2004年3月


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2004/03/31(水) 18:43
花たち

朝晩は、まだ寒いけれど昼間はずいぶんと暖かくなった。
朝にコートを着て会社に行くと、帰るときは必要がないという状態になる。。
みんな、もうすでに軽装なので、夕方には自分が場違いなような感じがする。
もう日本ではお花見の季節。会社に桜に似たピンク色の花が咲いている木がある。
緑地になっているところには、スミレやクロッカスや、小さな花たちがいっぱい咲いてる。
特に植えたという感じではなくて、自然に咲いているので、とてもきれい。

さて、今日は英語。
試験の問題を模擬的に練習したりしていて、宿題も試験問題をパート別にやったりしている。
先週はヒヤリングをやったけれど、なかなか難しい。
一応合格レベルの点数は取れているのだけれど、実際の試験のときに、集中力が持続出来るかしら。

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2004/03/30(火) 20:34
お気に入り

エンピツという「恋文」の日記サイトには「My登録」というお気に入り登録機能があって、というのは以前にも書いた。
増えたり減ったりしながら、今は自分のお気に入り登録が12件、登録してもらっているのが15件。
最近、またお一人から登録して戴きました。
公開日記なので(「恋文」を日記といえるのかはさておき)、読者が増えるのは嬉しいです。
人気の日記は、もっと沢山の「My」が登録されているんだろうけど、わたしって、自分から登録に行ったことは殆ど無くて、いつも登録してもらった方に「My返し」といって、自分の方から登録をお返しするのです。
だから、ずっとこんな感じです。

で、このMEMORIZEという日記サイトにも「マイ登録」があるのですが、最近お一人の方が登録してくれました。
始めてのマイ登録です。こっちのサイトは、エンピツと違ってカテゴリーが日記を書くたびに設定できるので、それをしないとジャンルが特定されないのが、検索しにくいような気がします。
だから、マイ登録してくれたのって誰なんだろう?
知っている人が登録してくれたのかしら。

こんなことがきっかけでメールをやり取りしたり、メッセしたりで世界が広がるのは楽しい。
相変わらず、「恋文」では一片の気持ちを描き、「うたかた」では日常のさまざまを描きます。

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2004/03/29(月) 23:23
夏日後

やっぱり朝は暗くなった。せっかく明るい朝の通勤になったのに。
まぁ、しばらくしたら明るくなるのだけれど。
その代わりに、夕方は遅くまで明るい。
これから、もっと明るなって11時頃まで明るくなる。
そうなると、時間の感覚が狂ってしまって、いつまでも夜更かしや、深酒をしてしまう。

夕方、日本から来た同僚と、こっちの日本人の同僚と夕食。
不思議に早めに帰宅ということになった。
別れ際に、さようならと、日本からやって来た彼に抱きついてみる(笑)
こっちの同僚は、「キスはせんのかい」などと言っている。
キスは、また今度にしよう。

帰宅してシャワーを浴びて出てきたら、マージャンの用意がしてあった(笑)
少しマージャンをしてから、今日記を書くことができました。

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2004/03/28(日) 15:55
夏時間

今日から夏時間になった。日本との時差は7時間。
今朝いつも通りの時間に起きたので、実は1時間睡眠時間が少なかったことになる。
目覚しと壁の時計を1時間遅らせた。
ビデオのタイマーの時計は自動的に正しい時間に修正されている。
テレビ受像のケーブルで繋がっているので、信号が送られてくるのだろう。
自動車の時計なども、ラジオの電波を通して自動修正されるらしい。
去年の秋、冬時間に変わったときは、ビデオのタイマーが狂っていると思い込んでいて、翌日会社に1時間早く着いてしまったことを思い出す。

ミュージアムパスという住んでいる町周辺、フランス、ドイツの近隣都市の美術館、博物館などが、年間無料で入場できるパスが有効期限切れになるので、朝から更新に出かけた。
ついでに解剖学博物館という博物館に行ってみた。
大学の中にあって、展示数は多くはないけれど、独特の展示。
実際の臓器や骨などの標本が展示されているのだけれど、身体の輪切りとか、縦割りとかもあるし、畸形の胎児とかもある。
医学のためとはいえ、皮膚も毛もついたままで内臓をさらしている人体というのは、かなり強烈なものがある。
夜に悪い夢を見なければいいけど。

