公は、男性も女性も、とても中性的なのがいい。
それなのに、ちゃんと性がある。
夢のように穏やかで、薄明かりの中のような物語が、心地よかった。

浅田次郎も初めて読んだ。「霞町物語」。
この人の描く男性は、ちゃんと男性だけど、優しいのだった。
ちょっと片岡義夫の作品に似た感じがしたけれど、この人のほうが上品かもしれない。

日本の本は、よほど買いたいと思うものしか買わないので、日本にいたときのように直感で買ったりすることがない。
図書館や本屋さんでは、よくタイトルで借りたり、買ったりしたものだった。
わりと直感は外れないものだった。

また年末前には、お気に入りの作家の本をまとめ買いをするかも。


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静かな一日 - 2005年07月19日(火)

昨夜は娘からさっそく電話があった。
去年と同じ生徒、先生も一緒の人が多いみたい。
不安もない様子で、よい感じ。
今日も、きっと報告の電話がかかってくるだろう。

会社では、同室の同僚が今週から4週間の夏休み。
とりたてて事もなく静かに一日が過ぎた。
朝は肌寒くてジャケットを着用、念のためオフィス用のカーディガンを持っていったけれど、必要はなかった。
昼食の頃は、外の風はまだ冷たかったけれど、夕方には暖かくなった。

今日は髪を洗った。
洗い立てって、とくに茶色っぽくみえるけれど、柔らかい色は好き。
ふんわりウェーブがかかってボリュームもでるのもいい。
でも、髪の量が少なくなってきているから、肩ぐらいで切り揃えたほうがきれいかもしれない、と鏡を見ていて思った。


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雹が降る - 2005年07月18日(月)

今日は会社をお休みして、娘をサマースクールに送っていった。
冷やしうどんの昼食のあとに出かけた。
約二時間とちょっとのドライブで無事に到着。
運悪く着くやいなや夕立となってしまった。
雨に濡れながら、荷物を運び、手続きを終えた。
ディレクターは去年と同じ人、娘のことも覚えていて歓迎してくれた。
生徒にも去年の人達が何人もいるとのことで、名前を挙げてくれる。
今年の娘の同室は、ロシア人とフランス系スイス人。
2週間楽しんでくれたらいいな。

帰り道、空が暗い。
まだ4時前だというのに、夜のよう。
案の定、大粒の雨が当てってきたと思うと、車の屋根にゴンッという音が。
雨でそんな音がするわけでもあるまいに、といぶかしんでいたら、屋根にもフロントガラスにも音を立てて白い塊が降り注いでくるのだった。
雹が降っているのだ。
はじめて雹が降る現場に立ち会ってみると、正直怖い。
窓ガラスが割れるんじゃないかと思った。
みんな車を止めて避難しているようなので、木立の陰に車を止めて様子をみたけれど、その間にも会話もできないほどの音を立てて氷が降ってくる。
少しましになったようなので車をだしたものの、道路が氷で真っ白になっていたり、嵐で叩き落された枝切れや木の実がごろごろしているし、大雨プラス雹で前も見えにくい。
大雨で流れ込んだ水で、所々には冠水しているところもあって、川のようになった道路を走る時にはエンストをしやしないかと冷や冷やしながら走った。
さっきまで山間部とはいえ20度は超えていたはずなのに、外気温は一気に9度まで下がっていた。
無事に帰れたけれど、すごい体験だった。


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ワンピース - 2005年07月17日(日)

夕方シャワーした後に、娘がPCが立ちあがらなくなった、とヘルプの要請。
OSのローディングで止まってしまっている。
んー、これはわたしには解決不可能である。
前にも同じことがあったけれど治ったというので、じゃちょっと時間を置いてみれば?、と一旦離れた。
で、少ししてから、解決策にはならないだろいけれど、PCの中の埃を掃除してみようか、と娘に言って、やってみる。
まぁ、けっこうな埃がついているのであった。
携帯掃除機で、あちこちに詰まっている埃を吸い取った。
気休めだろうと思っていたのに、なんとPCはちゃんと起動したのであった。
めでたし、めでたし、である。

その作業の間、床にPCを置いて開けたりしていた。
そうすると、既にパジャマのワンピースに着替えているわたしは、裾が気になってしまう。
しゃがんだりする時には、気をつかいながら作業をしているのだった。
ワンピース、好きなんだけれど、こういうときは不便ね。

明日から2週間、娘はサマーキャンプに行く。
しばらく食べられない和食を夕食とした。
うなぎ、納豆、レンコンのきんぴら、昨夜の残り物の挽肉炒めも、ピーマンと炒めて和風に味付けをしなおした。


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アジア料理 - 2005年07月16日(土)

