2005年6月


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一人暮らし最後の夜 - 2005年06月30日(木)

しばしの一人暮らし最後の夜。
好きにできたのはよかったけれど、それでもなにか物足りなかったのも確か。
ちょっと羽を伸ばせれたのは、よかったかな。

今日の夕食は、サラダだけ作って、まだ残っていた賞味期限切れのレトルトカレー。ごはんもパックのを暖めただけ。
残り物で明日の朝ご飯になる。

今日は少し気温が下がった。26度くらいかな。
明日から来週も、もう30度を超えることはなさそう。
このくらいがいい。


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会社をお休み - 2005年06月29日(水)

今日は会社をお休みしていた。
昼頃に水とヒーティングのメーターを読みにくるので、家にいないといけないのだ。
電気以外の光熱費は、毎月の家賃に定額分は含まれていて、年に一回、使用量が超過すれば支払い、少なければ戻ってくる。
その一年の締めが六月のようだ。
清算の請求書は年末ごろに来る。

午前中は、昨夜できなかった分の髭抜きなど。
昼食後に、メーターを見に来る前に、自分の古いWin98マシンを再度XPにあげる作業を始めてみた。
メーターを見にきた後も、まだまだインストールは続いているので、買い物に行く。
今日明日程度の食料と、娘たちが帰ってきた時のために、娘の常飲の豆乳を買っておいた。
XPインストールが終わったの確認してから、ちょっとドライブ。
日曜日に行ったところに、もう一度行ってみた。
空の色が暗いので、夕立が来そうだと思ったら案の定、ひどい雨になった。
昨夕と一緒で、雷も鳴って稲光が見えた。

帰ってから洗濯をしながらシャワー。
XPのインストールは前回よりはうまくいったけれど、相変わらず無線LANが最初繋がらなくて、ドライバからインストールのし直し。
それから、やはりノートンアンチヴァイラスが起動しない。
今回は、オートプロテクトを外してからやってみたけれど、多分、アンインストールしてから、XPにあげないといけないのだろう。
結局、またXPをアンインストールした。
半日の作業が無駄になってしまった。
今度は、無線LANデヴァイスとノートンをアンインストールしてからやってみよう。
でも、そもそもAMD K6-IIIのマシンにXPは無理なのだろうか。

夕食は、茹でソーセージ、ブロッコリとカリフラワー、プリーツレタス、胡瓜のサラダ、残っていたマリネ、バゲット、トマトとキウィ。
明日の朝食分を残す。
やはり、あまり料理をちゃんとしようという気分にはならない。
ちなみに、朝はゆで卵一個、トマト1/4、キウィ1/2、ヨーグルト、端っこが残って硬くなっていたツォプフというパンにラズベリジャム、コーヒー。
昼食は、バナナ一本、トマト1/4、キウィ1/2、オレンジジュース。
こんな調子だったので、シャワー前の体重は48キロを微妙に割っていた。
昨夜はいつになく沢山食べたんだけどな。


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友人と待ち合わせ - 2005年06月28日(火)

会社を出てから夕立ちになった。
トラムから降りて目の先の銀行に辿り着くのに、ズボンの裾が濡れてしまう始末。
雨を避けながら、いくつかの店にはいって、待ち合わせまでの時間をつぶした。
雨宿りのついでに、先日ミニワンピを買った店で、別のタイプのミニワンピを買ってしまう。6フラン90セントなんだもん。
でも、こっちはさらに着れないタイプ、肩紐は完全に紐だし、背がかなり広く開いているので、手持ちのキャミも背中が低いのでないと合わない。
さて、ただの無駄遣いだけれど、かわいいから、ちょっとわくわくした(笑)。

待ち合わせのあと、近くのトルコ料理店にゆく。
以前、奥さんの友達に紹介されて行ったところ。
やはり店内に冷房はなくて暑かったけれど、料理は美味しかったし、話もはずんだ。
食事後まだ明るい町を、ライン川沿いの店で、もうちょっとビールでも、と行くも、食事しないとだめ、と断られてしまった。
仕方がないので、ちょっと離れた屋台に行く。
暑いのでライン川では、何人も泳いで(流されて)いる。
屋台の周辺も、水着姿の人々。
陽が傾いてくるまでのしばらくの間、ラインのほとりに並んで座って、飲みながら話していた。