明日は、日本から出張でやってくる同僚と飲みに行く。久しぶり♪
日記はお休みになるかも。

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2004/03/27(土) 19:13
ドイツに買い物


午前中はドイツに買い物に行く。
安売りの店では、ケースのままで商品が山積みで、それは日本の安売り店と同じような感じ。
みんな大きなカートに山積みで買っているけれど、同じ物を大量に買っている人たちは、個人消費というよりも、お店の仕入れといった様子に見える。
トルコ人、インド人というような人が多い。
その後に、大型ショッピングセンターに行く。
駐車場から店に降りたところで、会社の同僚がわたしの胸をつん、と突いて挨拶をしてきた。気付かなかったわ。
スイスで買うよりも、野菜や肉類、衣類、雑貨など、半額から場合によっては三分の一くらいの価格だから、みんな来るわけだ。
相当に混雑している。
しかし、単位量が多いので、肉や魚などは、うちの家族だと三回に分けて食べれるくらいの量になる。
調理して冷凍するのがいいのだけれど、冷凍庫が狭いのが難点です。
800gある鳥の骨付きもも肉を、今晩はポトフにしてみました。

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2004/03/26(金) 21:25
セクシー

今日は気分を変えて、いつも真中で分けていた髪を横分けにしてみた。
括るのもいつものゴムではなくて、年末に飲み屋のお姉さんとバレッタと交換した組紐風のにしてみた。
金曜日だしスーツもネクタイもなしでセーターとコーデュロイのパンツ(本当は普段でもいいんだけれど)にした。
今朝は8時半からドイツ語会話のクラスのある日。
先生(男性)が、わたしを見て、今日は真中分けじゃなくて横分けだね(という感じで)ドイツ語を言う。そして、セクシー、だって(笑)。
思わず笑っちゃったけど、よくもこんな些細な変化に気付いたもんだ。
それにしても、男性からセクシーと言われるとは(笑)かっこいい、という意味だったのかな?

夕方娘が帰ってきて、昨日夕食後に話題になった地下のケラーに眠ったままになっている萩尾望都の漫画を捜しにゆくと言う。
「ポーの一族」の一巻が見つからなかったけど、残りと「トーマの心臓」、短編集を持って上がった。
後は「宇宙家族カールビンソン」という、かなりオタクな漫画。わたしは、大島弓子作品をいくつか持って上がった。
坂田靖子、やまだ紫、丸尾末広、ゆずきかず、いしかわじゅん、などというやっぱりオタク(?)な作家のは、まだ地下に眠っている。

今日の夕食後も家族でゲームをした。娘も明日は麻雀を教えて欲しいと言った。
会話も戻ってきたのが嬉しい。
結局、これまで、わたし自身が家族のまとまりを妨げていたのね、自分のことに中心がいっていて。
これから、頑張ってみる。

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2004/03/25(木) 21:06
まだ寒い日

朝は雪になった。
霙に近い雪だったけど、気温は今週は低い。
昨夜は、奥さんが娘の前髪を切らせて、すったもんだしていた。
そもそも、目が隠れるような長さで垂らしているので、目に入ったりしてよくないと言ってたのだけれど。
昨日の学校での話でも、目が隠れていて表情が判らないから、切るかピンで留めたほうがいい、という先生の意見があった。
日本以上に、表情や視線、身体の動きがコミュニケーションの重要な要素になっている。
わたしなら飾りピンで留めたいところだけど、娘は顔を隠したいらしい。
奥さんによれば、顔にコンプレックスがあると本人は言っているらしい。
思春期の娘だもんねぇ...でも、全然問題ないと思うんだけど。むしろ東洋人って、かわいいと思ってもらえると思うんだけどな。
先生も、かわいいのに顔をいつも伏せているのはもったいない、と言っていたのに。
今日は、学校で髪を切ってかわいいと言われたらしいけど、本人は、みんなお世辞を言ってるだけだと、みもふたもないことを言ってる。
これは本人の感情的なことだから、傍からなにを言っても、本人が気持ちを動かさないとどうしようもないのかな。
家庭内でも対話路線を模索することにしてみよう。
今日から夕食後、最低30分は対話の時間とすることにした。
ということで、今日はしばらく話をした後、ゲームをして終り。一時間以上一緒にいた。
以前の対話がなかったほうが、おかしかったんだね。

きっと、わたし自身がずっと、こもっていたんだ。

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2004/03/24(水) 18:42
先生との面談

夕方、インターナショナルスクールで先生との面談があった。
多少の進歩はあったものの、娘は他人と喋らない、いつも顔を伏せている、目を見て話さないなどなど。
スイスに連れて来られたことを未だに拗ねているのか、今の環境で楽しみを見つけるとか、慣れるようにするとか、考えもしないように見える。
ここにいる間に、なにか得るものがなかったら、なんのための時間か判らない。
親にも同じ調子だから、どうしていいかわからない。
時間が経てば変ってくると思っていたけれど、どうもそうでもないようだし、なにかいい方法はないのだろうか。
とにかく、まず本人が殻から出てきて、その気にならないことにはどうしようもない。
話をしても、いい加減にうなづくだけだし...難しい。