娘がアジア料理を作れとうるさい。
ヨーロッパで暮らして二年も過ぎて、うちでは日本でしていたような料理を作るけれど、まったく一緒というわけにはいかない。
それと、隣人や友人に、韓国人や、スリランカ人、中国人などいるので、日本にいた時よりも生のアジア家庭料理を味わうことが多くなった。
日本料理に使わない食材もあるし、日本化した料理も本場の作り方を知ると、また調理法の違いに驚くのだった。

森優子著「東南アジア ガハハ料理ノート」という本があって、これが文章も面白いし、作者の手による絵も楽しい。おまけに、ちゃんとしたアジア料理のレシピなのである。
以前図書館で借りてみて、手元に欲しくなって注文したという本なのだ。
昨夜これを見ていて、今日の夕食の献立を決めた。
「ガイパッバイガパオ」というタイ料理で、鶏肉のバジル炒め。
ちょうど娘の育てているバジルが繁り過ぎているので、それを消費するにもぴったりの一品である。

赤い唐辛子を買ってきて、シュリンプペーストも買ってきて、ナンプラーは元々あるから、それを使う。
娘に手伝わせて完成させた。
娘も自分のリクエストでもあるし、使って欲しかったバジルも消費されるし、積極的に参加して、なかなか楽しく二人三脚の料理ができた。

味はなかなかのものでした。
ちょっと唐辛子の辛いのが、夏にいい感じ。
他には、生姜風味の焼きビーフン(黄色ピーマン、葱、ズッキーニ入り、醤油味)、挽肉の炒め物(玉葱、マッシュルーム、味は醤油、みりん、砂糖でちょっと甘く)、いずれもアジアンテイスト。

しばしアジア人であることの幸せを感じたのであった。


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陽射し - 2005年07月15日(金)

先日買ったWEBCAM、なぜかあの後にインストールできた。
無駄にならなくてよかった。

今日も暑かった。
とはいえ、オフィスの中は冷房がないにもかかわらず涼しいので助かる。
帰宅する時の陽射しがきついので、トラムを待つ間も乗っている間も閉口する。
今日は30度くらいだっただろう。
日が翳ってきた今(八時過ぎ)は、火照りを残しながらも、だんだんと冷めてきているといった風情。
空はまだ明るくて、陽射しだけが柔らかくなってゆく。

来週から娘はサマースクールに行く。
その間、夫婦で夕食でも食べに行くのもいいかもしれない。


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暑さの戻り - 2005年07月14日(木)

暑さは戻ってきたはずなのに、朝はまだ肌寒い。
オフィスでも、半袖ではたまらなくてカーディガンを羽織っていた。

午後から暖かくなり、夕方帰る頃の陽射しはきつい。
帰宅してシャワー、シャンプーとすると、お風呂に浸かるのでもないのに、なかなか熱が去らないのだった。
それでも、日が翳ると、もう涼しくなっている。

ライン川では、人も流れる。


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飾り物 - 2005年07月13日(水)

WEBCAMを買ってきたのだけれど。
ソフトのインストールができない。
なぜかインストール画面が日本語で表示されて、途中まで進むのだけれどハングアップしてしまう。
デバイスマネージャからドライバーを直接インストールしたら、認識はしているのだけど、どうやって動くんだろう?
メッセしたら使えるのかな?
とりあえず飾り物になっている。

朝はまだ涼しい。
夕方、トラムの窓側だと陽射しが暑い。


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夕べ - 2005年07月12日(火)

なんだか日記を書くのも億劫。
書きかけては別のことをしたりする。

乾きかけの髪がふわふわしている。
巻き毛がくるくるしている。
肩や背中にかかる感触がこそばゆい。

明日からは、また暑さがもどる様子。

娘がピアノを弾いている。
まだ鳥もさえずっている。
まだ明るい空。

今日も、夕立が降った。
真っ暗になってきた空の下、降り出す前に帰ってくることができた。

娘の作った葛饅頭(もどき)を食べる。
ほんのりした甘さの餡子が美味しかった。


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変なメール、後日談 - 2005年07月11日(月)

以前の変なメールは、昨日本性を現しました。
メールだけの関係ではなくて会いたいけれど、メールアドレスが明日には使えなくなってしまうから、ここのサイトから検索してください、とのこと。
出会い系サイトに導くためのメールだったんですね。
いろんなシナリオがあるんでしょうね。
実在の本のタイトルを出してきて、今読んでいます、とか芸の細かいこと。
それにしては、返事を一回も出していないのに、勝手に盛り上がってくれました。
返事をしていたら、違った展開になったのかしら。