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夕ご飯 - 2005年06月27日(月)

夕食は予定通り昨夜の作り置きで済ました。
ちょっとアレンジでもと一瞬考えたけれど、洗い物が増えるのもいやなので、そのまま暖めて食べた。
一合炊いたご飯は、昨夜、今朝、今晩と食べて、まだ残っているので明日の朝ごはんにする。マリネも漬物も明日の朝に十分な量が残っている。
明日は、ドイツ人の友人と夕ご飯を食べに行く。

今日は最高気温33度だということ。
夕方の日向はとんでもなく暑かったけれど、空が曇ってきた。
少し涼しくなってきた。
最高と最低の気温差が15度ほどもあるので、朝は過ごしやすい。


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作り置き - 2005年06月26日(日)

昨夜は近所一帯のあちらこちらを会場にしてジャズコンサートをやっていた。
無料イベントなので、夜の散歩ついでに行ってみた。
屋台でビールとソーセージを買ってジャズを聴く。
午後の夕立のあと、少し暖かくなって、気持ちのいい夜だった。

今朝は、少し寝坊して8時過ぎに起きた。
いつもの朝食を一人で食べる。バナナを一本ヨーグルトに入れるのは多すぎた。いつもは三人で分けるのだった。
その後ガソリンを入れに行くついでに、近くの小さな町に行ってみた。
どこにも古いお城や教会などの建物があったりするし、田舎の古い家もあったろして、とても美しい。
人通りの少ない町は、静かだった。

帰って簡単な昼食。貰い物の古い「うどんでスカイ」というJALのカップ麺と、まだ残っていたご飯にふりかけ。
ちょっと散歩。

夕食は、明日の夜に調理しなくてもいいようにと、保存のできるものにする。
昨日買った豚肉を開けてみると、塊肉だと思っていたのに、なんと切った肉三枚が重なっていたのだった。
煮豚の予定だったので困ったけれど、そのまま同じ手順で料理をしてしまった。
ペペロニと玉葱のマリネ、ラディッシュ、きゅうり、レタス、レモンの漬け物、ブロッコリとカリフラワーのアーリオオーリオペペロンチーノ。
冷蔵庫に残されている野菜は一人身では食べきれないので、なんとか少しづつでも使って保存できる常備菜を作るのだった。
それでも、全部を使うわけにはいかない。
とりあえず今日と明日の夕食になる。
んー、明日もおんなじ献立か...まぁ、自分で食べるんだから、いいか。


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静か過ぎる - 2005年06月25日(土)

昨夜は奥さんと娘を駅に送ってゆき、列車を見送った。
時間があったので客車の部屋を見に行ったら、二人部屋の寝台だと思っていたのに三段ベッドの三人部屋だった。しかも狭いのだ。
ベッドの向かいに扉があったので開けてみると、隣の客室だった。
奥さんはトイレかと思っていたのに、と言って残念がっていた。
客室乗務員にもう一人のベッドに誰かくるのか聞いてみたけれど、来るかもしれないし、来ないかもしれない、と要はわからないということ。
個室寝台は男女別なので、男の人がくることはないので、それはいいんだけれど。

今朝は6時ごろに目が覚めてしまって、7時過ぎまでベッドにいたものの、起き出すことにした。
いつもの休日のようにコーヒー、ヨーグルト、卵料理、パンの朝食を一人分だけ用意をした。

捨てるカートンの整理、脱毛などをしてから、買い物に出かけた。
午前中だというのに暑い。
なにか作り置きのできるものでも料理しようと思っていたけれど、なにも思いつかなくていつでも使えるソーセージを買って帰った。