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2004/03/23(火) 21:00


今週は寒さが戻ってきた。
ただ、朝夕が明るいので、冬とはずいぶんと感じが違う。
もう、いろんな花が咲き始めている。連翹の黄色、桜のような木があって、同じようなピンクの花。クロッカスや水仙も。
鳥の囀りは、春を実感させてくれます。

昨日の「うたかた」のことで、カキコやメールを戴きました。
心遣い、ありがとうね。
文鳥は、こんな春の日に逝けてよかったかもしれない。きっと、日本の親兄弟のところに飛んで帰ったかもしれません。
それとも、春になってやってきた、この地の鳥たちと遊んでいるだろうか。

去年の春は、泣き言が多かったけれど、そのときも友人たちに励まされていた。
いつもいつでも、こんな関係が続けられていて嬉しいです。

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2004/03/22(月) 19:31
文鳥の死

昨日スキーから帰ってきたら、文鳥の様子がおかしいと、奥さんが文鳥を籠から出して、暖めたりしている。
娘は獣医に電話をすると言って、電話をしたけれど要件が伝わらない。
結局、電話を代わったけれど、もう切れていた。もう一度掛けなおしたけれど留守番電話になっていた、しかもドイツ語で。
今日は日曜で開いていないだろうから、明日獣医に連れていったら、ということで様子をみることにしたのだけれど。
そうしたら、もうわたしが眠りかけていた夜遅くに、ベッドの横にケースに入れて連れてきていた奥さんが、「あー、死んだ!」と悲鳴を上げた。
確かに毛を膨らませて、荒い息をしていたけれど、まさかこんなに急変するなんて思わなかった。
電話をするときに、わたしがしてあげたら、ひょっとしたら治療が受けられたのだろうか。
そのとき、電話をして欲しいという娘を、わたしは「日曜日だから、どうせ診てもらえないし、どうしてもだったら、自分でしなさい」と、突っぱねたのだった。
帰ってからの片付けのこととかで、ちょっと虫の居所が悪かったのだ。
今日になってからも、後味が悪い。感情的になった自分は、やっぱりよくない。

いつものエサを啄ばむ音や、鳴き声が聞こえないのは、なんだかバランスが悪い。
娘は植木鉢に葬りたいと、部屋の中の文鳥の鳥篭があった場所に、その植木鉢を置いている。
水仙の球根が同じに埋まっている。
文鳥の水仙か...どんな花になるんだろう...

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2004/03/21(日) 21:04
ユングフラウでスキー

朝五時に起きて出発する。
途中のサービスエリアで友人家族と合流してグリンデルヴァルトまで約二時間。
クライネシャイデックまで登る登山鉄道駅のまん前の駐車場に止めることが出来た。
もうシーズンも終りなので、こういうこともできたのだろう。
日帰りスキーなのでスキーウェアも予め着て来ているので、ブーツに履き替えて電車に乗る。
クライネシャイデックからひとつユングフラウヨッホに近いアイガーグレッチャーという駅まで登ってから滑り始めた。
完全にアイスバーンで、娘は怖気づいているので、横滑りしながら下りて行く。
一旦下の方まで降りてからは、リフトに乗って、再びクライネシャイデック、それから上までリフト。
滑降とリフトの乗り継ぎでメンリッヒェンまで行って昼食となった。この時点で、もう充分滑ったという感じ。
さすがに春になってきているので、曇り空ながら暖かいし、雪は重い。
お昼にレストランでトイレに行ったら、入り口の扉を開けて中に入ったら、後ろから、ここは男性用だよ、という声。
降りかえって、男です、と言おうとしたけど言葉が出てこなくて、それに、個室がない男性専用(立ってするのね)だったので、会釈して出てしまった(笑)
声を掛けてくれたおじさん、にこにこと見送ってくれたけど、最後まで女性だと思っていたのだろうか。
ちなみに、そのとき、光沢のある生地の白いシュシュでポニーテールにしていました。
昼食後、また滑降とリフトの乗り継ぎで下のほうまで降りて、最後の一駅を登山電車で降りて、今日のスキーは終了。
帰り支度をして、駅のトイレで髪を解いて結びなおしていたら、入ってきた男性がじっとわたしの方を見ていた(汗)。

ユングフラウまで日帰りスキーができるって、すごいと思った。
疲れたけど。

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2004/03/20(土) 21:14
忙しい週末


今日は午後から、いつもマージャンをする家族と会社の同僚も誘ってマージャン。
午前中に脱毛を済ませた。
先週はゲストがいたので脱毛ができなくて、剃ってしまった。
やっぱり、かなり毛が伸びていたので、抜いた毛は多かった。
顔の髭は、相変わらずの状態。ただ、毎日抜いているせいか、抜くのはかなり限られてきた。
...というか、短過ぎて抜けない...産毛状の毛は沢山...