今週は、まだ涼しくてジャケットを着用。
今日も夕立が降った。
明後日から暑くなってきて、後半はまた30度ほどにもなる予想。


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白鳥にパンをやりに行く - 2005年07月10日(日)

今日は朝、娘を起すことにした。
来週からサマーキャンプなので、朝起きる習慣に戻しておかないといけない、と言うと素直に起きてきた。
とはいえ、わたしもゆっくりしていたので朝食は9時半頃。
朝食後、昨日行かなかった白鳥への餌やりに。
最初はライン川のドイツ側に行ってみた。
2箇所ほど川のほとりに行ってみたものの、鴨ばかりで白鳥の姿がない。
対岸のフランス側にいるようだ。
少し戻ってフランス側に橋を渡った。
途中ドイツとフランスの国境を越えるのだけれど、同じユーロ圏、元税関らしい建物があっただけで、ここからフランスの表示看板だけなのであった。
少し走って駐車場の表示をみつけて、ライン川のほとりに出る。
ここには沢山の白鳥が川面に揺られていた。
さっそく固くなったパンを踏み崩して(固くて手で割るのは困難)放り投げると、食べている。
堤防のコンクリートのあちこちに、同じようなパンを崩した跡が残っているところを見ると、固くなったパンの処理には、みんな同じことを考えるようだ。
マカロニなんかも落ちていた。
川には時折船が行き、水上スキーをしているボートもいる。
船が通りすぎると波がきて、白鳥達もゆらゆら揺れるのだ。
対岸はドイツ。自転車や散歩や行き交う人達が小さく見える。
のんびりとした午後の一時だった。


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週末 - 2005年07月09日(土)

午前9時前になって、起きだして朝食を作る。
娘と奥さんを起こしに行くが、娘は起きてこない。
奥さんは、今からイタリアに日帰り旅行に行こうなどという。
なんと無茶な。奥さんの元気さにはあきれるばかり。

昼前に買い物にでかけた。
週末用の食材を買ってくる。
娘は、まだ寝ている。

昼食を作り、娘を再度起す。
やっと起きてきた。
娘は残っていた朝食を、わたしと奥さんは残り物で簡単に用意した昼食を食べる。

午後に、白鳥に餌をやりに行こうといっていたのに、娘は動かない。
仕方がないので脱毛をしてから散歩に行った。
散歩の間に夕食のメニューを考えている。

鶏肉を使って焼きビーフンにしようと考えていたけれど、奥さんから却下された。
鶏肉は、絹さや、人参、ピーマン、椎茸と一緒に炒り鳥にした。
スパゲティ、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ、これはご飯を炊かない時の定番になっている。
ほうれん草を茹でて、ごまと醤油で。
果物。

普段どおりの週末。


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疎ましい - 2005年07月08日(金)

多分に、自分の身体について、そう思う時がある。
髭とか、体毛とかは、いつものこと。

髪を梳いていたら、時々は、いいなぁと思う自分も見えるけど。
いずれは見たくもない自分になっている。

歳をとるだけならいいけれど。
それにふさわしくも、思うようにも、ゆかないのだ。

めんどくさいな。
と、思う。

男も、女もどっちも、といいながら、やっぱり、そうはいかない。
じゃ、どっちかといえば、男でいたくないなぁ。
女になりたいかなぁ。

そうでいたくない存在で、そうなりたいものではない存在。
疎ましいな。


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変なメール - 2005年07月07日(木)

最近おかしなメールが届く。
最初は「添付ファイルの件で」と、「届いたファイルはなんでしょうか」、という問い合わせ。そんなの送ったことないのに。
次に、「前回の添付ファイルはウィルスのせいのようだった」と言い、「わずらわしてすみません」と。
で、「実は離婚したところなので、手持ち無沙汰なので、せっかくだからメールのやりとりをしませんか」と、くる。
一回も返信をしていないのに、またメールがやってきた。
今度は以前よりも長い。
「やはり私が何処に住んでいるのか気なりますよね?」なんて言われてもなぁ。
全然気になってないんですけど...
「今は隣の県の実家にいますが、今のところお会いすることはないと思うから、どこに住んでいるかはお知らせしません」とか...いいんですけどね、それで。
知らされても会いに行けません、遠すぎて(笑)
お互いの住んでいる間の真ん中で会いましょうって言っても、インドあたりかな?でなければシベリアか、モンゴルか、あ、アメリカのどこかでもいいのか(爆)
タイトルが「メール楽しいですね」って、返事してないのに楽しいのかな?
次にどんなメールが来るのかは...ちょっと楽しみかもしれない(笑)
で、迷惑メール報告はして削除をするものの、受信拒否にはまだしていない。


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寒い日々 - 2005年07月06日(水)