昼食は、炊飯器にご飯が残っているのでふりかけで食べる。
何にも作る気にならないし、一人では何回にも分けて食べないといけない量なので、とにかく消費を進める。(普段お茶碗半分くらいしか食べないので)

午後に雲が広がって雷雨。
稲妻が光っていた。
雨があがったので、ちょっと散歩に出かけたものの、またすぐに雨が降り出してきて家に戻った。

思い立って、豚肉の塊を買いに行く。
明日煮豚を作って、明日、明後日の夕食にしよう。
今晩は、賞味期限がずっと前に切れてしまっているレトルトカレーにサラダを準備しよう。

そうだろうとは思っていたけれど、一人だとなんとも張り合いがない。


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一人暮らし - 2005年06月24日(金)

奥さんと娘は今晩からイタリアに向かう。
4人のクシェットは予約が一杯で、普通のリクライニング座席か個室寝台しかなかったということで、少し高いけれど二人用の個室寝台になった。
鍵もかかるから安全だし快適でしょう。
明日からわたしは一人暮らしになる。
多分一人だと、そんなに料理をする気にもならないし、簡単にすませてしまおう。
来週は友人と飲みに行く約束も一回。
のんびりとやりましょう。

それにしても、ここ連日猛暑になっていて、まるで二年前を思い出させる。
ジョージ(わたしの前任者)が残していってくれた扇風機がオフィスでは活躍している。

あと一時間ほどしたら奥さんと娘を駅まで送ってゆこう。


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昨夜 - 2005年06月23日(木)

昨夜、義姉、義母とその友人が到着した。
大量の日本食を持ってきてくれた。
本当はいけないのだけれど、なんと蛸のお刺身まで。
昨夜はさっそくタコぶつを楽しんだ。

しかし昨夜は事件もあった。
娘はチューリッヒに行っていたのだけれど、奥さんがお客さんを迎えに行って帰ってくる直前に電話があった。
電車が全部止まっているという。電力のダウンでいつ復旧するかも分からないそうだ。
駅に電話をしみると、ディーゼル車が動くが、ダイヤは不明だとのこと。
チューリッヒ駅のインフォーメーションは混雑していて、とても訊ける状態ではないようだ。
結局奥さんが迎えに行くことになった。
わたしは、既にビールを飲んでいたので運転ができないので、お客さんの相手をして留守番した。
夜遅くなったものの、娘は無事に帰ってきた。
今日ニュースを読むと、スイス全国で止まってしまっていたらしい。


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ミニワンピ - 2005年06月21日(火)

先週末から暑い日が続いている。毎日最高気温は30度を超えているのだ。
そのわりに朝は涼しくて、日陰にはいれば十分涼しい。
冬に家に帰ると暖かくてほっとするように、今は家に帰ると涼しくてほっとする。
お昼に会社の食堂に行くと、女性はキャミワンピだったり、キャミだったりと涼しそうな姿が多い。
羨ましい。

会社の帰りに、ミニワンピを買ってしまった。
バーゲンをしている店があって、外に吊るしてあるキャミワンピやミニドレスが気になっていた。
普段着ることはないと分かってはいるものの、どうにも欲しくなってしまって、15フラン弱という安さなので買ってしまいました。
大きな熱帯の花柄で、以前はブルーやレッドもあったのに、今はイエローと薄いベージュしか残っていなかったけれど、ベージュは落ちついていてきれい。
わたしのような中年にはいい色です。
着てみたら思ったよりも裾長が短かったけれど、それでいっそうかわいい感じがする。胸元でリボンに結べるアクセントもあるし。

男物は、ぜんぜん面白くない。
欲しいと思うものがないんだよね。
必要なものだけを買っています。


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昨夜のこと - 2005年06月20日(月)