明日は早起きして、件の家族と一緒にユングフラウにスキーに行く。
ちょっと、しんどい...
奥さんは元気だ。
相手の家族の旦那さんも、ちょっと疲れているようなのに、その奥さんは元気いっぱいだ。

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2004/03/19(金) 20:14
交換日記

今読んでいる狗飼恭子さんの小説に、交換日記のことがでてきて、ふと高校の頃を思い出した。
その頃一年下のガールフレンドがいて、交換日記をしていたのだった。
毎朝開館前の図書館の前で出会い、日記を交わし、始業までの時間を共有した。
わたしの高校卒業の時に溜まったノートを半分半分に持ち合って、その後半年で、わたしたちは別れた。
あのノートはどうしたかしら。それから、やっぱり卒業の時、大阪の大学に進むわたしにくれた、リボンで括った彼女の髪の一束。
卒業から別れまでのいろんな出来事が思い出されて、それは今でもせつない気持ちにさせる。

高校の頃といえば、やはり同じ文芸部の下級生達と連作メルヘンと言って、ノートを回しながらメルヘンの連作をしていた。これも、まるで交換日記のように。
彼女達、今はどうしてるのかしら。いいお母さんになっているかな。
その頃の友人達は、年賀状と同窓会で繋がっていたけど、ここでは、もっと疎遠になりそう。
その代わりに、夢見さんとねこちゃんは、日本にいた時よりも交流が生まれた。
両人とも、一度はわたしが恋した人たちだった(お二人さん、これを読んで笑わないようにね)。

その頃って、どうやっていたのかと思うくらいに本を読んで、詩や短歌や小説を書いていた。
交換日記も、連作メルヘンも、そんな時間の中でできていたんだと思うと、不思議な気がする。
本は図書館で借りるし、自分で古本屋で買うし、友人達から貸し借りをするし、いつも同時に2,3冊は読んでいた。
若さの力だったのかな。

ところで、以前にわたしのもう一つの日記(「恋文」と一緒のエンピツに持ってる)が中断したままなので、交換日記をしませんか、と案内したけれど、誰も乗ってくれなかったの。
オープンにして、コンテンツで交換日記って作っちゃおうかな。

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2004/03/18(木) 21:08
やっぱり春

突然暖かくなったら、どの人もコートを着てない。
半袖のTシャツや、もうタンクトップ姿だったりする。
衣替えという習慣はないので、いつでもその時の気候で服装は変るとは聞いていたけれど、本当に簡単に変っている。
でも、コートを着ていても暑いと言うことはないんだよね。ヨーロッパ人は寒さに強いのかもしれない。
また体重が減少傾向にあるみたいで、このところ夕方体重を量ると、針は微妙に50キロのメモリの下側になっている。
脂肪がなくなって、寒さに弱くなってきたのかしら。

帰宅途中に見かけた温度計は20度。
朝の空気の雰囲気はたしかに初夏を思わすような感じではあったけれど、コートを着ていても違和感はなかったのに、この変り様はすごい。
天気予報では、明日から週末は雨。最高気温は13度くらい。
やっぱり春かな。

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2004/03/17(水) 22:04
元に戻らないこと

今朝から落ち込んでしまった。
お気に入りのマグカップを落として割ってしまった。転勤のお餞別に同僚たちから頂いたカップ。
自分で買ったものだったら諦めもつくけれど、プレゼントだっただけにがっくりとしてしまった。
その時にコーヒーメーカーの滓入れがいっぱいじゃなかったら、作業のためにカップを置く場所がそこではなかったら、その時に人が来て振り向かなかったら...
と、いろんな要素が重なって起こってしまった事故だけれど、いまさら元には戻らない。
ごめんなさいね、べスやみんな。
とりあえず、アロンアルファで修復して、でも破片がかなり細かくなってしまったので、カップとしての用は足さないと思うので、記念に残しておきます。
しかし、残念だった...

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2004/03/16(火) 21:02
虫がでてきた?