今日も20度程までしか上がっていなかった。
明日も明後日も同じ、明後日の予報は最高19度。
先週30度にも上がったのが嘘のよう。
さすがに朝は半袖では寒いし、夕方も朝ほどではなくても寒い。
明日からは薄手のジャケットを着てゆこう。

この気温差せいか昨夜から娘が39度の熱を出した。
近所の医者に予約の電話をするのを奥さんが嫌がる(受付にでる女性が怖いらしい)ので、会社に着いてから8時過ぎに電話をいれてみる。
幸い繋がったので予約できるか聞いたら、11時半で予約できた。
こっちでは医者も必ず予約をしないといけないのが面倒である。
急病はどうするのかな。
以前明け方に病院の救急外来に娘を連れていったことがあるけれど、普通の町医者には行けないのかしら。


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静か - 2005年07月05日(火)

嵐が去った後というと失礼だけれど...
今晩はとても静かになった。
いつもに戻っただけではあるけれど。

お客さんたちは朝に奥さんが空港まで送っていった。
夕方は、また家族三人に戻った。
普段通りにシャワーの後には、タンクドレスなりの格好でいることができる。

先週は一人でいて、もっと静かだったし、もっと好きな格好をしていたのだけれど。
その後に来客を迎えて、週末忙しく働いて、その落差が、こんなにも静かに思わせるのだろうな。


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ご飯の用意 - 2005年07月04日(月)

昨夜はほぼ和食。
焼き塩鯖、きぬさやの胡麻和え、ピーマンとズッキーニのきんぴら風、ほうれん草のソテー、豆腐と白菜と葱の味噌汁。
エプロンして、ぱたぱた立ち働いていたら、義母の友人に「女の子みたいだねー」といわれました。ちょっと嬉しい(笑)
エプロンドレス風のエプロンは後ろもちゃんと閉じているので、ショートパンツで着ると、ワンピースを着ているような感じに見えます。それが好きだったりして。

みなさんは今日はグリンデルワルドにお出かけ。
奥さんの友人夫妻がツァーでスイスに来ていて、ただし自由行動ができないの会いにこれないけれど、日本食をホテルに預けておいてくれたらしい。
それを取りに行くついでに、ユングフラウの方にも行ってみるとのこと。

わたしは、いつものようにお仕事。
少しいつもより遅くなって帰ったら、娘が洗い物の片づけをして、ご飯は炊いてくれていた。
今日は夕食も作らないで帰りを待っている。


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身の丈 - 2005年07月03日(日)

朝食後、お客さんたちはアルザスまで観光に出かけた。
娘は起きてこない。
脱毛などをしてからパソコンを立ち上げて見ると無線LANが繋がらない。
いろいろ試したものの一向に繋がらないのだ。
おまけにビデオドライバまでエラーを起こす始末。
昨日も作業中にビデオドライバーがエラーを起こしていた。
動作は立ち上がりから遅いし、いかにも無理がある感じである。
やはりXPのほぼ最低スペックの、このPCではストレスなく使用するのは無理なんだろう。
結局アンインストールをすることにした。
無事に無線LANにも繋がり、動作も快適に戻った。
身の丈のほどというものなんだろう。

再インストールしたアンチヴァイラスがスキャンしている間、午後は散歩。
ほどなくしたらシャワーを浴びて、夕食の準備にとりかかろう。


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お留守番 - 2005年07月02日(土)

娘と二人でいる。

家事が、いつもの自分の仕事だったらいいのだけど。

今晩は、リクエストでカレー。
トマト、モツァレラのサラダ(娘のバジル添え)。
残ってしまっていたブロッコリとカリフラワーのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ、アボカドとツナのサラダ。

PCをXPにあげてみた。
動作が遅い。


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帰還 - 2005年07月01日(金)

午後に奥さんから電話。
どうもイタリアの鉄道がなにかのせいで一時間ほど遅れているらしい。
そのために予約した列車に乗れなくて、ついでに乗り継ぎの予定の予約もフイになってしまって、到着は2時間ほど遅れることになるとのこと。
予定通りにいかないのがヨーロッパの鉄道の旅というものかしら。

今夜は、奥さんと娘だけではなくて、全員帰ってくることになっていたらしい。
迎えに行っても全員は乗れないのでタクシーで帰ってくるとのこと。
そのかわり、わたしはご飯を作って待っている。
やはりお年寄り二人(義母とその友人)は、日本の白米が恋しいのだろう。
ご飯と冷奴のリクエスト。
それに合わせて、残っていた野菜で味噌汁、即席の漬物を作る。
あとは、到着前にカマスの干物を焼く。

平和な生活は終わった(笑)