昨日は楽しい時間だった。
4時の来客予定時間までに、サラダを完成、チーズと生ハムのオードブルも完成、うどんとおそばを茹でておいて、薬味も準備。
娘のバジルの鉢から何枚かをもらった。育ちすぎて、もっと持っていってと頼まれたけれど、そんなにはいらないのだった。
3時半から魚を揚げ始め、次に鶏の竜田揚げにかかる、その最中に、まずは韓国人家族が到着した。奥さんが迎えに出て、エプロン姿のわたしに喜んでもらえた様子(笑)。
ついで、日本人家族も到着してさっそくパーティが始まった。

10時近くまで、飲んで食べて喋っていた。
とはいえ、その時間でも外はまだ明るい。
時間を忘れてしまったのだった。
またいつかの再会を約束してお別れとなった。
また、韓国に行きたいな。


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準備中 - 2005年06月19日(日)

昨夜夕食後に、今日のためのおでんを仕込んでおいた。
娘は11時過ぎても帰って来ないので、奥さんが11時半に電話に電話をすると、泊るので着替えを持って着てとのこと。
奥さんが行ったものの、こんどは奥さんも帰ってこない。
電話をしてみると、来客はまだ沢山いて、引き止められている様子であった。
一人で眠っていると2時頃に帰ってようだ。

昼前から夕方のための準備にかかる。
肉をたれに漬け込んだり、野菜を茹でたり、パプリカが沢山あったので、ついでにマリネを作っておいた。
昼食後に続きをするので、今のうちに日記を書いておく。


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暑い午後 - 2005年06月18日(土)

午後に散歩に出かけたら、きょうはとても暑かった。
いつもの散歩コースを歩いていると、夏草がもう背丈を越えて伸びているのだった。
暑い午後の早くだったせいか、不思議なほど人を見かけなかった。
いつもならジョギングや散歩の人たちに必ず会うのに。

夕方、娘は今度上海に行ってしまう友達の家に招かれて行った。
夕食は昨日の残り物のカレーに(実は朝も食べた)、野菜炒めを付け加えただけ。

明日の夕方には、今月末に韓国に帰ってしまう韓国人家族と、いつものフランスの日本人家族と呼んでいる。
献立は、チーズ盛合わせ、サラダ、鶏の竜田揚げ、魚のフライ。
韓国人家族は、チゲを持ってきてくれるとのこと。

明日は、日記が書けないかもしれない。


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パッフェルベルのカノン - 2005年06月17日(金)

最近娘がピアノで弾いている。
そうすると、いつも思い出すのは戸川純の「蛹化の女」なのだ。
バロック音楽のメロディーにのせて歌われるこの歌は、不思議に調和しているような歌詞が好きだった。

戸川純のアルバムは、どうしてだかカセットテープで買っている。
「裏玉姫」、「極東慰安唱歌」の二つ。

戸川純って、歌っている時はすごい表現力なのに、話はぼそぼそとした感じで、表情のはにかんだ感じも不思議だった。
ふと思えば、娘の普段の表情も、歌っていない時の戸川純に似ているかもしれない。


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別れの季節 - 2005年06月16日(木)

昨夜の娘の家庭教師の日。
夏休みが始まる来来週からどうしようかという話になった。
娘は夏休みに入り、先生は9月から本格的に論文にとりくまないといけない。
それで、昨日で家庭教師は終わりということになった。
専門のバイオ化学だけではなくて、幅広い知識もあるし、なによりも人柄がよくて、娘も楽しそうにしていた。
残念だけれど仕方がない。娘には、またひとつの別れになってしまった。
家庭教師以外でも、麻雀や旅行でも付き合いがあったので、すぐにお別れというわけではないので、また食事、麻雀にでも誘おう。
いずれにしても、あと一年くらいで就職先を見つけて、あるいは研究先を見つけてどこかに去ってしまうだろう。
ひょっとしたら、ここで勤め先を見つける可能性もあるみたいだけどね。

学校の学期末が今月なので、日本とは少しずれた別れの季節です。


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古い箒のような - 2005年06月15日(水)