朝7時の出勤のときも、もうすっかり明るくなった。夕方も6時過ぎても明るい。
暖かくなると、もうさっそくカフェの前の通りにテーブルが出て、みんな夕方の一時をビールなどを飲んでいる。
例えは悪いけど、春になって虫が湧いて出てきたみたい(笑)。
啓蟄って、地面の中で眠っていた虫たちが出てくるんだよね。

6月に受けるビジネス英語検定の練習問題の宿題をしたけれど、難しい。
今回の宿題はリーディングの問題。さらっと読んだくらいでは、ちゃんと頭に入ってこないのよね。
頭の中はお酒でスポンジ状態なのかも(汗)
ライティング、ヒアリング、インタビューと内容もいっぱい。
今日受験料340フランを払い込んだけど、受かるのかしら。

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2004/03/15(月) 20:39
静かな日常

お嬢さんたちは今朝ストラスブールに発ちました。
今夜は、また静かな日常に戻りました。
こんな出会いも楽しかった。彼女たちも楽しんでくれたのだったらいいけれど。

今日は暖かくて、セーターもマフラーも要らないくらい。
朝も夕方もずいぶんと明るくなってきた。

シャワーの後体重を量って、体重計から降りる時に、目の前のタオル掛けのバーの角に頭を打ち付けてしまった。
1センチくらい筋になって血が滲んできた。
痛いよぉ、と声に出してから、情けない気分になった。
奥さんは、そんなに頭を打って、もうだめなんじゃない、などと言うし。

「前略プロフィール」という自己紹介サイトに登録したのを、「かやのこと」にリンクしたのは先日。
検索機能があるので、「茅野」とか「かや」で検索してみたら、茅野さんも、かやさんもいますね。
かやさんは、やっぱり女性の方が多かったけれど、男性でかやさんもいるんですね。
香水でイリスを愛用してる男性も発見。遊んでいるとなかなかおもしろい。

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2004/03/13(土) 14:52
昨日のスキーのこと

昨日は朝から雨が降っていた。
いきなり出鼻を挫かれた格好ではあるけれども、とにくかう出発する。
しばらく高速を走ると雨の降った様子もない。一安心といったところ。
ルツェルンでは、すんなりとゲストたちと落ち会うことができて、スキー場まで走った。
着替えやレンタルで上に上がったのは、もうお昼前。
頂上までゴンドラで上がってみて、昼食をとる。3000メートルを少し越えているので、気圧が低いのかすこしめまいのようなものを感じた。しかし、景色はさすがにすごかった。
午後にしばらく滑ってから、ふもとまで滑り降りる。とにかくコースは長い。
5時頃に出ても、帰宅したのは6時半前だった。ほとんど高速で行けるし、日帰りにはいいスキー場だと思う。
帰り道は途中から雨になり、結局雨の中を帰りついた。

ところで、スイスの高速道路は走りやすい。最高速度は表示がなければ120キロ、トンネルなどでは100キロか80キロ。
ドライバーはスピード制限を律儀に守る。追い越し車線を塞いだりもしない。無謀な運転は見かけない。
そもそも、町の中でも横断歩道を渡ろうとする人を見かけると、必ずと言っていいほど一旦停止をするくらいマナーがいい。
みんながそういう走り方をするから、自分もそうなってしまう。

お客さんたちは、大学生のお嬢さんたち。若いお客さんと会うのも楽しい(なんだか歳をとったもんだと感じる)。
今日は、彼女たちは市内を観光にでかけた。
明日はストラスブールに行き、そのままパリは行くそうだ。20日間ほどで、いろいろと回るとのこと。
航空料金は、往復7万円弱らしい。格安航空券ってすごい。

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2004/03/12(金) 17:52
この週末

明日は、また日帰りスキーの予定。
奥さんの友人の娘達二人がヨーロッパ旅行にくるので、家にも寄ってゆく。
明日の朝にルツェルンの駅で彼女たちを拾って、そのままスキーに行く。
行き先はお正月に電車に乗って行ったエンゲルベルク。
しかし、それなのにここでは雨が降っている。明日の予報も雨。
ただし、エンゲルベルクのゴンドラを登った先は晴れているかもしれない。
明朝にインターネットでチェックしてみて、向こうも雨だったら予定変更になりそう。

で、彼女達は明日、明後日は家に泊まって、それから先はどうするのかな?
奥さんも、何日いるのか知らない、って言ってるし(笑)
ん〜、その間ワンピ着れないから、またパジャマだなぁ。
そういえば、義姉はすっかり忘れていたのか、わたしにくれるといっていたパジャマを置いていかなかった。残念。

すっかり無料宿泊施設になってきたようです(笑)
これまではみんな奥さんの関係者だから、いつかわたしの関係者も来て欲しいな。
個室が余分にあるわけではないので、居間でのお泊りになりますが。

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2004/03/11(木) 21:22
几帳面ではないけれど

夜7時半から、インターナショナルスクールで来期のカリキュラムの説明会があった。
会社から帰宅してから、迷ったけれど髪を洗った。髪が乾くまで髭抜き。
やっぱり出かける直前にドライヤーをしなければならなかった。
7時半の数分前に学校に到着したが、ドアがロックされている。
数組の他の父兄たちと、うろうろとしてしまった。
結局、中から開けて貰えて入ることができたけれど、もう会場はいっぱいで、説明会も始まっていた。
段取りが悪いですね。
で、内容はたいしたことではなかった。

9時頃に帰って、遅くなった夕食。
ちょっと時間が狂ってしまうと、予定も狂う。もう少し髭抜きをしてから、もう今日はあきらめた。
日記も自分にとっての一日のスケジュールなので、これもできるだけ抜かしたくはない。

几帳面な性格だとは思わないけれど、時間割を変えるのに抵抗感があるとは思う。
それとか、旅行日程なども固執する。途中で寄り道をするとか、予定変更とかしない。
行き当たりばったりの旅行ができない性質のようだ。
最初から、計画は行き当たりばったり、と決めておけば、それも可能かもしれないけど。

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2004/03/10(水) 18:06
不調

左腕が痒いので見てみると小さく点のような盛り上がりがある。
右腕も痒いのだけれど、同じくらの位置にやっぱり盛り上がりが。
できものにしても虫さされにしても、左右対象にできるなんてあるものなのかしら?
風邪の前兆か、今日は喉もいがらっぽいし、なんだか調子が悪い。
とはいえ、英語のレッスンがある日なので出かけないといけない。
先週はファスナハトでお休みで、その前の週は、わたしだけお休みしてしまったので、今日はどうしても行かないわけにはいかない。

髭抜きも、そうそうにしてみたけれど、短すぎてつかめない。産毛もたくさん。
一番嫌な状態かもしれない。

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2004/03/09(火) 20:36
時の流れ

雑記帖に久しぶりに書いてもらえたから、すぐにお返事したけれど、時の流れを感じてしまった。
もう、あれから三十年近い歳月が経ってしまった。
その頃、今の年齢の自分なんて想像もできなかったのに。
逆に、降り返っても、そんなに大差のない自分がいまもあると思ってしまう。
ただ、その時の2年の歳の差は、もう確かに無に等しくなっただろう。

和歌の恋歌に自分をなぞっていたあの頃は幸せな時代だった。
男性の歌人が女性の恋心を詠うように、わたしも女性として言葉を綴ろうとしていた。
その中でお互いの心の琴線に触れ合うことができた大切な人たち。
半ば恋であったのか、ただ恋に恋をしていただけだったのか、ただただ大好きだった人たち。
いろんな出会いや別れを思い出す。
みんな元気かなぁ。

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2004/03/08(月) 19:08
近づいたり遠ざかったり

朝出かける時に、また雪がちらちら降っていた。
昨日は穏やかな日だったけれど、春は近づいたり遠ざかったり。
ファスナハト休暇の週明けで、学校が始まり、エクストラのトラムが戻ってきた。
朝と夕方は、通常ダイヤのよりも、これが空いているので好んで乗っている。

さて、今週も髭を剃らずに抜くことにする。
前の週末も結局相当な時間を割くことになってしまって、週末の髭抜きの負担を減らすという目的は達成できなかった。
やっぱり、スタートに時点で週末に一気に抜いている状態だから、生えてくる周期はみんな同じだ。
ただ、その中でも若干のずれがあるだろうから、暫く続けていれば少しづつ平準化されないだろうか。
産毛はいっぱい生えてきている。抜こうとしても切れてしまう。
新しい毛の埋もれている黒い芯は、少し目立ちにくくなっただろうか。
ただ毛穴が盛り上がったりしてで、こぼこした感じで美しくない。
相変わらず何やってんだか、という気にならないでもないけれど。
春と一緒で、近づいたり遠ざかったり、ということか。

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2004/03/07(日) 20:15
事実と真実

今日、いつものようにHP訪問をしていたら、ある人の掲示板で知り合いの書き込みがあっった。
で、その人は暗にわたしを指して「Kさんはなぜかリンクを切られてしまいました」と。
その前に、そこにわたしは書き込みをしていたので、それはわたしのことだと分かる。
「事実」はその通り。以前に相互リンクを貼っていたけれど、リンクを外した。
それは、その人がHPを閉鎖されたからという理由がある。
確かに、リンクを外しますよ、という連絡はしなかったけれど、閉鎖されたサイトにリンクは続けるものだろうか?
HPを再開したという連絡も貰った覚えがない。
それが、「真実」だ。なんだか鼻白んだ思いがした。
背後にあるものを説明しないで、ある「事実」だけを提示することは、必ずしも「真実」を意味しない。
それどころか、真実を捻じ曲げてしまう力がある。
その人の言葉は、あたかも、わたしが特定の意図をもってリンクを外したように暗示をしている。