髪の先端が不揃いに伸びてくると、どうもみすぼらしい。
古くなって擦りきれて、毛も所々で抜けてしまった箒のようになってしまう。
髪の毛の量が少なくなってきたという証拠を突きつけられているようなもの。
また揃えないといけない。
この状態だと伸ばし続けてもあまり意味がない。
もう少し短く、肩ぐらいまでで切りそろえたほうがいいのかもしれない、と思いながらも決心がつかないでいる。


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合唱 - 2005年06月14日(火)

今晩、学校で娘の合唱クラスのお披露目をやっている。
「来ないでね」と言われていたので、それでも行こうか行くまいかと迷っていたんだけれど。
結局、シャンプーをして髪が乾いていなかったので、奥さんだけが行った。
写真を撮ってきてくれるとのこと。ひょっとしたら動画も。
ひとり家に居残って日記を書いています。

雨が降ったりやんだり、まるで梅雨みたい。
明日からまた暖かくなりそう。
今日も、朝はジャケット、オフィスではカーディガンが必要だった。
明日からは、必要ないかもしれない。


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別れの季節 - 2005年06月13日(月)

娘は今日は学校をさぼった。
今学期を最後に上海に行ってしまうスウェーデン人の友達、現地校に移るスロヴァキア人の友達と一緒に、遊びに行った。
いわゆる「ふける」ってやつですね。
スターウォーズを見て、トルコ料理店でお昼と、楽しかったようだ。

学校ではイギリス人、アメリカ人が多くて、彼らには母国語が授業の言葉。
いきおい、英語が母国語でない生徒たちの「第二外国語の英語」の授業で仲良くなることが多いのだろう。
ただ短期、長期に拘わらず海外赴任者の家族の生徒がほとんど。
実際、毎年学期の終わりの前には、来年度に続けるかどうかの質問表が送られてくるのだ。
毎年、学年末(夏休み前)には別れがある。
去年は、娘の仲のよかった韓国人が帰国してしまった。
夏休みに娘一人で韓国旅行したのは、去年の日記で書いたとおり。
今年も、また仲のよい友達が去ってしまう。
やはり不憫である。

学校では毎年、全学年のクラスの載ったアルバムが作られるのも、こういう事情だからだろう。


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暖かい日曜日 - 2005年06月12日(日)

お昼は予定通り残っていた生麺の二玉を使ってラーメンにする。
中華スープの素と醤油を加減したら、昨日のよりも一層いい感じに仕上がった。
昨夜作りおいたメンマも味が馴染んで美味しくなった。

午後はみんなで公園に行った。
たくさんの人たちが散策を楽しんでいる、暖かい午後の時間。
リスが間近によってきた。
鳥の声を聞き、小さな川の流れを聞きながら、ゆっくりと歩いていた。
わたしがリスを見ていた頃、奥さんは手に小鳥を止めていたらしい。

それから、娘が製本の仕方を知りたいと言っていたので、ペーパーミルミュージアムという、製紙、印刷、製本関係の展示をしている博物館に行った。
9年前にも行ったことがあるところで、今でも水車を使って紙の原料の繊維を砕いている展示がある。
苔むした水車は、まだ回り続けていた。
手漉きの紙を作って帰った。

夕食は、一階上のスリランカ人の同僚が、先週に持っていったお寿司のお礼に、スリランカカレーを持ってきてくれたので、メインは作らなくてもよかった。
味噌汁と野菜のスープ煮、ほうれん草のおひたしを作った。
娘は、日本のカレーが食べれなくなりそうだと言う。
もう日本のチーズは食べられないそうだ。
確かに日本人向けに癖のない味に加工されたチーズでは、もの足りなくなるかもね。
でも、日本のカレーは、もうそれで確立された味になっているのじゃないかしら。
タイ式カレーも、スリランカ式カレーも、とっても美味しいけれど、日本式カレーも懐かしい味なのである。


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食材 - 2005年06月11日(土)

昨日奥さんが生中華麺とちりめんじゃこを買ってきた。
台湾人に教えてもらったというアジア食材店に行って来たのだ。
知らなかっただけで結構いろいろなところにアジアショップはあるようだ。
ちりめんじゃこを売っていたとは初めてで嬉しかった。
昨夜は早速きゅうり、わかめとじゃこの酢のものになったのであった。
日本では普通の食材なんだけれど、こっちでは手に入らないもののひとつだった。