その後に、「地雷」を踏まないように、続いていたので、思い当るふしがあった。
その人とは直接確執があったわけではないけれど、間接的に知っている「事実」がある。
そのことを思うと、その人がなぜそれを書いたかということに、暗澹としたものを感じた。
過去の確執をずっと引きずっているんだな。情けないような気持ちになった。

その人とリンクをしている頃、わたしは「恋文」を書き始めた。
暫くしてから、その人が言い放った言葉(「訪問帖」に書き込みをした)は忘れていない。
それは、「まだ続いてるの?もう止めちゃったかと思ったのに」という内容だった。
その時、わたしは、毎日真剣に思いのありったけを書いていた気持ちに、冷や水を浴びせ掛けられた思いをした。
思い遣りのひとカケラもない言葉に、わたしは凍りついた。
悪気はないのだろうと、穏やかにレスはしたけれど。

午後に、マリアシュタインという田舎町にドライブした。
岩をくりぬいた礼拝堂がある。そこは静謐な信仰の場という感じだった。
伽藍は、カトリックのマリア信仰の教会なので、スイスには珍しく華麗な色彩に彩られている。
日曜日の午後なのに、駐車場はいっぱいだった。
ミサを見学してから、周辺を散策して帰った。

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2004/03/06(土) 21:45
アリスの髪

昨日からの雨はあがったけれど曇り空。もう暖かくなってきている。
夜中の2時半に目が覚めて、まだ娘が起きているので眠るように言った。
その後、自分が眠れなくなって、髭抜きなどをする。
夜中のテレビの放送には、アダルトなのがあるとわかった。
Q2の案内のような電話番号とともに、裸の女性がにっこりと笑ってたり、ストリップをしていたり。
しかし、男性のヌードはなかった。残念かも(笑)

どうせ朝には娘は起きてこないだろうと思ったので、奥さんともども昼前に起す。
昨夜の残り物を朝昼兼用の食事とする。

それから買い物。
髭抜きと脱毛。
1週間剃らずに抜くだけでやってみたけれど、以前とそんなに変わらないのかもしれない。
でも、抜きやすい長さのが少ない。そのかわり、産毛のような細い毛が多い。
すぐに切れてしまうし、扱いにくいことこの上ない。
もう少し続けてみよう。

髪を洗ってから、乾きかけの状態でムースをつけてみた。
癖毛の状態で固定すると、なかなかきれいなウェーブ(自己満足)。
あと30センチ伸ばしたら、アリスみたいな(不思議の国のアリスですよ。谷村さんじゃないからね 笑)、ふわふわの巻き毛になれるかしら。
そういう髪型、一度してみたかった。
でも、この歳で、あの髪のボリュームは、もうできそうもない。

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2004/03/05(金) 22:10
明るくなってきた

近頃は通勤の行き帰りが、もう明るくなってきた。
日の短いときは、どっちも夜の続きと始まりのように暗かった。
今月末にサマータイムに替わるので、時間が一時間早くなる。
今は朝7時に家をでるけど、サマータイムが実施されると、それは8時になってしまうので、一時間早くしなければいけない。
ラジオとかテレビのタイマーは、なんと自動的に更新されるのです(その機能がついていれば)。
去年の秋に、冬時間に移ったとき、ビデオのタイマーが狂ってる、思ったのは間違いで、自動的に更新されていたのでした。
その翌朝、わたしは一時間早く出社してしまった。
でも、今回は冬時間から夏時間なので、間違えると一時間遅く出社することになります。
ちなみに、スイスでサマータイムの導入を検討していたときに、「牛にはサマータイムなんてない。いつも同じ時間に乳をしぼらないといけない」という反対があったそうです(多分)。

緯度は日本の北海道の北くらいかしら。
新婚旅行が12月の北海道だったんだけれど、夕方の4時には真っ暗だった記憶がある。
ここも、冬はそんな感じ。
でも、夏には夜10時を過ぎても、ほんのりと明るいのです。

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2004/03/04(木) 21:15
禁じ手

だんだん、顔に黒い点々が目立ってきた。生えかけの髭。
なかなか掴めるほどに伸びてこなくて、こんな状態になってしまった。
毎日抜ける本数は、少しだけ。手が疲れてしまう。
土日集中の脱毛をやって来たツケなのかしら。
まだ当面、この体制でやってみる。
なるべく土日の髭抜きの負荷を、平日に分散したいのです。

また洗髪の時に抜け毛が目立ってきた。嫌な気分。
一番わたしの拠り所は髪なのに。

少し禁じ手(謎)に心が動かされている。
とはいえ、ここでは日本よりも、手に入れにくいのではないのだろうか。

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2004/03/03(水) 19:33
ファスナハト最終日

まだ7時半の街の中、10人ほどの楽隊が太鼓を叩き、ブラスを吹きながら、後ろから迫るトラムをものともせずに、悠然と進む。
トラムも警笛を鳴らすでもなくゆっくりと進む。
そこまで大切な行事なんでしょうね。わたしはいらついたけど(笑)

昨日も今日もトラムの路線がお祭りのために市内中心部を迂回して走るので、いつもの経路では帰れない。
去年は、うっかりして目的とは違う路線に乗ってしまったので、今回は気をつけた。
トラムには相変わらずお祭り帰りの人達が、仮装をしていたり、ミモザを持って乗ってくる。
通りはコンフェッティで色とりどりに染まっている。

ここに来て、もう一年が経ってしまった。
とはいえ、まだ、異邦人の感覚は拭い去れない。
生活自体は落ちついたものの、言葉の壁も習慣の壁も、精神的な落ち着きを得るには、まだまだ厚いという感じです。

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2004/03/02(火) 20:45
毛抜きの方法

いつも土日に集中的に髭抜きをして、平日は剃っていたのだけれど、平日も抜くことにしてみる。
土日の負担が大きくて、髭抜き以外は食事の支度と買い物、ちょっとした散歩くらいしかできない。
もしも、平日に抜くことで土日の作業が楽になるなら、土日にできることが増える。
それと、土日だけではどうしても抜けない短い毛があって、それが面白くない。

今日は、初回の毛抜きをしてみたけれど、なかなか掴める長さになっていない。
産毛のような細いのは、すぐに切れてしまう。
皮膚の下に、今から生えようとしている黒い毛の根元が透けて見える。とても美しくない。
うーん、うまく計画通りに行くのだろうか。
とにかく抜けるのは、なるべく抜いてみた。
こんなことで苦労するのは、馬鹿げているのだろうか。

今日もファスナハトの続き。
トラムのダイヤが臨時になっているので、いつもと違う経路で帰る。
トラムの中も、通りも、コンフェティが散らばっている。
トラムの中からでも、仮面を被り衣装を着たグループがピッコロを吹いたり、ドラムを叩いたりしながら歩いているのが見える。
女の子が猫の着ぐるみを着てトラムに乗ってきた。今日は子供たちのファスナハトの行進がある日。
雪が少しちらついていたけれど、みんな元気だなぁ。

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2004/03/01(月) 18:38
ファスナハトの日

昨夜は、結局隣町には出かけませんでした。
奥さんから電話を受けて、準備していた夕食に少し付け足しをした。
娘と二人だけで夕食を食べて出かけるなら、茹で野菜と卵焼きと、インスタントのスープで済まそうと思ってたんだけれど。
何かお惣菜を買って帰るとのとだったので、サラダを少し追加する。
帰りを待っている間にテレビをつけると、その隣町の火祭りの様子がライブで放送されていた。
ここに居ながらにして、ベストアングルで見ることができました。
それにしても、すごい人出のようです。現地に行っていたら、人の背中ばかりで何も見えなかったかも。

今朝の早朝は、3時に出かけてファスナハトの最初の光景に立ち会いました。
恒例で4時の鐘の音と共に街灯が全部消えて、暗闇のなかにピッコロとドラムの音が響きます。
去年は一人だったけど、今年は5人。やっぱり、どこからわいて来たのか、というくらいの人ごみ。
はぐれないように気をつけていないといけなくて、去年のようにお祭りに集中できませんでした。
凍えそうになりながら1時間ほどで帰途につきました。

軽い朝食後に1時間くらい仮眠して、義姉と友人たちをチューリッヒ空港まで送りました。
途中雪が降っていて、ちょっと怖かったです。外気温はマイナス3度とかで、雪は道路で埃のように白く舞っていました。
空港でトイレに行ったら、女性用の扉を通り過ぎて男性用に行く手前で、向こうからやってきた掃除のおばさんが、わたしの後ろの方を指差して何か言うの。
男用は使えないと言ってるのかなぁ?と思って、「だめなの?」って言ったら、変な顔をして行ってしまった。
ひょっとしたら、わたしが女だと思って、女性はそっち、って言ったのかしら?(笑)

帰宅したのは10時過ぎ。奥さんは眠りに行き、娘も眠っているので、一人で毛抜き。
昼食を作ってから二人を起す。

早めに昼間のパレードを見に行きたかったんだけれど、娘はぐずぐずしているし、奥さんはメールチェックなどを始めるし、結局家を出るのが2時半過ぎになってしまった。
やっぱり人出は多い。暫く見物しながら、キャンディー、ミモザ、ちょうだいってしてたけど、すごく寒くなってきて、一時間足らずで撤収。
今年もミモザ、貰えなかった...

寒いと思ったら、雪がちらちらしていた。