今日のお昼は生麺でラーメン。
スープは中華ブイヨンと醤油で作った。
懐かしい日本のラーメンには比べるべくもなかったけれど、あっさり味でまずまずといったところ。
四玉のうちふたつを使ったので、また明日のお昼にラーメンを作ろう。
で、近所のアジア食材店で買ってきた竹の子の水煮を使ってメンマを作った。

娘は午後にわらび餅を作っていた。
食べながら日本から持ってきたきなこがなくなったらどうしよう、と奥さんと話している。
大豆からできるんだよね、と、もう自分できなこを作るつもりでいる。
実際に和菓子なども自分で作るのである。

海外生活を始めると、欲しいものを自分で作ることも考えはじめるのであった。

今日の夕食は和食にする。
豚肉の生姜焼き、じゃこおろし、ほうれん草のおひたし、野菜炒め。
賞味期限が5月で切れてしまっていた、ちりめん山椒のパックを発見してしまった。
日本食材は買いこんであるので、こんなこともしょっちゅう起こる。
データベース化して管理しないと行けないのかな(笑)


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検索ワード - 2005年06月10日(金)

うちのサイトに来てくださる方々は、以前からのお付き合いの他には、リンクから辿ってであったり、日記から辿ってであったりです。
女装系リンクから来てくださった方には申し訳ないですが、あまり女装サイトらしくないので失望させてしまっているかもしれません。
日記の方は、エンピツのジャンルやランキングの一覧から辿ってこられる以外に、結構検索でやってこられます。

ここ一ヶ月の検索ワードを調べてみました。
「恋文」というのはいつもの定番ですが、ヨーロッパの都市名や旅行関連のキーワードも結構あります。「トラベラーズチェック」とか「乗り継ぎの仕方」なんて。
「恋文」関連では、「名前を呼んで欲しいの」、「一緒に過ごした時間」、「いま、あなたに会いたい」なんて言葉があって、せつない気持になります。
気持を共有できる言葉を求めていたんでしょうか。
「煮るだけ」、「炒めない」って、簡単レシピを探していたのかな?
ちょっとすごいのが「おちんちんの見せ合い」。こんなの書いたっけ、と思ったけれど確かに書いていました。うちのアパートの男の子たちが見せ合いっこしていたという話。
で、今日「茅野かや」で検索されていました。これも不思議。
名前だけが記憶があって検索されたのかな?


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宝くじの顛末 - 2005年06月09日(木)

昨日の宝くじの件は、やはり詐欺ようです。
宝くじ詐欺の警告サイトがあって、スペインやオランダのグループが有名なようです。
そこのサイトのブラックリストに名前が載っていました。
やっぱり買ってもいないくじに当るなんて変だよね。
それにしても電話も通じるし、検挙されないのかな?

今日も寒かった。
朝のトラムには、また暖房が入っていた。
明日からは少し暖かさが戻って、22度くらいにはなりそう。
それも最低気温は10度を割ってしまうけれど。
風が冷たいんだよね。


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宝くじ - 2005年06月08日(水)

今日1通の封書が届いていた。
発信はスペインのなんだか宝くじ協会というような名前だった。
英文の文書は、抽選によって約670000ユーロがわたしに当ったらしい。
で、当選金支払いのために、振込みの銀行口座などを記入したフォームとパスポートなどの身分証明書のコピーをファックスしてください、という内容だった。
当選金のうちから5%は保険のために差し引かれるとのこと。

670000ユーロといえば、9000万円ほどの大金である。
買った覚えもない宝くじに当選したとはどんなものであろう。
書面にあった連絡先に電話をしてみた。スペインまでの国際電話なのだ。
そうすると、書面にあった照会番号などを求められて、確かに当っているのでフォームを送って欲しいとのこと。
宝くじを買った覚えがないというと、そこはただお金の出し入れの業務をしているだけなので、それについては差出人の団体に連絡して欲しいとのことだった。
スペイン語なまりの早口の英語で、なかなか聴き取りきくかった。

で、次に文書に書いてあった団体に電話をしてみた。またも、スペインへの電話である。
やはり照会番号などを言って、当選しているからフォームと身分証明をファックスしなさいとのこと。
くじを買ったことがないと言うと、航空会社やカルフールなどのショッピングセンターで買い物をしたりしたら、自動的にエントリーされて、それがコンピューターで処理されて当選者がでるとの説明であった。
つまり、買い物をしたお店がスポンサーになっていて、世界的にくじ引きが行われていて、当選総額を当った人で分け合うのだそうだ。
こっちの人は、とってもゆっくりとしたしゃべり方だったけれど、なんだか抑揚が少なくて、機械的な感じ。まるでコンピュータと話しているみたいだった。

さて、なんだかとてもおかしい。
詐欺というには、特に手数料を振り込めとも言っていないし、どうなのか分からない。
ただ、あまりにも現実味がないし、ちょっと調べてみようと思う。

娘曰く、手紙の印刷も安っぽいし、嘘っぽい、と。
直筆のサインと印はあったけど、確かに文書はカラーコピーのようだし。
いまのところ、家族全員の判断は、なんらかの詐欺だろうということ。

でもね、これが本当だったら、すごく嬉しいよね(笑)


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豆腐が腐る - 2005年06月07日(火)

帰宅途中のトラムの中で、娘から携帯に電あり。
豆乳とカッテージチーズとウサギ菜を買ってきて欲しいとのこと。
奥さんは出かけていて帰りは7時過ぎになるので、娘が自分で夕食を作るからどうしよう、とも。
とりあえず、トマトとリンゴを切っておいたら?と答えた。
買い物をして帰ったら、ブロッコリ、人参を茹でてサラダの準備中。
味噌汁も作って、鶏肉は奥さんが焼くだけの用意をしていたらしい。
どうしたらいいか訊かれたら答えただけで、全部娘が作ってしまった。

その最中に、豆腐を切って味噌汁に入れて、パックに残ってしまったのを食べたら、なんだか味が酸っぱい、と娘がいう。
確かに食べてみたら酸っぱくて舌がぴりぴりする。
どうも悪くなっている様子、賞味期限にはまだあるのに。

先日以来、奥さんは冷蔵庫の霜取りで電源を何回か切っていた。
それで悪くなってしまったんだろうか。
なかなか豆腐もその辺で買えるわけではないので、買い溜めをしていたのだけれど、夕食後に5個全部開けてみたら、みんなだめになっていた。
もったいない...

食べてしまった豆腐は、まぁ、なんとかなるでしょう。
それよりも、最近は娘が自分から料理をしてくれるのが嬉しい。
こんど、また一緒に料理をしてくれるかな。


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また寒くなったり - 2005年06月06日(月)

午後から雨。
夕方の気温が21℃。
明日、明後日の予報では最高気温も20℃に至らず、最低気温も10℃に満たない。またしても寒くなるのだ。
今日は半袖シャツにジャケットを着ていたが、明日は長袖シャツにしよう。

たまに暑くなっても、こんな調子なので、家の中でもまだ半袖のワンピースで、タンクドレスを着れないでいる。

今月後半には、義母が友人とやってくる。自分だけでは来れないので、義姉がツァーコンダクターとして同行してくるのだ。
一度家に立ち寄ってからイタリア旅行に行くので、奥さんと娘も1週間ほど一緒に行ってしまう。その間はわたしひとり留守番ということ。
その時には気兼ねなくキャミワンピで過ごしていようと、今から楽しみにしているのだ。
寒くても実行かな(笑)。


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静かな一日 - 2005年06月05日(日)

昨日とはうってかわって静かな一日だった。
いつもように食事の仕度と後片付け、毛抜き、散歩。
また気温が下がって20℃程度。曇り空の下の散歩は涼しい。
いつもの森を歩いて帰っても、からだが温まるくらいだった。

午後には、奥さんのノートPCの旅行の写真をCDに保存した。
先日のトラブルの時データのバックアップをしていなくて、幸いその時にはデータの消失はなかったものの、やはりバックアップを取るのは重要です。

夕食はお魚を香草焼きにして、サラダ、おもちのグラタンの予定。


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娘の友達の来訪 - 2005年06月04日(土)

娘の友達が遊びに来る。
朝は娘も自分から早起きをしてきたので、いつもの土曜日よりも早く朝食にした。
朝食後は足りない食材を買い足しに行き、娘はその間に調理を始める。
帰ってからは、家族総出でおもてなし料理を作ったのだった。
メニューは、手巻き寿し(ツナマヨネーズ、きゅうり、アボカド、まぐろ、卵焼き)、スモークサーモンの押し寿司、お稲荷さん、鳥手羽元の照焼き、サラダ(サニーレタス、プチトマト、ズッキーニ、ラディッシュ、モツァレラ)。
デザートには昨夜に娘が作った苺入りの牛乳寒天。

昼食は、話しも弾んで、スェーデン人とスロヴァキア人のお友達には、楽しんでもらえた様子であった。
残念なことに二人とも今年度でインターナショナルを去ってしまう。
スウェーデン人の子は親の転勤で上海へ、スロヴァキア人の子は現地校に行くことになっている。
去年の年度末でも娘の親しかった韓国人の子が本国へ帰ってしまって、また今年度にも親しい友人と別れるのだ。
彼女達に麻雀を教えたり、子供たちだけでは漫画を描いたりしていた。
夕方まで娘はいつになく、はしゃいでいた。

夕食は残ってしまった寿司飯に、残ったサラダを塩もみにしてサラダ寿司にする。


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ねじ - 2005年06月03日(金)

午後は2時半過ぎに早退して、所用でチューリッヒに行った。
駅に向かう途中、銀行で現金をおろして、ついでに夏服をちらっと見てみる。
トラムの窓から見ていて最近に気になっていた店があった。
キャミワンピが、9フラン70だか80セントという安さなのだ。
でも、やっぱり胸元にギャザーがあって、胸のないわたしには着こなせないものであった。

うちの街では、若い女性のキャミは普通だけれど、大抵ジーンズなどのパンツが多いけれど、チューリッヒではスカート姿(しかもミニスカートだったり)を、たくさん見かけた。
スカートも、やっぱりかわいい。

ミニワンピなんか、欲しいな、と...(笑)
暖かくなると、頭のねじが緩んでしまうのかな。


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政治力 - 2005年06月02日(木)

今日読み終わったローマ人の物語のカエサルの章が終わった巻の年表を見た。
この最中は、日本史ではずっと弥生時代なのであった。
日本で国家らしいものができてくるのは紀元後だろう。
ヨーロッパで軍事も政治も成熟してゆく間に、まだ古代日本ではせいぜい小さな部落間の小競り合いをしているだけであった。

時代が下って、日本が開国をするしかなかったのは、この軍事、政治力がなかったからであろう。
その後、軍事力はつけたものの(?)、政治力は未だに未熟なのは、今になってまだ露呈されているのだろうね。

わたし個人的には、政治は嫌い。
ローマ人には嫌われるだろうな。


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ローマ - 2005年06月01日(水)

塩野七生の「ローマ人の物語」というのを読んでいる。
単行本で全12巻。それを文庫本で今のところ16巻まで出ている。
13巻目を読み始めたところで、カエサルの暗殺後の時代である。
いろんなエピソード、時代背景、作者の考え方など細かく記述してあって、まったく退屈しない。
ヨーロッパを旅をすると、そこかしこにローマ遺蹟がある。
近所にもローマ遺蹟があるし、市内で遺蹟が見つかって工事が中断したりするくらい。
それが紀元前から続いてきた歴史なのだとわかってくる。
まだまだ先を読むのが楽しみである。